ヒューマノイド
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人間型ロボット[3]

と記載されている。
ヒューマノイドロボット

人間型のロボットは『ヒューマノイドロボット』(Humanoid Robot)と呼ばれる[4][5][6]。実用化に向けた研究が大学研究所などで行われており、関連する論文は多い[4][5][6]。「ASIMO[4]や「HRP-2[5]などの二足歩行ロボットの他にも、車輪によって移動を行う「Pepper[7][8]などもヒューマノイドロボットとして紹介される。バイクの操縦に特化し、単独では移動不可能な人型ロボット「MOTOBOT」も、ヒューマノイドとして紹介される事がある[9]

ホビー用の小型二足歩行ロボットや4mと大型な搭乗型の機体でもヒューマノイドロボットとして紹介される事がある[10][11]
人型である必要性
ヒューマノイドロボットには人間に合わせてデザインされたシステムが使えるという点や、話をすることを受け入れやすい[12]というメリットはあるものの、技術的な困難さや与えられた目的に必ずしも最適な形状ではないとし、イメージ先行の開発を危惧する見方がある[13]。ロボットを人型にするのは、ユーザーに受け入れられるための手段の1つにすぎないという見方もある[14]香港のハンソン・ロボティクス(英語版)による世界史上初めて市民権を与えられたロボット「ソフィア」もヒューマノイドロボットである[15]
競技大会
ヒューマノイドロボットが出場する競技大会としては、「DARPAロボティクス・チャレンジ」や「ROBO-ONE」、「ロボカップ」などがある。

ヒューマノイドロボット

ホンダASIMO

NASAヴァルキリー

適用

日本において労働災害事故件数は年々増加傾向にあり、人的労働をヒューマノイドに置き換えるとした着想がある。
未確認動物

人型をした未確認動物もヒューマノイドと呼ばれる。「フライング・ヒューマノイド」や「アタカマ・ヒューマノイド」など。
架空

サイエンス・フィクションに登場する人型のロボット「C-3PO」や宇宙人地球外生命)など。ロボットに関しては、一般的な機械的な外観のロボットに対して、@media screen{.mw-parser-output .fix-domain{border-bottom:dashed 1px}}アシモフ鋼鉄都市』のR・ダニール・オリヴォーの様に[要出典]、特に人間そっくりの外観を持つロボットを指して用いられる場合もある[16]

ファンタジーに登場する『人間によく似た体構造や知性を持つ異種族』(エルフドワーフゴブリンリザードマンワーウルフなどの獣人など)をまとめる際にこの訳語が当てられる事もある。

類似のものとして映画『ロボコップ』シリーズに登場するロボコップや、映画『ターミネーター』シリーズに登場するT-800などがあるが、ロボコップはサイボーグ、T-800はアンドロイドとして扱われる[17][18]
脚注[脚注の使い方]
出典^ 『新英和大辞典第六版』研究社、2002年、1197頁。
^ 『コンサイスカタカナ語辞典第4版』三省堂、2010年、894頁。
^現代用語の基礎知識2006』自由国民社、2005年、1422頁。※他年度版(2013等)にも記載あり。
^ a b c “ヒューマノイドロボットASIMOの開発”. 本田技術研究所 (2001年4月1日). 2017年1月5日閲覧。
^ a b c “ ⇒ヒューマノイドロボット・HRP-2の開発” (PDF). 川田工業 (2004年). 2017年1月5日閲覧。
^ a b “ヒューマノイドロボットのシステム実現 - ロボットシステム記述言語 EusLisp による実装 -”. 東京大学 (2006年1月24日). 2017年1月5日閲覧。
^ “ヒューマノイドロボット”. 株式会社日経BP (2016年1月15日). 2017年1月5日閲覧。
^ “Pepperを動かす「アプリ」を作ろう?まずはSDKの基本的な使い方を習得する (1/4)”. MONOist (2015年1月20日). 2017年1月5日閲覧。
^ “バイクの改造一切なし! ヒト型ロボ、世界王者に挑戦”. 産経ニュース (2015年11月1日). 2017年1月5日閲覧。
^ “近藤科学、直営店ROBOSPOTを東京荒川区に移転・リニューアルオープン!”. マイナビニュース (2014年6月23日). 2017年1月6日閲覧。
^ “中小企業の技術を集めて取り組む「コックピット内蔵型巨大ヒューマノイドロボットの開発」 (1/3)”. MONOist (2013年7月4日). 2017年1月7日閲覧。
^ “ ⇒ロビの生みの親、高橋智隆:「未来のロボットはスマートフォンに取って代わる」”. WIRED (2013年12月6日). 2017年1月5日閲覧。
^ “「ヒト型ロボットは最適ではない」IEEEフェロー広瀬氏が語るロボット開発の方向性”. MONOist (2014年10月14日). 2017年1月5日閲覧。
^ “ロボットが人型である必要性とは――人間にとって最適なロボットデザインを考える (2/2)”. MONOist (2013年11月15日). 2017年1月6日閲覧。
^ Sophokles (2017年10月27日). “ヒューマノイドロボット「ソフィア」がサウジアラビアで市民権を獲得”. IRORIO. 2018年3月8日時点のオリジナルよりアーカイブ。


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