パンドン
ウルトラシリーズのキャラクター
初登場『ウルトラセブン』第48話
作者池谷仙克(デザイン)
高山良策(造型)
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パンドンは、円谷プロダクションによる特撮テレビドラマ『ウルトラセブン』をはじめとするウルトラシリーズに登場する架空の怪獣。別名は双頭怪獣。 諸元パンドン 『ウルトラセブン』第48話「史上最大の侵略(前編)」および第49(最終)話「史上最大の侵略(後編)」に登場。 ゴース星人が地球侵略のために大型宇宙艇パンドン・キャリアー[11][12]で連れてきた怪獣。2つの顔の左右に嘴がある。体色は赤で、高熱火炎[注釈 1]を双頭にある鳥の嘴状の口から吐く。ウルトラセブンが過労によってエメリウム光線も蓄積疲労で満足に放てないほど衰弱していたこともあり、アイスラッガーを叩き落として殴打で苦しめるなど、一時は優位に立つ。しかし、アンヌが操縦するウルトラホーク3号による援護攻撃で生じた隙に、力を振り絞ってアイスラッガーをナイフのように振るったセブンの斬撃を受け、左腕と右脚を切断されて倒れる。 その後、ゴース星人に回収されて義手や義足を取り付けられ、改造パンドンとして復活する。 諸元改造パンドン
『ウルトラセブン』に登場するパンドン
PANDON[出典 1]
別名双頭怪獣
身長40 m[出典 2]
体重1万5千 t[出典 2]
出身地ゴース星[出典 3]
スーツアクター:西京利彦[14]
劇中では単に怪獣(モンスター)と呼ばれる。
脚本では名称は「バンドン」となっており、放送当時の書籍でもそう記載されていたが[出典 4]、「パンドン」と誤植されて以後も訂正されず、現在の公式設定となった[注釈 2]。
デザインは池谷仙克が担当した[17][18]。デザイン画では鳥のような形の頭部が2つあり、高山良策によって最初に制作された着ぐるみも同様の形状だったが、その後に円谷プロ造形部の現場スタッフによって頭部が改修され、本編での形状になった[出典 5]。監督を務めた満田かずほはこの件に関して「当時の技術で2本の首を同時に動かすのは無理だと思った」と後のインタビューで述壊している[21]。嘴はボール紙で作られている[22]。池谷は後年のインタビューで、改修後の造形は気に入らなかった旨を語っている[17]。
金城哲夫の脚本では、セブンのビームランプに蹴りを入れて「割る」描写がある。変身を解除した後のダンが額に裂傷を負っているのは、この名残である。
@media screen{.mw-parser-output .fix-domain{border-bottom:dashed 1px}}双頭の目はテレビではほとんど目立たないが、フィギィアでは存在が確認できる。[独自研究?]
一峰大二の漫画版『ウルトラセブン』では、テレビ版に比べると双頭の目が明確な面相で登場し、再生能力などを駆使してウルトラ警備隊やセブンを苦しめる。この戦闘でセブンのビームランプを割るが、最後は光の国から送られたエネルギーで復活したセブンによって倒される。
改造パンドン
別名双頭怪獣
身長40 m[出典 6]
体重1万5千 t[出典 6]