パナソニック_サイクルテック
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1980年代はランドナーロードレーサー、ミキスト[注釈 2]デモンターブルなどのラインアップを揃えた「ラ・スコルサ・ヌーボ」シリーズ、セミオーダー車「POS」(パナソニック・オーダー・システム)で知られた。ロードレーサーの分野では、1980年代から1990年代にかけてオランダを本拠地とするロードレースチーム、Panasonicチーム(英語版)をスポンサードし、フレームなどの機材も供給した。このチームはツール・ド・フランスなどにも出場する強豪であった。特にチームタイムトライアルが強く、ステージ優勝もしている。また、日本国内のフレーム・完成車メーカーとしては、初めてマイヨ・ジョーヌ(総合1位)を獲得し、数日間維持したこともある(これが「レ・マイヨ」シリーズの由来である)。

トラックレーサーの分野でもNJS(日本自転車振興会。現・JKA)認定を受けたフレームを生産しており、他社と比較して安価であるため使用している競輪選手も多い。

アルミカーボンフレーム全盛の現在ではどちらかというと傍流のフレームメーカーであるが、クロモリフレーム再評価の流れの中で、クロモリやチタンのオーダーメードフレーム(POS)を手頃な価格で供給し続けている同社の存在感は小さくない。

折り畳み自転車についても高い技術を持ち、トップモデルのトレンクル6500は、折り畳めばコインロッカーに収納できるサイズで、重さは6.5kgと、当時の最軽量記録を1kg更新している。
脚注[脚注の使い方]
注釈^ ブリヂストンサイクルミヤタサイクルにOEM。
^ 女性向けでトップチューブが強く傾斜してリヤエンドに直結している形式

出典^ a b c d e f パナソニックサイクルテック株式会社 第76期決算公告
^ NC編集部「NCサロン大関・小錦のスペシャルバイク」『New cycling : 自転車が好きな人のサイクルマガジン』第26巻第11号、ベロ出版、1988年11月、114頁、.mw-parser-output cite.citation{font-style:inherit;word-wrap:break-word}.mw-parser-output .citation q{quotes:"\"""\"""'""'"}.mw-parser-output .citation.cs-ja1 q,.mw-parser-output .citation.cs-ja2 q{quotes:"「""」""『""』"}.mw-parser-output .citation:target{background-color:rgba(0,127,255,0.133)}.mw-parser-output .id-lock-free a,.mw-parser-output .citation .cs1-lock-free a{background:url("//upload.wikimedia.org/wikipedia/commons/6/65/Lock-green.svg")right 0.1em center/9px no-repeat}.mw-parser-output .id-lock-limited a,.mw-parser-output .id-lock-registration a,.mw-parser-output .citation .cs1-lock-limited a,.mw-parser-output .citation .cs1-lock-registration a{background:url("//upload.wikimedia.org/wikipedia/commons/d/d6/Lock-gray-alt-2.svg")right 0.1em center/9px no-repeat}.mw-parser-output .id-lock-subscription a,.mw-parser-output .citation .cs1-lock-subscription a{background:url("//upload.wikimedia.org/wikipedia/commons/a/aa/Lock-red-alt-2.svg")right 0.1em center/9px no-repeat}.mw-parser-output .cs1-ws-icon a{background:url("//upload.wikimedia.org/wikipedia/commons/4/4c/Wikisource-logo.svg")right 0.1em center/12px no-repeat}.mw-parser-output .cs1-code{color:inherit;background:inherit;border:none;padding:inherit}.mw-parser-output .cs1-hidden-error{display:none;color:#d33}.mw-parser-output .cs1-visible-error{color:#d33}.mw-parser-output .cs1-maint{display:none;color:#3a3;margin-left:0.3em}.mw-parser-output .cs1-format{font-size:95%}.mw-parser-output .cs1-kern-left{padding-left:0.2em}.mw-parser-output .cs1-kern-right{padding-right:0.2em}.mw-parser-output .citation .mw-selflink{font-weight:inherit}OCLC 855386302、全国書誌番号:00019178。 
^ “JR東日本 コンパクト自転車開発 ナショナル自転車と”. 交通新聞 (交通新聞社): p. 1. (1998年9月8日) 

関連項目

パナソニック・ルートステン - 同社が販売する通学用シティサイクル

パナソニック・ヴィアトーレ - 同社が販売する通学用シティサイクル

パナソニック・プレタポルテ - 同社が販売する通学用シティサイクル。同名で、かつてショッピングサイト「パナセンス」で発売されていた、フレームカラーオーダーができるトレンクルの同型車。

パナソニック・ドラクル

イナズマンイナズマンF - 当時の提供スポンサーの一つで、放送当時「ナショナル自転車イナズマン号」という児童向け自転車を発売。また劇中で「少年同盟」メンバーが使用する自転車に、同社が当時発売していた「エレクトロボーイZ ブラックマスク」を使用していた。

魔法少女ララベル - 当時の提供スポンサーの一つで、放送当時「ナショナル自転車ララベル」という児童向け自転車を発売、テレビCMには主人公の立花ララベルも登場した。このCMはDVD-BOX1に映像特典として収録。

浅草ふくまる旅館 - ドラマの劇中で唯一自転車を供給している。

青の炎 - 主人公の少年が、同社のチタン製フレームをつかったロードレーサーに乗り、重要なモチーフとなっている。映画版ではスポンサーの関係からか他社製になっている。

シャカリキ! - 主要キャラのひとり、鳩村大輔が同社製ロードレーサーを愛用している。映画版では機材をスポンサードしたため原作と違って主要キャラのすべてが同社製ロードレーサーを使用している。


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