2016年、都市対抗野球に近畿地区第4代表として出場する。これにより前身の松下電器時代から数えて都市対抗の本選出場回数が通算50回を達成した。この記録は、日本生命(大阪市)以来史上2チーム目となる。
2022年4月1日付けをもって、パナソニックのスポーツクラブ事業の運営を手掛ける新会社「パナソニックスポーツ株式会社」が設立され、パナソニック野球部は(日本野球連盟には引き続き企業チーム登録の扱いのままで)、パナソニックスポーツが委託運営母体となった[3]。
設立・沿革
1950年 - 『松下電器野球部』として創部。
1953年 - 都市対抗野球に初出場(初戦敗退)。
1960年 - 都市対抗野球で準優勝。
1974年 - 日本選手権に初出場(第1回大会・初戦敗退)。
1979年 - 日本選手権で準優勝。
1999年 - 日本選手権で準優勝。
2000年 - 日本選手権で初優勝。
2005年 - 日本選手権で2回目の優勝。
2008年 10月1日- 母体の社名変更に伴い、チーム名を『パナソニック野球部』に改称。
主要大会の出場歴・最高成績
都市対抗野球大会:出場56回、準優勝1回(1960年)
社会人野球日本選手権大会:出場43回、優勝2回(2000、2005年)、準優勝2回(1979、1999年)
JABA静岡大会:優勝1回(1967年)
JABA長野県知事旗争奪野球大会:優勝2回(2009、2014年)
JABA京都大会:優勝6回(1978、1983、1984、1997、2009、2018年)
JABA岡山大会:優勝3回(1965、2001、2015年)
JABA四国大会:優勝3回(1997、2001、2009年)
JABA九州大会:優勝3回(1973、2012、2021年)
JABA日立市長杯争奪大会:優勝1回(1994年)
主な出身プロ野球選手
河野旭輝(内野手) - 1954年に阪急ブレーブスに入団
有田哲三(投手) - 1967年ドラフト8位で広島東洋カープから指名を受け、翌1968年シーズン終了後に入団
日野茂(内野手) - 1967年ドラフト外で中日ドラゴンズに入団
加藤秀司(内野手) - 1968年ドラフト2位で阪急ブレーブスに入団
岡田光雄(投手) - 1968年ドラフト3位で近鉄バファローズに入団
福本豊(外野手) - 1968年ドラフト7位で阪急ブレーブスに入団
上田容三(投手) - 1971年ドラフト9位でロッテオリオンズに入団
吉村健二(内野手) - 1972年ドラフト外で太平洋クラブライオンズに入団
福井保夫(投手) - 1974年ドラフト1位で近鉄バファローズに入団
山口高志(投手) - 1974年ドラフト1位で阪急ブレーブスに入団
高橋寛(捕手) - 1976年ドラフト5位でヤクルトスワローズに入団
福間納(投手) - 1978年ドラフト1位でロッテオリオンズに入団
山田勉(外野手) - 1980年ドラフト4位で南海ホークスに入団
岡本光(投手) - 1982年ドラフト2位で読売ジャイアンツに入団
小原秀天(投手) - 1987年ドラフト外で読売ジャイアンツに入団
潮崎哲也(投手) - 1989年ドラフト1位で西武ライオンズに入団
水本勝己(捕手) - 1989年ドラフト外で広島東洋カープに入団
小池秀郎(投手) - 1992年ドラフト1位で近鉄バファローズに入団
古池拓一(投手) - 1992年ドラフト6位で中日ドラゴンズに入団
原井和也(内野手) - 1995年ドラフト5位で西武ライオンズに入団
建山義紀(投手) - 1998年ドラフト2位(逆指名)で日本ハムファイターズに入団
愛敬尚史(投手) - 2000年ドラフト2位で大阪近鉄バファローズに入団
大久保勝信(投手) - 2000年ドラフト2位でオリックス・ブルーウェーブに入団
岡ア太一(捕手) - 2004年ドラフト自由獲得枠で阪神タイガースに入団
久保康友(投手) - 2004年ドラフト自由獲得枠で千葉ロッテマリーンズに入団
楠城祐介(外野手) - 2008年ドラフト5位で東北楽天ゴールデンイーグルスに入団