パシフィコ横浜・国立大ホール
(国立横浜国際会議場)
National Convention Hall of Yokohama
情報
完成1994年4月
開館1994年4月25日
開館公演THE ALFEE
客席数5,002席(1階席:3,260席、2階席:994席、3階席:748席)
用途国際会議、各種大会、コンサート、舞台
運営株式会社横浜国際平和会議場
所在地〒220-0012
横浜市西区みなとみらい1-1-1
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横浜国際平和会議場(よこはまこくさいへいわかいぎじょう、英語: Pacific Convention Plaza Yokohama)は、神奈川県横浜市西区みなとみらい一丁目にある国際会議場と展示ホール、ホテルなどからなるコンベンション・センターおよびその運営会社の名称。
施設の通称はパシフィコ横浜 (PACIFICO YOKOHAMA) 。「パシフィコ」は、「Pacific + Convention」を基にした造語である[6]。近年ではMICE施設としての機能の強化が図られている。また、国際会議の開催件数(会場別)が19年連続で国内最多になるなど[7]、日本を代表する国際会議場である。
本項では、隣接地に整備された「横浜みなとみらい国際コンベンションセンター」(通称: パシフィコ横浜ノース)についても扱う(後節参照)。 民活法(民間事業者の能力の活用による特定施設の整備の促進に関する臨時措置法)の全国第1号の施設[8]としてみなとみらい地区(国際大通り沿いの18・22街区)に建設され、1991年7月29日に会議センターとヨコハマグランドインターコンチネンタルホテルが最初に完成。続けて10月12日に展示ホールも完成した。さらに1994年4月25日には国立大ホール[注 1](国立横浜国際会議場)が落成し、こけら落しはTHE ALFEEが行った。 2002 FIFAワールドカップのメインプレスセンター設置のため、2001年に展示ホールが増設された。2010年代には展示ホールの稼働率が限界に近づいていることから更なる拡張も計画され[9]、隣接地(20街区)に新たな展示場が整備された(詳細は後節)。 アジア太平洋経済協力首脳会議 (APEC) を2010年に開催。この他にも、国際会議やコンサート、展示会などが数多く開催されており、情報処理技術者試験・中小企業診断士試験の会場としても使用された実績がある(後節も参照)。また、特撮を含むテレビドラマのロケに使われる場合もある。 当施設の中心にある円形広場(プラザ)より各施設へは「国際交流ゾーン」という石畳が敷かれた通路で接続[10]。また隣接する海側の臨港パーク(19街区)とデッキ(現状は仮設構造、2021年度より本設デッキの整備実施計画あり)で接続するほか、国際大通りを挟んで向かい側にあるクイーンズスクエア横浜(24街区)とも歩行者デッキ「クイーンモール橋」(連絡橋)により接続されている。 当施設を運営する株式会社横浜国際平和会議場は、臨港パークも管理している。同社は、当施設から出る廃プラスチックなどの産業廃棄物や、食品廃棄物を発酵させたメタンを燃料とする廃棄物発電(火力発電)を他社と協力して行っており、得られた電力は臨港パークにも供給している[11]。 当施設はみなとみらい地区の18街区と22街区にまたがって立地しているが、北側に隣接する20街区(敷地面積約2万2千m2)にて新たな複合展示施設をPFI方式(民間資金を活用、施設の設計・建設・供用後20年間の維持管理を含む)で整備する方針が決められた[12][13][14][15][16]。
概要
20街区における施設拡張計画