パシフィコ横浜
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また、施設完成後の運営手法については運営権を設定した上で企業に売却するコンセッション方式(施設を市が所有したまま運営権のみ売却)を採用しており、2016年12月には運営事業者を既存施設の所有・運営者でもある横浜国際平和会議場に決定(契約期間: 2017年3月下旬?2040年3月末)[20][21][22]、両施設の一体運用による相乗効果とMICE開催都市として競争力ブランド力の向上などを目標にしている[15][19]

2018年2月には新展示場(新MICE施設)の名称が「横浜みなとみらい国際コンベンションセンター」(英語: Yokohama Minato Mirai International Convention Center / 通称: パシフィコ横浜ノース〈PACIFICO YOKOHAMA NORTH〉)と発表された[23][24]

その後、同展示場は当初の計画通り2020年4月24日に開業を迎えた。主要施設として1階に多目的ホール(約6,300m2、最大収容人数約6,000人、8分割まで可能)、2階?4階に会議室(大中小42室、計6,185m2)を設けており、会議場としては併せて3,000人規模の会議が開催可能となっている[25][26]#ノースも参照)。
20街区内併設ホテルとデッキの整備

歩行者動線キング軸(新施設と同時に整備)を挟んで北側に、リゾートトラストが開発する会員制リゾートホテル横浜ベイコート倶楽部 ホテル&スパリゾート」および一般高級ホテル「ザ・カハラ・ホテル&リゾート 横浜」(米国ハワイ州オアフ島のホテルブランド「ザ・カハラ・ホテル&リゾート」の世界展開第一号)[27]が共に入る特徴的な外観の建物が建設され、それぞれ2020年9月に開業した[28]

また、既存施設と接続するデッキ[24]のほかに、前述のキング軸の一部として臨港パークおよび2棟の集合住宅が建つ50街区(国際大通りを挟み新高島駅方面)との間に新たな歩行者デッキも整備され[24]、いずれも2020年4月に開通している[29]。なお、50街区との間の国際大通りを渡る歩行者デッキは一般公募により「キングモール橋 (きょう)」と命名された[30][31]
施設
展示ホール

展示会、イベント、コンサートなどが行われる全天候型のフリースペース。展示面積は20,000m2、最大天井高19mでパシフィコ横浜で最大の広さを持ち、4分割可能な無柱構造になっている。なお、柱のない展示スペースとしては名古屋市国際展示場(ポートメッセなごや)の第1展示館と並び日本最大となる。2階にはコンビニやレストランが入居する[32]
国立大ホール

約5,000人収容可能な国内最大級の国際会議場であり、東日本唯一の「国立」会議場。パシフィコ横浜のメイン施設。ホール内は「巻貝」をイメージしており、最大客席は5,002席[33]
会議センター

ヨコハマグランドンターコンチネンタルホテルと接続する会議室。約50の会議室があり、最大は1階のメインホールで、約1,000人収容の劇場式ホールとなっている[34]。外観は「光」をイメージしている。
アネックスホール

2001年に展示ホール横に建設された多目的ホール。展示ホール2階のコンコースと接続している。面積は1350m2で、6分割での使用が可能[35]
ノース

大型多目的ホールと42室の会議室から成るMICE施設。国内最大規模の約6,300m2の多目的ホールでは、立食5,000名、着席2,340名でのパーティが開催が可能[36]
ヨコハマ グランド インターコンチネンタル ホテル「ヨコハマグランドインターコンチネンタルホテル」を参照
屋外エリア

臨港パーク」「国際交流ゾーン」「ぷかりさん橋」「パシフィコ横浜ノース屋外周辺(オーシャンパティオ)」の4つの屋外エリアがある。


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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)
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