フィルム・ノワールを思わせる白黒映画であるが、カラー用のフィルムで撮影したものを編集でモノクロに変換したものである。そのため劇場公開されたモノクロのヴァージョンとは別に、カラー版が存在する。フランスなどヨーロッパの一部の国では、DVD特典として幻のカラー版が付属された[4]。 2001年10月31日に全米公開。北アメリカで約750万ドル、それ以外で約1140万ドルの興行収入を挙げた[1]。 2001年度のカンヌ国際映画祭監督賞を受賞。主演のビリー・ボブ・ソーントンがナショナル・ボード・オブ・レビュー賞の主演男優賞、撮影監督のロジャー・ディーキンスが英国アカデミー賞撮影賞をそれぞれ受賞した。
興行成績・評価
脚注[脚注の使い方]^ a b “The Man Who Wasn't There (2001)
^ コーエン兄弟のファンサイトyouknow-forkids.comによる映画の紹介 ⇒[1](参照:2009年3月26日)
^ Nev Pierce、“The Man Who Wasn't There (2001)
表
話
編
歴
コーエン兄弟監督作品
1980年代
ブラッド・シンプル(1984)
赤ちゃん泥棒(1987)
1990年代
ミラーズ・クロッシング(1990)
バートン・フィンク(1991)
未来は今(1994)
ファーゴ(1996)
ビッグ・リボウスキ(1998)
2000年代