バードン
ウルトラシリーズのキャラクター
初登場『ウルトラマンタロウ』第17話
作者鈴木儀雄(デザイン)
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バードンは、特撮テレビドラマ『ウルトラマンタロウ』をはじめとする「ウルトラシリーズ」に登場する架空の怪獣。別名は火山怪鳥。
初登場時にウルトラ戦士を2人も倒した実績から、「地球最強の怪獣」と称されることもある[1][2]。 諸元バードン 『ウルトラマンタロウ』第17話「2大怪獣タロウに迫る!」から第19話「ウルトラの母 愛の奇跡!」までに登場。 獰猛な鳥型の怪獣。あらゆる肉を好み、古代に一旦は死滅させたケムジラのほか現代の人間や家畜も捕食しようと、飛行機や食肉倉庫を襲って日本中を恐怖に陥れる。口から吐く4万度の火炎[出典 3]と、ウルトラ戦士にさえ致命傷を与えうる猛毒が含まれた鋭利なくちばし[出典 4]を、主な武器とする。 大熊山の火口で長い眠りに就いていたところ、火山活動の影響で復活して同じく復活したケムジラを貪っていく。その残存個体が巨大化してウルトラマンタロウと対峙した際には、割って入ってタロウを圧倒してカラータイマーを破壊し、エネルギー切れによる絶命に追い込む。逃走を図ったケムジラにはイエローガスを吹きかけられるが、ものともせず捕食して飛び去る。さらには、病院への襲撃を阻止しようとするZATのトリモチ作戦をしのぎ、駆けつけたゾフィーをも返り討ちにして殺害する。その後、さらなる被害拡大を懸念したZATによって全国から食肉や家畜を隠されたため、マンモス団地を襲撃して住民たちを次々と捕食していくが、ウルトラの母によって復活したタロウに阻まれたうえ、退散した先の大熊山では火口にあった同族の卵をZATに破壊され、タロウと3度目の激戦を繰り広げる。最後は、空中でタロウを追跡中にキングブレスレットの分身能力で撹乱されて大熊山の火口へ墜落し、その噴火によって爆死する。
『ウルトラマンタロウ』に登場するバードン
BIRDON[3][4]
別名火山怪鳥
身長62 m[出典 1]
体重3万3千 t[出典 1]
飛行速度マッハ10[8][9][10]
出身地大熊山火口[出典 2]
デザインは鈴木儀雄が担当した[出典 5]。鈴木は、デザイン時に何度も書き直して苦労したと述べている[12]。
造形物はスーツのほか、無可動のものと羽ばたくギミックがあるものの2種類の飛び人形と実物大のくちばしが用意された[14]。
第17話から第19話までの脚本を担当した田口成光は、3話連続の話となったのは視聴率の下がる夏枯れ対策として予算を節約する意図があったことを述べている[15]。
オープニングでの表記は、第17話で火山怪鳥バートン、第18話・第19話で火山怪獣バートンとなっている[6]。