バードン_(ウルトラ怪獣)
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この名称は『大怪獣バトル ULTRA MONSTERS NEO』でも使用されている。

『大怪獣バトル ULTRA MONSTERS NEO』では、口からの火炎はボルヤニックファイアと表記されている[19]

ウルトラマンメビウス』で造型を担当した品田冬樹は、バードンのデザインを「鳥の嫌なところを結集させたもの」と分析している[20]

メディア・ヴァーグのウェブメディア「マグミクス」では、「最も子供たちにトラウマを植えつけた最恐鳥怪獣」と称して挙げられている[21]

『ウルトラマンメビウス』に登場するバードン

諸元バードン
別名火山怪鳥
体長62 m
[22][23]
体重3万3千 t[22][23]
出身地大熊山[24]

ウルトラマンメビウス』第3話「ひとつきりの命」、第24話「復活のヤプール」に登場。

ドキュメントZATに記録が残るバードンの別個体で[24]、その個体が産んだ卵が孵化したものであると思われる[25]。「ウルトラマンを殺した怪獣」と特記されている。学名は「マグマバードン」[26][27]。狂暴な肉食で、超高熱火炎を口から放射し、鋭いくちばしを敵に突き刺すなど、見た目も能力も初代とほぼ同じである。くちばしの両脇にある毒袋には猛毒を蓄えており、くちばしを突き刺すと毒袋が収縮して猛毒を敵の体内へ流し込むという設定が追加・強調されている。この猛毒のせいで、周囲の樹木が立ち枯れしている描写がある。

ボガールに呼び寄せられ、先代と同様に大熊山の火口付近から出現し、ウルトラマンメビウスと対決。くちばしでメビウスの左腿を突き刺して猛毒を流し込み、メビウスが弱った隙に逃走した後、太平洋上でGUYSオーシャンの攻撃を受けて日本に戻り、とある漁村でメビウスと再対決する。猛毒が抜けきっていないメビウスを苦しめるが、GUYSクルーの援護射撃によって毒袋を撃たれ、猛毒が逆流して弱ったところをメビュームシュートとキャプチャーキューブの合体技を受けて倒される。それと同時に、メビウスの体内の猛毒も抜けきる。

第24話ではファイヤーウインダムの運用テストの相手役ホログラムとして実体化する[28]。また、第27話ではその戦闘力からマケット怪獣化が検討されるが、草木を枯らすほどの猛毒は環境に悪いということで却下された。

DXウルトラコクピット版『ウルトラマンメビウス外伝 超銀河大戦』では怪獣墓場で眠っていたが、アークボガールによって目覚めさせられてGUYSに襲いかかる。

スーツアクター:岩崎晋弥

造型はヴィ・ショップが担当[20]。第3話監督の村石宏實は初代バードンを見て鳥としては華奢な印象を受けたため、スーツを初代よりも太めに造形するように指示を出している[29]。初代の体毛に用いられていたサイザルは燃えやすいために使用できず、毛足の長いボアを用いている[20]

第3話のシナリオ上ではメビウスのメビュームシュートだけで倒される展開だったが、監督の村石から「それだと毒が飛び散る」という指摘があり、作中での展開に変更された[30][29]

『ウルトラギャラクシー大怪獣バトル NEVER ENDING ODYSSEY』に登場するバードン


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