バーチャファイター
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この項目では、バーチャファイター第1作について説明しています。

シリーズ全体については「バーチャファイターシリーズ」をご覧ください。

アニメ化作品については「バーチャファイター (アニメ)」をご覧ください。

バーチャファイタージャンル3D対戦型格闘ゲーム
対応機種アーケード (AC)対応機種一覧

セガサターン (SS)
スーパー32X (32X)
Windows 95 (Win95)

開発元セガ第2AM研究開発部
発売元セガ
プロデューサー鈴木裕
ディレクター鈴木裕
デザイナー石井精一[1]
プログラマー池淵徹
音楽中村隆之
シリーズバーチャファイターシリーズ
人数1 - 2人(対戦プレイ)
メディア業務用基板
(29.50メガバイト
稼働時期 1993101993年10月
199311281993年11月28日
1993年12月[2]
発売日一覧

SS
199411221994年11月22日
199505111995年5月11日
199507081995年7月8日
32X
199510101995年10月10日
199510201995年10月20日
199511301995年11月30日
Win95
199607031996年7月3日


デバイス8方向レバー
3ボタン
システム基板MODEL1
CPUV60 (@ 16 MHz)
MC68000 (@ 10 MHz)
サウンドYM3438 (@ 8 MHz)
MultiPCM (@ 8 MHz)×2
ディスプレイラスタースキャン
横モニター
496×384ピクセル
60.00Hz
パレット8192色
売上本数6519ポイント
(1994年度ベストインカム第2位)[3]
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『バーチャファイター』 (Virtua Fighter) は、セガが開発した3D対戦型格闘ゲーム。日本では1993年アーケードゲームとして稼働を開始した。アーケード版のシステム基板は「セガ・モデル1」を使用している。

グラフィックにポリゴン描画を使用し、人・ステージを三次元(3D)で表現した対戦型格闘ゲームは本作が世界初である。そのため、それまでのドットピクセル描画を使用した平面的(2D)なグラフィックの対戦型格闘ゲームとは異なる演出が革新的と評された。キャラクター操作も2D対戦格闘ゲームとは異なる仕様となっている(詳しくは#ゲーム内容を参照)。

既存の格闘ゲームとの大きな相違点は、技の中に飛び道具が存在しない。登場するキャラクターは、現代や過去に実在する武術を身に付けていることがゲームのリアリティーを高めている要素と言われている。CPUには学習機能があるので同じ攻撃の繰り返しが通用しないことがある[4]

本項では翌1995年にリリースされた、モデル1より廉価な基板であるST-Vに移植した上でグラフィックを若干リニューアルするなどした『バーチャファイターリミックス』についても解説する。
概要.mw-parser-output .ambox{border:1px solid #a2a9b1;border-left:10px solid #36c;background-color:#fbfbfb;box-sizing:border-box}.mw-parser-output .ambox+link+.ambox,.mw-parser-output .ambox+link+style+.ambox,.mw-parser-output .ambox+link+link+.ambox,.mw-parser-output .ambox+.mw-empty-elt+link+.ambox,.mw-parser-output .ambox+.mw-empty-elt+link+style+.ambox,.mw-parser-output .ambox+.mw-empty-elt+link+link+.ambox{margin-top:-1px}html body.mediawiki .mw-parser-output .ambox.mbox-small-left{margin:4px 1em 4px 0;overflow:hidden;width:238px;border-collapse:collapse;font-size:88%;line-height:1.25em}.mw-parser-output .ambox-speedy{border-left:10px solid #b32424;background-color:#fee7e6}.mw-parser-output .ambox-delete{border-left:10px solid #b32424}.mw-parser-output .ambox-content{border-left:10px solid #f28500}.mw-parser-output .ambox-style{border-left:10px solid #fc3}.mw-parser-output .ambox-move{border-left:10px solid #9932cc}.mw-parser-output .ambox-protection{border-left:10px solid #a2a9b1}.mw-parser-output .ambox .mbox-text{border:none;padding:0.25em 0.5em;width:100%;font-size:90%}.mw-parser-output .ambox .mbox-image{border:none;padding:2px 0 2px 0.5em;text-align:center}.mw-parser-output .ambox .mbox-imageright{border:none;padding:2px 0.5em 2px 0;text-align:center}.mw-parser-output .ambox .mbox-empty-cell{border:none;padding:0;width:1px}.mw-parser-output .ambox .mbox-image-div{width:52px}html.client-js body.skin-minerva .mw-parser-output .mbox-text-span{margin-left:23px!important}@media(min-width:720px){.mw-parser-output .ambox{margin:0 10%}}

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出典検索?: "バーチャファイター" ? ニュース ・ 書籍 ・ スカラー ・ CiNii ・ J-STAGE ・ NDL ・ dlib.jp ・ ジャパンサーチ ・ TWL(2023年8月)

セガの『バーチャファイターシリーズ』の第1作である。主人公の結城晶を含む8名のいずれかを選択し、「世界格闘トーナメント」で優勝することを目的としている。

開発は当時セガで大型体感ゲーム機を多く開発していたセクションである「セガ第2AM研究開発部」が担当。プロデューサーおよびディレクターは『ハングオン』(1985年)や『バーチャレーシング』(1992年)を手掛けた鈴木裕、ゲーム・デザインは後にナムコに転社し『鉄拳』(1994年にリリースされた第1作)を手掛けることになる石井精一が担当。音楽(VGM)は『E SWAT』(1989年)を手掛けた中村隆之が担当。

アーケード版はゲーム誌『ゲーメスト』の企画「第8回ゲーメスト大賞」(1994年度)において、大賞3位、ベスト対戦格闘賞3位、ベストグラフィック賞6位を獲得。セガサターン版は、ファミ通クロスレビューで36点(プラチナ殿堂入り)を取るなど高く評価され、また1995年度サタマガグランプリ最優秀作品賞を受賞するなどセガファンの絶大な支持を受け、セガサターン初期のキラーソフトとしての役割を果たした。販売本数はセガサターンマガジンの推計で71万1806本。スーパー32X版はファミ通クロスレビューで30点(シルバー殿堂)を獲得した(より詳細なデータは#評価を参照)。

1994年にセガ社のゲーム機であるセガサターンに移植された他、1995年スーパー32Xに移植された。1998年4月6日、ワシントンのスミソニアン博物館に、ビル・ゲイツの推薦によって『バーチャファイターシリーズ』の一連のソフトウェアと関連資料が「その年の最も革新的なアプリケーション」として博物館のコレクションの一部に加えられた[5]。セガが家庭用ゲーム機事業から手を引いた後は長らく移植事例が無かったが、2020年セガ フェイブが発売した復刻系テレビゲーム機・アストロシティミニにHDリマスター版が移植された(この他の移植例については#移植版を参照)。
ゲーム内容詳細は「バーチャファイターシリーズ#ゲームシステム」を参照

レバーと、P(パンチ)・K(キック)・G(ガード)の3ボタンを組み合わせて技のコマンドを入力する。

それまでの格闘ゲームではボタンがパンチとキックを弱・中・強(またはそれに近い形に)に振り分けられていたが、1レバーとパンチ、キック、ガードというシンプルなボタンレイアウトを採用したことが特徴だった[6]。これにより打撃・投げ・ガードのシンプルな三すくみの攻防を確立しつつ、駆け引きの奥深さも両立し評価を得ることができた[6]


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