バーダック
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一時的に現世に滞在して孫である孫悟飯(青年期)や孫悟天(幼年期)と冥土の土産として手合わせを楽しみ、その後自らの正体を伝えて満足したかのように去っていく。悟飯はバーダックの素性を知らなかったため初めは敵対的な態度をとるが、初めての祖父であるバーダックと戦った悟飯と悟天は、改めて彼との戦いを忘れないことを誓った。

Sparking!NEO』においては、ラディッツのIFストーリー「運命の兄弟編」にて、ラディッツの夢の中に登場。善に目覚めたラディッツに戦いを通じて活を入れる。

タッグバーサス』では、「彼がフリーザに殺されなかったら」というもしもの世界を舞台にしている。原作のラディッツと同じ経緯で地球を侵略するが、孫である幼年悟飯にほだされた結果息子一家との同居生活を楽しみ、後に業を煮やして彼を連れ戻しに来たラディッツに「孫をみせろ」と発言する姿を見せる。

アーケードゲーム『ドラゴンボールヒーローズ』では超サイヤ人1に変身したバーダックが登場。『ドラゴンボールZ Sparking!』シリーズでは大猿化すると理性がなくなり、喋らなくなるが『ドラゴンボールヒーローズ』では普通に話せる。息子の孫悟空、孫の孫悟飯と共闘するスペシャルボスミッションも配信された。その後、「邪悪龍ミッション」では超サイヤ人2へ覚醒、「ゴッドミッション」ではトワによって洗脳された仮面のサイヤ人として暗躍し、仮面の呪縛から解放され、超サイヤ人3に変身可能になったのが明らかになったがいずれも経緯が不明である。

ドラゴンボール ゼノバース』では魔神ドミグラが仕掛けた魔術ワームホールによって未来のナメック星へと飛ばされてしまう。同じく過去へと飛ばされたブロリーが現われ、悟空を守るために主人公(プレイヤー)とともに立ちはだかる。その後、願いを叶えたポルンガによってバーダックたちは地球へと転移。居合わせたベジータの協力によって大猿へと変身を遂げ、主人公と共にブロリーを倒した。

ドラゴンボール ゼノバース2』では未来悟飯とともにキービジュアルに載るなどクローズアップされており、オープニングでは『たったひとりの最終決戦』でフリーザに挑むシーンがフルCGで流れる。フリーザに殺される直前、トワが彼を攫おうとするが主人公が乱入したことでワームホールが制御できなくなり、別の時代に飛ばれてしまう(『エピソード オブ バーダック』との関係は明示されていない)。その後行方を追っていたトワたちに発見されミラと戦い敗れ、トワに改造と洗脳を施される。そして仮面のサイヤ人として主人公やトランクスの前に幾度も立ちはだかったが、トワたちの本拠地での戦いで主人公に仮面を破壊されて正気に戻り、ミラを自分ごと時の狭間に引きずり込んだ。クリア後、時の卵のレプリカを全て集めるとシークレットイベントとして時の狭間に閉じ込められた後の出来事が明らかとなる。戦闘力で勝るミラを相手に気力と執念で戦い続け超サイヤ人→超サイヤ人2→超サイヤ人3の順に変身し勝利、その後行方不明となる。この敗北はミラに大きな影響を与え、彼が創造主であるトワのコントロールを離れる原因となった。バーダックが超サイヤ人3まで変身できた理由はトワの強化改造によるものと説明されている。

『たったひとりの最終決戦』でフリーザに放ったエネルギー弾は、ゲームで「スピリッツ・オブ・サイヤン」と名づけられた。「ライオットジャベリン」または「ファイナルスピリッツキャノン」のどちらかの名称が使用され、スピリッツオブサイヤンという名前の究極技が別に用意されているゲームもある。
家系図

バーダック ギネ 孫悟飯
(育ての親)
 牛魔王 ミスター・サタン ミゲル 
    
                          
       
  ラディッツ   孫悟空(カカロット) チチ       
  
                      

        孫悟飯  孫悟天   ビーデル 
 
                      
            
          パン       

                     

          3代不明       

                     

          孫悟空Jr.       


脚注
注釈^ 子供に会うことを勧めるセリパに「何の見所もねぇ最下級兵士の糞餓鬼にわざわざ会いに行く馬鹿がいるか」と返答し、スカウターで保育器の中にいた赤ん坊のカカロットの戦闘力の低さを見て「クズが」と悪態をついていた。
^ 戦闘力に関しては作中での衛生員の会話の内容やゲーム『ドラゴンボールZ Sparking! METEOR』公式サイトのキャラクター説明で“戦闘力10000近く”と出ていたが、アニメコミックス版の登場人物紹介の覧ではバーダックは“戦闘力10000以上”と表記されている。
^ 『ドラゴンボールZ』本編では、このときすでに惑星ベジータの王であるベジータ王とエリート部隊が反乱し、フリーザを襲撃した描写がある。フリーザがサイヤ人絶滅を決意する以前から不穏な動きを行っていたともされ、実際は「ベジータ王の反乱」→「フリーザの討伐決意」→「バーダックの反乱」という順序だった。このときフリーザが惑星ベジータの近くにいたのは、王子ベジータを部下として引き取るためで王もそれを理由に船に進入していた。
^ このとき彼が見た予知夢の中で、悟空はナメック星で第1形態のフリーザと対峙しているが、実際にナメック星で悟空と対面した時点でフリーザは既に最終形態に変身している。
^ この一部始終を映像でフリーザの兄・クウラが見ていたことが劇場版第8作『とびっきりの最強対最強』で明かされている。その際クウラの部下が悟空を乗せた宇宙ポッドを発見したが、クウラはフリーザの不注意でポッドを見落とした以上、フリーザ自身が始末をつけるべきとして見逃した。

出典^ a b 鈴木晴彦編「鳥山明×中鶴勝祥対談」『テレビアニメ完全ガイド「DRAGON BALL Z」孫悟空伝説』集英社〈ジャンプ・コミックス〉、2003年10月8日、ISBN 4-08-873546-3、97-98頁。


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