管弦楽団、交響楽団とも呼称される。主にクラシック音楽及び非ポピュラー音楽の演奏を目的とした楽団。ただし「ボストン交響楽団」と「ボストン・ポップス・オーケストラ」の様な形で複数のジャンルを演奏する場合もある。ウィーン・フィルやベルリン・フィルなど、活動拠点を名称にしている場合が多い。
またオーケストラのための楽曲で、舞台上のオーケストラとはなれた場所に別動隊として小編成のアンサンブルが同時演奏することがあり、この小編成のことをイタリア語でバンダと呼ぶ。バンダ (オーケストラ)を参照。 ポピュラーバンド、ポップスオーケストラとも呼称される。主にポピュラー音楽の演奏を目的とした楽団であり、指揮者自身がリーダーである場合が多い。
ポピュラーオーケストラ
著名なリーダーの例
ビリー・ヴォーン / ポール・モーリア / マントヴァーニ / レイモン・ルフェーブル
吹奏楽団
コンサート・バンド
シンフォニック・バンド
ブラスバンド
英国式ブラスバンド
ファンファーレバンド
ミリタリーバンド(軍楽隊)
スクールバンド
マーチングバンド
ジャグ・バンド
人数によるもの
二重奏団(デュオ、2ピースバンド)
三重奏団(トリオ、3ピースバンド)
四重奏団(カルテット、4ピースバンド)
五重奏団(クインテット、5ピースバンド)
六重奏団(セクステット、6ピースバンド)
七重奏団(セプテット、7ピースバンド)
八重奏団(オクテット、8ピースバンド)
その他
女性ボーカルバンド
女性がボーカルを担当するバンド。レベッカ、LINDBERG、JUDY AND MARY、DREAMS COME TRUEなど多数。
ガールズバンド
原則として女性だけで編成されたバンド[1]。
バックバンド
原則として伴奏を受け持つバンド。
ジャムバンド
ステージにおいて即興演奏を行うことを主体とするバンド。
コピーバンド
または「クローンバンド」。任意の有名なバンドに似せた演奏を行うバンド。演奏内容だけでなく、衣装やステージアクションなどもコピーする例もある。ファンによるリスペクトや、諸事情でオリジナルのバンドを呼べない場合の代替手段など、存在理由は多岐にわたる。
コミックバンド
バンドの名称にもある通り情勢・身内・時事などをネタにした内容の演奏を行うバンド。主な具体例としてはクレージーキャッツ、ザ・ドリフターズ[注 4]、ずうとるび、イモ欽トリオ、事実上一人バンド扱いのギタリスト・王様、ビジーフォーがある。
アンサンブル
主にクラシックの数人から十数人程度の小編成の演奏団体に対して用いられる用語。時にはジャズを演奏する団体に対しても用いられる。
サウンド・システム
レゲエのバンドのこと。名前の由来はスピーカーなどの音響機器を含めて提供していたため。現在[いつ?]は音響機器を持っていなくてもサウンド・システムと呼ばれる。
インディーズバンド
大手レコード会社(メジャーレーベル)に所属せず、インディーズレーベルを中心に活動しているバンド。
アマチュアバンド
アマチュアによるバンド。
脚注[脚注の使い方]
注釈^ ただし、ロックバンドにボーカルが必須という訳ではなく、ベンチャーズ、フォーカス、スティーヴ・モーズ・バンドなど、インストゥルメンタル主体のロックバンドも存在する。