1980年代後半にJ-POPという言葉が生まれ、その派生語としてJ-ROCKという言葉が使われた[3]。1990年代に、マーケット用語としてJ-ROCKという名称を使用しはじめた[4]。 日本、日本人の音楽には最初の1拍を打つ表拍の曲が多いと指摘される事がある[6]。 近年では「1990年代J-ROCKのリバイバル」をテーマに掲げて活動するバンドもいる。 1990年代に入ると、ZARDや大黒摩季らのビーイングブームが起きた。 安室奈美恵やtrfら小室ファミリーブームが最盛期を迎え、CD売上はピークとなり、ヒット曲が連発されるようになっていった。 Xを筆頭にLUNASEAやGLAYなど、現在ではヴィジュアル系と言われるバンドも次第に増えていった。 UNICORNメンバー奥田民生[8]、スピッツ[9]、Mr.Children[10]等の「ノスタルジック」と形容されるロックもヒットした。 グラムロック要素を持ったTHE YELLOW MONKEY、ラテン・ロック要素のポルノグラフィティ、ファンクロックではウルフルズ等がヒットした。 バンド形態では無いがソロギター弾き川本真琴がヒットした。 カラオケの流行もありCDの売り上げが爆発的に増え、ミリオンセラーを連発するようになるが、バンドブームは急速に衰退した。
1980年代後半1990年代J-ROCKの主なバンド
爆風スランプ[5]
LINDBERG
JUN SKY WALKER(S)
アンジー
ZIGGY
JITTERIN'JINN
UNICORN
THE BOOM
プリンセス プリンセス
HOUND DOG
レベッカ
真心ブラザーズ
センチメンタル・バス
JUDY AND MARY
Hysteric Blue等のバンドはCDショップのCD売場の「J-ROCK」の棚に並べられた。
日本人ロック表拍ノリ論争
JITTERIN'JINN「夏祭り (JITTERIN'JINNの曲)」
ZARD「負けないで」
爆風スランプ「Runner」
大事MANブラザーズバンド「それが大事」
THE 真心ブラザーズ「どか?ん」
センチメンタル・バス「Sunny Day Sunday」
「ダウンビート」も参照「応援歌」も参照
1990年代J-ROCKのリバイバル
Q'ulle(キュール)『EMOTION』[7]
バンドブームのその後
ビーイングブーム
小室サウンド
ヴィジュアル系ブーム
ノスタルジックなロック
グラムロックやラテンロック、ファンクロック等
フォークロック
ミリオンセラーと衰退
脚注[脚注の使い方]
出典^ “【評判】邦ロックのおすすめバンド30選!2022年に聴くべき若手や人気邦楽バンドを紹介
^ “バンドブーム?一大ブームの明暗?バンドブームといえば第二次バンドブームを指すことが多く、1980年後半から1990年前半までのことを言います。
^ “J-ROCK
^ “【評判】邦ロックのおすすめバンド30選!2022年に聴くべき若手や人気邦楽バンドを紹介
^ “バンドブーム世代直撃!ロック史に刻まれる名バンドが37組参戦!奇跡のJ-ROCK 37曲ノンストップMIX CD「J-ロッカー伝説2 [DJ和 in No.1 J-ROCK MIX
^ [『日本人とリズム感 -「拍」をめぐる日本文化論』著者樋口桂子/青土社発売日:2017-11-24]
^ “Q'ulleニューシングルで“90年代J-ROCK”徹底再現、初回盤は懐かしの8cm CD
^ “奥田民生のノスタルジックな新曲が彩る、映画「カーズ」新PV”
^ スピッツ。彼らの代表曲と言うと、やはり『ロビンソン』が真っ先に上がるだろう。「どこかノスタルジックな世界観が好き」 “スピッツ名曲『ロビンソン』が売れた理由は草野マサムネも分からない!?2017年9月23日”
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