主人公の両親が脈絡なく爆死するという衝撃的なラストシーンは物議をかもし、公開前にプロデューサーの一部がシーンの修正を主張したほか、日本(後述)など一部の国での劇場公開ではカットされている。ただし、本国イギリスでの劇場公開に先立っての子供向け試写会では、とりわけ反抗期を迎えた男児に、むしろ好評をもって迎えられている[2]。 日本での劇場公開は1983年。大都市圏以外での映画館では、国産アニメーション映画『幻魔大戦』との2本立て併映となった[3][4]。そのため、子供向けプログラムとして売りたかった配給側の興行的理由から日本独自の「作品の本意をないがしろにする[4]」編集が行われた。ロビン・フッドおよび人食い鬼の夫婦のシーンの一部[5]、そしてラストの両親の消滅のシーンがそれぞれカットされ、上映時間はオリジナルより約13分短い約103分となった。 なおテレビ放映時(『日曜洋画劇場』1988年1月10日放送)には、ラストシーンはノーカットで用いられた。日本国内向けに発売された各ビデオグラム版(LD、DVD、Blu-ray)ではオリジナル全長版となっている[4]。
日本公開版
脚注^ “声優・浪川大輔、28年前の自分との父子共演が実現!”
表
話
編
歴
テリー・ギリアム監督作品
1970年代
モンティ・パイソン・アンド・ホーリー・グレイル(1975)
ジャバーウォッキー(1977)
1980年代
バンデットQ(1981)
未来世紀ブラジル(1985)
バロン(1988)
1990年代
フィッシャー・キング(1991)
12モンキーズ(1995)
ラスベガスをやっつけろ(1998)
2000年代
ブラザーズ・グリム(2005)
ローズ・イン・タイドランド(2005)
Dr.パルナサスの鏡(2009)
2010年代
ゼロの未来(2013)
テリー・ギリアムのドン・キホーテ(2018)
短編作品
Storytime(1968)
Miracle of Flight(1974)
クリムゾン 老人は荒野をめざす(1983)
The Legend of Hallowdega(2010)
The Wholly Family(2011)
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