設立当初の本社はバンダイ本社(東京都台東区)とナムコ本社(東京都大田区)の中間地点である東京都品川区の京急電鉄 青物横丁駅徒歩圏内に置かれていた。
2014年11月6日、バンダイナムコホールディングスは事業所の集約を図り業務効率を向上させるため、バンダイナムコホールディングスとグループ企業5社(バンダイナムコエンターテインメント、バンプレスト、バンダイナムコスタジオ、バンダイナムコオンライン、アニメコンソーシアムジャパン)の本社を移転する計画を発表した[7]。バンダイナムコスタジオは2015年に東京都江東区永代2-37-25へ移転し、同年11月30日にバンダイナムコホールディングス、バンダイナムコエンターテインメント、バンプレスト、バンダイナムコオンライン、アニメコンソーシアムジャパンの本社が入居する住友不動産三田ビル(東京都港区芝5-37-8)が完成[8]。バンプレストは2016年1月12日に、バンダイナムコホールディングスは同年1月18日に、バンダイナムコエンターテインメントは同年2月2日に、バンダイナムコオンライン並びにアニメコンソーシアムジャパンは同年2月8日にそれぞれ本社を移転した[9]。
これにより、バンダイナムコグループの事業拠点は東京都台東区駒形(トイホビー事業部門)東京都港区芝・東京都三田地区(ネットワークエンターテインメント事業部門)東京都渋谷区恵比寿(映像音楽プロデュース事業部門)に集約された。 バンダイナムコホールディングスは、2018年2月9日に、事業会社の集合体の単位をSBU(Strategic Business Unit:戦略ビジネスユニット)からユニットに改める、3つのSBU(トイホビーSBU、ネットワークエンターテインメントSBU、映像音楽プロデュースSBU)を5つのユニット(トイホビーユニット、ネットワークエンターテインメントユニット、リアルエンターテインメントユニット、映像音楽プロデュースユニット、IPクリエイションユニット)に再編する事を軸にしたグループ再編を発表した。 この再編では、 ことなどが盛り込まれている[10][11]。2018年4月1日付でバンダイナムコグループ再編が実施され、バンダイ、バンダイナムコエンターテインメント、バンダイナムコアミューズメント、バンダイナムコアーツ、サンライズの各社は、各ユニットの主幹会社となった[12]。 2021年2月8日には、5つのユニットを3つのユニット(エンターテインメントユニット、IPプロデュースユニット、アミューズメントユニット)に再編する事を軸にしたグループ再編を発表した。 この再編では、 ことが盛り込まれている[13]。2021年4月1日付でグループ再編が再度実施され、エンターテインメントユニットはバンダイとバンダイナムコエンターテインメントが、IPプロデュースユニットはバンダイナムコアーツとサンライズが、アミューズメントユニットはバンダイナムコアミューズメントがそれぞれ各ユニットの主幹会社となった[13]。 2022年4月1日にはIPプロデュースユニットに属する企業の再編が行われた[14][15]。
バンダイナムコグループ再編
バンダイが手がけているハイターゲット向けの玩具、プラモデル事業並びに、バンプレストが手がけている一番くじを2018年4月1日付でBANDAI SPIRITSへ移管する
バンダイナムコエンターテインメントが手がけているアミューズメント機器事業を、2018年4月1日付でナムコから商号変更されるバンダイナムコアミューズメントへ移管する
バンダイビジュアルを存続会社としてランティスを吸収合併し、バンダイナムコアーツへ商号変更する
バンダイが主幹会社であるトイホビーユニットとバンダイナムコエンターテインメントが主幹会社であるネットワークエンターテインメントユニットを統合してエンターテインメントユニットとする
バンダイナムコアーツが主幹会社である映像音楽プロデュースユニットとサンライズが主幹会社であるIPクリエイションユニットを統合してIPプロデュースユニットとする
バンダイナムコアミューズメントが主幹会社であるリアルエンターテインメントユニットの名称をアミューズメントユニットに改める
サンライズを存続会社としてバンダイナムコアーツの映像事業とバンダイナムコライツマーケティングを統合した映像事業会社であるバンダイナムコフィルムワークスへ商号変更する
バンダイナムコアーツを存続会社としてサンライズミュージックとバンダイナムコライツクリエイティブを統合した音楽・ライブイベント事業会社であるバンダイナムコミュージックライブへ商号変更する
主要事業所
経営企画本部 - 東京都港区芝5-37-8 バンダイナムコ未来研究所(住友不動産三田ビル)
グループ管理本部 - 東京都港区三田3-13-16 三田43MTビル8階から10階
沿革
2005年
5月 - バンダイと旧ナムコ(法人としては後のバンダイナムコエンターテインメント)が経営統合を発表。
9月 - バンダイと旧ナムコの株式移転にして設立。
2006年
2月 - 株式公開買付け(TOB)と株式交換によりバンプレストを完全子会社化することを発表。
3月 - ナムコから施設運営事業を新設分割して、新生ナムコを設立。
6月 - バンプレストを完全子会社化。
2007年
3月 - 東映、東映アニメーション、角川グループホールディングスとの資本・業務提携を強化。
7月 - 不二家の株式を取得。
11月 - 株式交換により、バンダイビジュアル、バンダイネットワークスを完全子会社化することを発表。
2008年
2月 - バンダイビジュアル、バンダイネットワークスを完全子会社化。
2009年
3月 - 『機動戦士ガンダム』TVシリーズ放送開始30周年を記念して、『機動戦士ガンダム30周年プロジェクト』を立ち上げることを発表。同時に第1弾として、東京都品川区の潮風公園にガンダムの等身大立像を製作、期間限定で展示することを発表(後にお台場の別の場所に移転して、準・無期限で展示中。詳細は上記「ガンダムの等身大立像」の項を参照)。
4月 - 代表取締役会長に高須武男が、代表取締役社長に石川祝男が就任。
6月 - 本店所在地を港区から品川区へ移転。
2014年
4月 - バンダイナムコゲームスを始めとする国内外の子会社31社の英文社名に含まれる「NAMCO BANDAI」を「BANDAI NAMCO」に変更。
6月 - 第9回定時株主総会において英文社名を「BANDAI NAMCO Holdings Inc.」に変更する定款の一部変更を決議。
2015年
6月 - 代表取締役会長に石川祝男が、代表取締役社長に田口三昭が就任。
10月 - 各子会社のCMなどで用いられている、男性による「バンダイナムコ」の発声[注釈 1]が、特許庁から「音商標」として正式に認められる(出願番号 第2015-36610号)。
2016年
1月 - 本社を東京都港区芝5丁目37-8(バンダイナムコ未来研究所〈住友不動産三田ビル〉)へ移転。
4月 - 株式公開買い付け(TOB)でウィズを連結子会社化(同年9月30日付で完全子会社化)。
2017年
3月 - 代表取締役会長 石川祝男がフランス政府よりレジオン・ドヌール勲章シュヴァリエを受章。
2018年
2月 - バンダイのハイターゲット向け事業とバンプレストのコンビニエンスストア等向け景品事業の移管を目的としてBANDAI SPIRITSを設立して、4月1日付で事業移管。
2019年
8月 - 日経平均株価構成銘柄に指定[16]。