バングラデシュ
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また、ユネスコにより2017年10月30日付で、この演説が記録遺産として世界の記憶へ追加されている[42][43][44]
スポーツ詳細は「バングラデシュのスポーツ」を参照「オリンピックのバングラデシュ選手団」も参照
クリケットクリケットバングラデシュ代表

バングラデシュではクリケットが一番人気のあるスポーツである[45]。イギリスが統治していた19世紀に伝わったが、本格的に大衆人気を得たのはパキスタンから独立した1971年以降である[46]。1997年にマレーシアで開催されたICCトロフィーで初優勝し、1999年のクリケット・ワールドカップの出場権を獲得した[46]。1999年に初出場したクリケット・ワールドカップでは、グループリーグで敗退したとは言え、パキスタンとスコットランドに勝利し成功を収めた[46]2000年国際クリケット評議会の正会員に昇格し、世界で10番目となるテスト・クリケットを行う権利を得た[46]2011年にクリケット・ワールドカップをインドスリランカの3カ国共催で開催した。2012年にはプロクリケットリーグの「バングラデシュ・プレミアリーグ」が創設された。さらにワン・デイ・マッチテストマッチ、トゥエンティ20インターナショナル(英語版)を定期的に主催している。シャキブ・アル・ハサンは同国で最も偉大な選手の一人とみなされている[47]
サッカー「バングラデシュのサッカー(英語版)」を参照

バングラデシュではサッカーも人気のスポーツであり、クリケットよりも5年早い2007年に、プロサッカーリーグの「バングラデシュ・プレミアリーグ」が創設されている。バングラデシュサッカー連盟(BFF)によって構成されるサッカーバングラデシュ代表は、これまでFIFAワールドカップには未出場となっている。しかしAFCアジアカップには、1980年大会で初出場を果たした。なお南アジアサッカー選手権では、自国開催となった2003年大会で初優勝に輝いている。
難民

1971年8月、バングラデシュ独立戦争による多大なる被害に対して、イギリスのロック・ミュージシャン(元ザ・ビートルズメンバー)であるジョージ・ハリスンインド出身のラビ・シャンカールらが中心となり、ニューヨークでチャリティ・イベント「バングラデシュ難民救済コンサート」が開催された。このコンサートは映画化され、またライブ盤レコード「バングラデシュ・コンサート」として発売され、コンサートの入場料を含めた全収益金がバングラデシュに寄付された。この企画はロック界におけるチャリティー事業のさきがけとなった。また、ジョージ・ハリスンはシングル・レコード「バングラデシュ」を発売し、この売り上げも全額が寄付されている。
著名な出身者詳細は「Category:バングラデシュの人物」を参照

ムハマド・ユヌス - 経済学者実業家ノーベル平和賞受賞)

ショイヨド・ワリウッラー - 作家(バングラ・アカデミー賞受賞)

ハムザ・チョードゥリー - サッカー選手レスター・シティFC所属)

脚注[脚注の使い方]
注釈^ ムガル帝国の時代には経済的に一番豊かな州の一つであり、イギリスによる植民地支配期には英領インドで最も早く西欧文化の影響を受け、西欧化・近代化の先頭に立っていた地域である。中里成章「新しい国の古い歴史」/大橋正明・村山真弓編著『バングラデシュを知るための60章』(明石書店 【第2版】2009年)20ページ。
^ 農村の国であり、2000年の統計では全人口の75%が農村で暮らしている。長畑誠「農村の貧困問題」/大橋正明・村山真弓編著『バングラデシュを知るための60章』(明石書店 【第2版】2009年)222ページ。
^ 1204年、トルコ系ムスリム奇襲によってムスリム王権が成立した。
^ BNP=1991?1996年、AL=1996?2001年、BNP=2001?2006年
^ 暴力団や学生組織(BNP系の民族主義学生等:JCD、アワミ連盟系のバングラデシュ学生連盟:BCL、イスラーム党系のイスラーム学生戦線:JCS)佐藤宏「議会制民主油主義のゆくえ」/大橋正明・村山真弓編著『バングラデシュを知るための60章』(明石書店 【第2版】2009年)43ページ
^ ベンガルデルタとは、ガンジス(ポッダ)川、ブラフマプトラ(ジョムナ)川、メグナ川の3大河川の堆積作用によってできた大地である。
^ ベンガル低地、東西約400km、南北約560kmの広がり、標高は北部で40?50m、南部で2?3m、洪積台地と沖積低地に大きく分けられ、台地は中央部や北西部に広がっている、首都ダッカは台地の南端に位置する。台地と低地の高低差はおよそ10メートル以下である。畑作が中心で、水田は浅い谷部分に分布する。大橋正明・村山真弓編著『バングラデシュを知るための60章』(明石書店 【第2版】2009年)44?45ページ。

出典^ “バングラデシュ人民共和国基礎データ”. 外務省. 2018年11月5日閲覧。
^ a b “ ⇒UNdata”. 国連. 2021年10月10日閲覧。
^ a b c d e “World Economic Outlook Database”. IMF. 2021年10月12日閲覧。
^ 【NIKKEI ASIA】バングラにスマホ工場続々 ノキアやサムスン、内需に照準『日経産業新聞』2021年7月29日アジア・グローバル面
^“バングラで多国間PKO演習 自衛隊から4人が参加”. 朝雲新聞. (2012年2月9日). ⇒http://www.asagumo-news.com/news/201202/120214/12021405.html 2012年2月9日閲覧。 
^ “非常任理事国の選挙、日本を支持…バングラ首相”. 読売新聞. (2014年9月6日). https://web.archive.org/web/20140907143551/http://www.yomiuri.co.jp/politics/20140906-OYT1T50124.html 2014年9月7日閲覧。 
^ 国連安保理非常任理事国選挙 我が国の過去の選挙結果(外務省)
^ 清水憲司 (2014年5月27日). ⇒“バングラデシュ首相:日の丸参考に国旗…親日アピール”. 毎日新聞. ⇒http://mainichi.jp/select/news/20140528k0000m030031000c.html 2014年5月29日閲覧。


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