など。
しかし、これらをしのいで特に音楽史に決定的な影響を与えたのは、ストラヴィンスキーの「三大バレエ」と呼ばれる作品群であり、特に「春の祭典」はその初演が大混乱に陥ったことで有名である。 バレエ組曲は、バレエ音楽の中から作曲者が主要曲を抜粋し、場合によっては多少の手を加えて、演奏会用の組曲として編集したものである。ひとつの作品からいくつかの組曲を作る場合は「第1組曲」「第2組曲」などとする。 例えば、 生年順に並べている。
バレエ組曲
ラロ:『ナムーナ』第1組曲、第2組曲
チャイコフスキー:『白鳥の湖』組曲、『眠れる森の美女』組曲、『くるみ割り人形』組曲
ピエルネ:『シダリーズと牧羊神』第1組曲、第2組曲
ルーセル:『くもの饗宴』組曲、バッカスとアリアーヌ』第1組曲、第2組曲
ラヴェル:『ダフニスとクロエ』第1組曲、第2組曲
アサフィエフ:『バレエダンサーの肖像』組曲
マルティヌー:『シュパリチェク』組曲
プロコフィエフ:『ロメオとジュリエット』第1 - 3組曲
ピストン:『不思議の笛吹き』組曲
ハチャトゥリアン:『ガイーヌ』第1 - 3組曲
ショスタコーヴィチ:『黄金時代』組曲、『ボルト』組曲
主な作曲家と作品
1632年 - リュリ
1803年 - アダン - ジゼル、海賊
1823年 - ラロ - ナムーナ
1826年 - ミンクス - ドン・キホーテ、ラ・バヤデール
1836年 - ドリーブ - 泉、コッペリア、シルヴィア
1840年 - チャイコフスキー - 白鳥の湖、眠れる森の美女、くるみ割り人形
1853年 - メサジェ - 二羽の鳩、イゾリーヌ
1862年 - ドビュッシー - 牧神の午後への前奏曲(後にバレエ化)、カンマ、遊戯、 おもちゃ箱
1865年 - グラズノフ - 四季、ライモンダ
1869年 - ルーセル - くもの饗宴、バッカスとアリアーヌ、エネアス