バリキン7_賢者の戦略
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アダモちゃん(島崎俊郎
特番でのゲスト怪人。アダモちゃんのメイクで「半漁人の海」では人魚の衣装、「バリチッチ」では小悪魔怪人を率いる悪魔の衣装で登場した。
その他
師匠(
小倉久寛
龍の被り物をつけた光一と剛の師匠であり、各ステージのクリアおよび姫の救助に失敗した時に、龍の穴で修行という名の罰ゲームをさせる(完全なる執行役というわけではなく、度々2人に罰ゲームに巻き込まれていた(そもそも罰ゲーム用の道具が3人分用意されていたこともある))。後期ではラストステージの視聴者代表として、コスプレでクイズに参加。
セクシーレンジャー(オクトパシー、スコーピオン、フラミンゴ)
前期のバトルステージの幕間で登場し、オペレーターとして次のステージを紹介したり光一と剛を叱咤激励したりする。
宇宙仙人(八木橋修)
宇宙を旅する「ただの仙人」。オープニングステージの前に光一と剛の前に現れ先導する。前期のゲーム失敗時に行われた罰ゲーム「バリキン古今東西」の進行役。
ルール
初期
あらすじ
西暦2809年、突如発生した宇宙振動「スペースヘイト」によって銀河系は壊滅的被害を受けた。それから時が経て、わずかに生き残った人類は過酷な再生への努力を経て100の浮遊都市を設立し、独自の文化と豊かな暮らしを築き平和を謳歌していた。が、唯一の人工惑星国家「デス・アトランティック」の王・ゾナバウトが全ての国をわが物にせんと他の国家への略奪を開始。ゾナバウトは各国家の姫を奪い処刑することでオーラパワーを失わせ国を奪おうとしていた。その野望を打ち砕くべく、龍の化身・「バーチャルリアリティーKinKi Kids」剛と光一が立ち上がったのだった。
ルール
剛・光一と水晶で呼び出した「バリキン賢者」と呼ばれる仲間4人を加えたバリキン軍6名が、世界征服を企むゾナバウト陣営に立ち向かって、捕われた姫を救出にいく。最初に、剛・光一のみが参加するオープニングゲーム「マトリックス・マッドネス」を行って、最初の装備服のランクを決定。ランクは金・赤・黒・白・ハダカ(上半身裸)・パンツ一丁(破れたズボン)の6段階その後、バリキン軍全員で4?6個のゲームに挑戦。クリアすれば「龍の聖剣」を1本獲得。また、剛・光一の服が1ランク上のものになる。獲得した剣を使いファイナルバトルステージに挑み、バリキン軍が勝利し姫の救出に成功すれば剣の獲得本数に応じた賞金(1本 10万円、2本 20万円、3本 30万円、4本 50万円、5本 100万円、6本 200万円)が贈られる。バリキン軍が敗北すれば、その場で姫は処刑されてしまう(CG処理で炎に包まれたり、バナナやカカシなど、人間とはかけ離れた姿にされてしまった)。各ゲームで失敗したり、ファイナルバトルステージでバリキン軍が敗れた場合、剛・光一は「龍の穴」に送られ修行(罰ゲーム)を受ける。また、「4人の仲間を復活させるために2人のパワーを分け与える」という形で装備服のランクが1ランク下がる。ステージ間ではゲーム風にCGモデリングされたバリキン軍が登場しやり取りを繰り広げており、エンディングでは実際に
セガサターンで操作するメイキングも流れた。
前期

オープニングゲームが廃止され、装備服の色は赤からスタート。後に変動制度も廃止された。ゲームで失格となったメンバーはそのゲームの間、退場していたが、失格後も参加出来るようになった。

後に、ファイナルバトルステージと罰ゲームの「バリキン古今東西」が公開収録になり、同時に勝敗にかかわらず、剣の本数に応じて賞金が発生し獲得者を「バリキンルーレット」で決定するルールに変更。「バリキンルーレット」は、大きめのルーレットを回して、21マスの分割されたマスの内、針が指した対象がバリキン軍が獲得した剣の本数×10万円の賞金を獲得。

バリキン軍勝利の場合、活躍に応じ個人の名前がルーレットに配分、その他に視聴者・スタジオ観覧者・師匠のマスもあり、当選者が総取り。敗北の場合、バリキン軍のマスが全員で1マスのみとなり、魔王軍のマスや誰も賞金を獲得できない「没収」がほとんどを占める。次週分に賞金がキャリーオーバーされる「次週へ繰越し」や罰ゲーム(剛・光一が観客の前で歌う)を課せられる「ドクロ」「唄えキンキ」のマス、Wチャンスというマス(1度も当たった事は無い)もあった。
特番(1997年4月10日放送)

唯一の2時間特番。タイトルの賢者の戦略の部分は「魔王の逆襲」となっている。それぞれのバトルステージで、ゾナバウト軍の刺客と対戦。彼らに勝利すれば、賞金10万円(半魚人の海に関しては捕まえたチビ半魚人×1万円獲得)を獲得。更に「バリキンルーレット」の結果に応じて10倍(半魚人の海は最大5倍)まで賞金が変動。最終的に獲得した賞金をバリキン軍が獲得。さらに同額の賞金(獲得金額1万円につき1人にテレフォンカード1万円分)が視聴者プレゼントされる。倍率(0.5倍、2倍、3倍、4倍、5倍、10倍) - それぞれ各ステージで獲得した賞金に倍率をかけた金額を獲得。倍率が高いほど範囲は狭く、「10倍」マスは没収マスの上に0.5マス分のステッカーを張って上書きした範囲しか配分されていない。没収 - そのステージの賞金を没収。やまわけ - 賞金を視聴者と折半(バリキン軍は5万円獲得、残り5万円は視聴者プレゼント)。

特番のエンディングで、次回からバリキン軍が剛側と光一側に分かれて切磋琢磨する事(事実上の対抗戦への移行)が発表された。
後期

バリキン軍が剛軍と光一軍に分裂して、対抗戦形式になった。メンバーはそれぞれゲスト4人で週替わり。前期からあった殆どのゲームは、タイトルの頭に「ネオ」が付いて対抗戦ルールにリニューアルされた。

ゲームで勝利した軍はバリキンを獲得。なお基本的には10万バリキンだが、一部のゲームは成績で変動する。さらに「バリキンルーレット」の結果で、バリキンの額が変動する。97年8月放送分からは「バリキンルーレット」は放送されなくなり、ファイナルステージで獲得したバリキンが明かされるのみとなった。倍率(1倍、2倍、3倍、5倍、10倍) - それぞれ獲得バリキンに倍率をかけた金額を獲得。倍率が高いほど範囲は狭い。相手軍(光一軍、剛軍) - 獲得バリキンが相手に移動。視聴者、視聴者2倍、視聴者3倍 - 獲得バリキンに倍率をかけた金額を視聴者が獲得。途中からバリキンルーレットの結果とは別に、視聴者用には予め10万バリキンが特別に支給されている。

4?5個ゲームを行った後に、ラストステージ。剛軍、光一軍、視聴者代表チーム(小倉)の3チームで対決。剛軍または光一軍が勝てばその回で獲得したバリキンを同額の賞金に両替して獲得、視聴者代表チームが勝てば獲得バリキン1万につき1名に番組特製テレホンカード20枚組セットを視聴者プレゼント。獲得バリキンが0だった場合は、視聴者代表チームの助っ人として参加する。ラスト2回は、ラストステージが剛軍vs光一軍の直接対決で行われ、勝利した軍がゲームで獲得した分+10万のバリキンを賞金に両替できた。
主なゲーム
マトリクス・マッドネス

初期は、服のランクを決めるオープニングゲームとして実施。オープニングゲーム廃止以降は「ネオ・マトリクス・マッドネス」に改題され、視聴者プレゼントを賭けて、番組のエンディングで実施。

金網にしがみついた状態で移動し、CGの金の球に触れて破壊する。トゲ付き球に触れるとマイナスポイント。たまに現れるうえ、出現時間の短いダイヤは2ポイント分となる。制限時間は60秒→90秒。

0ポイントの場合裸・1?3ポイントで白・4?6ポイントで黒・7?9ポイントで赤・10ポイント以上で金からのスタートとなる。視聴者プレゼントではバリキン軍は金の球、ゲスト怪人はトゲ付き球が壊れる度にポイントが入りポイントの高い方が勝利。
ファイナル・ステージ

前期に行われた魔王軍(魔王ゾナバウト、ウメガキンスキー、サトノビッチ、フェンシングコマンドー)とのフェンシング対決。特製のフェンシング装置を使用し、ゴム製の龍の聖剣で相手の肩・腹・背中のいずれかを突けば勝利。

初期は剛・光一の着ている装備服の最終ランクに応じて、バリキン軍の陣地となる橋のマス数が決定。最高ランクの金であれば5マス中4マス、以下1ランクごとに1マス下がり、ハダカ以下の場合は龍の聖剣の本数に関わらず、挑戦出来ずにゲームオーバーとなる。

1勝ごとに1マス前進し、5マス前進できればバリキン軍の勝利。負けると陣地が1マス分押し戻され、剣1本と敗者自身も失われる。後にルールが変更され、持っている剣で魔王軍3人を倒せばバリキン軍の勝利となった。魔王ゾナバウトも参加し、剣を掴んだり反則すれすれの行為で攻めてくる。
ラストステージ「魔王の部屋」

進行役:MCヒカル→魔王ゾナバウト&ウメガキンスキー&サトノビッチ

後期に行われたステージ。剛軍、光一軍、視聴者代表チーム(小倉。シェイプ怪人やその回でバリキンを獲得できなかった軍が助っ人として参加する回もあった)の3チームによる早押しクイズ。問題は、「ゾナバウト伝説 魔王が通る」と称したロケVTRから出題。VTRの続きを当てる『さんまのSUPERからくりTV』のような形式である。当初はゾナバウト・サトノビッチ・ウメガキンスキーが出演して様々なテーマでロケを行なっていたが、後に一般家庭の子供にドッキリを仕掛けてそのリアクションを観察する内容で固定された。

正解した軍が、賞金または視聴者プレゼントを獲得。
地獄のすべり台

進行役:ウメガキンスキー&サトノビッチ

前期に行われたゲーム。第一ステージに配置されることが多かった。筋肉怪人と1対6で対決。

マグマの焚かれた溶鉱炉(CG合成)の上に設置された滑り台に乗り、指定されたお題に合う言葉を1人ずつ順番に答える。お題は、頭・真ん中・お尻に特定の文字がつく3ワード(かな3文字の言葉)または4ワード(かな4文字の言葉)で指定されていた。動詞や形容詞などもOKだが、既に出た言葉、意味不明な言葉、人名はNG。制限時間は5秒。

バリキン軍は連帯責任であり、誰かが間違うと全員のすべり台の角度が1段階上昇する。筋肉怪人は1人だが、その分間違えた際に上がる角度がバリキン軍よりも大きい。滑り台の傾斜に耐え切れず、マグマへ落ちてしまった人は失格。問題の途中で落ちた人がいた場合、新しい問題で仕切り直しとなる。筋肉怪人は手袋と靴下を着用、バリキン軍は裸足(稀にバリキン軍も靴下を履いていることがあった)。

6人全員が落ちる前に、筋肉怪人がマグマに落ちれば勝利。互いに最大の角度まで滑り台が上がっていても決着がつかなかった場合、「炎の延長戦」(滑りやすい手袋と靴下を着用し、両足を前に揃えた状態で仕切り直し)を実施。

特番では、筋肉怪人II(アジャ・コング)対バリキン軍女性メンバーや、通常とは逆の魔王軍6名対ジュンじーなどの形式で行われた。
ネオ地獄のすべり台

進行役:ウメガキンスキー&サトノビッチ

後期に行われたゲーム。ルールは前期と同じだが、「何文字の??」、(例:4文字の電化製品、2文字の陸の動物、3文字の国の名前など)といったお題や、「どこかに??のつく?ワード(かな?文字の言葉)」、(例: どこかに「かん」のつく4ワード(かな4文字の言葉))といったお題が追加された。1人でも生き残った軍が勝利。

それぞれの軍から4人ずつ参加し、指のみが出ている手袋と靴下を着用していた。

特別編「賢者の夏休み」で、1回だけ「ホントに地獄のすべり台」が実施された(進行役は同じ)。基本的なルールは「ネオ地獄のすべり台」と同じだが、お題に合う言葉ではなく小学生100人に聞いたアンケートで1票以上入っている回答を答える点、落ちた先が(合成の)マグマではなく粉が大量に敷かれたマットの上である点が異なる。
オペラ座の大怪人

進行役:ミドリブタ

前期に行われたゲーム。毎回招いたゲスト歌手が唄う絵描き歌に沿って、バリキン軍全員が1人ずつ絵を描き、完成すると何の絵になるのか当てる。1人でも正解者が出ればクリア。絵自体は合っているが近い別のものと間違えてしまった場合など、微妙な場合はゲストが判定を行う。後に2問出題となり、両方で正解者が出なければクリアにはならない。
ネオオペラ座の大怪人

進行役:ミドリブタZ

後期に行われたゲーム。ルールは前期と同じ。問題は2問出題され、各軍3人ずつが挑戦。(キャプテンは2問とも参加、残り2人は1問ごとに交代)

正解者の合計数が多かった軍の勝利。同点の場合はゲストが判定を行う。

最終回では、このゲームが「最後のオペラ座の大怪人」として最終ゲームで行われ、ゲスト歌手の尾崎紀世彦が合唱隊と共に「また逢う日まで」を唄って大団円となった。
半魚人の海

進行役:半魚怪人(半ちゃん(CGキャラクター))

前期に行われたゲーム。

バリキン軍は1人ずつ海中に潜り、1分以内に海中を上下左右に動いて、チビ半魚人を捕獲する。電気ウナギ電気クラゲに横から触れると痺れて数秒停止、計3回触れるとNG(失格)。サメの頭に触れると喰われて一発でNG。

1分以内にチビ半魚人を5匹捕獲すれば、船へ戻って半ちゃんの出すなぞなぞに挑戦出来る。

初期は残っているメンバーのみ。前期は6人全員で解答。


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