バビル2世
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最初はバビル2世をまったく信用しておらず、幾度も足手まといになってしまう。何度も命を救われ、その超能力を目の当たりにしてからは彼を理解し、バビル2世に友情を感じて良きパートナーたらんと動こうとした。それでも足手まといになることも多かったが、幾度かは活躍もしている。
三つのしもべ

初代バビルが残した遺産であり、2世を主として命令には絶対服従する。原作において、2世と同質のテレパシー能力を持つヨミの命令も受け付けてしまう弱点が露呈。以降、ヨミのいる場所ではしもべを呼べなくなり(2世とヨミの命令が拮抗すると行動不能に陥る)、苦しい戦いを強いられる。
ロデム
スライム状の不定形生命体。普段は黒ヒョウの形態を取る。どんな姿にも変身することができ、応用力が高いため、囮や諜報活動、また側近としてバビル2世の保護を受け持つ。ロプロスやポセイドンと違って明確な意思を持ち、バビル2世とテレパシーで会話することが出来る。また、ヨミに心を読まれないようにシールドを張ることもできる(ヨミと会話できるかは不明)。不定形生物であるため単純な突く叩く殴ると言った攻撃はまるで効かず、銃撃されてもダメージを負うことは無い。武装した人間や、並みの超能力者程度なら身体で包み込んで溶解してしまうこともできる。しかしバビル2世やヨミのエネルギー衝撃波に弱く、連続で浴びせられるとダメージを受けて活動不能に陥るので戦闘にはあまり向いていない。また、生き物である以上体温を持ち呼吸をすることには変わりないため、熱センサーや二酸化炭素センサーなどを用いられると擬態した居所を見つけられてしまう。アニメ版(1作目)では、不定形生命体という説明は特にされず[注釈 4]、むしろ変身能力を持つ黒豹という扱いであり、後半でエネルギーを消耗して倒れてしまった際も黒豹の姿のままであった。また、原作版と違って普段から黒豹か女性の姿で付き従い、積極的に戦闘に参加しているばかりか、バビル2世に変身した時は、バビル2世と共にエネルギー衝撃波を使っており、万能ぶりを発揮している。
ロプロス
巨大な怪鳥型ロボット。超音速で空を飛び、口からロケット弾と超音波を放つ。目にはカメラを装備しており、写真を撮影してそのデータを塔のコンピュータで分析することもできる。三つのしもべの中では最初に登場し、バビル2世を家から連れ出す役目もした。ヨミの作り出したV号との戦いで外装がはがれ、以降は機械状の表面がむき出しになった(アニメでは金色に表現されている)。主に戦闘やバビル2世を乗せての移動などに活躍する。岩や爆弾の直撃程度ではビクともしない強固な装甲を持つが、原作第4部でバビル2世をかばい、水爆ミサイルの直撃を受けた際完全に破壊された。アニメ版(1作目)では最終回まで活躍、また、後半ではそのメカニックな外見にも関わらず、倒れたロデムの姿に悲しげに俯く描写などもあり、バビル2世の大事な仲間であることが強調されていた。
ポセイドン
巨大な人型ロボット。攻撃力は三つのしもべ中最強で、大型船の船底を一撃で打ち抜くパンチとキック力を誇り、武装として指にレーザー砲、腹部に魚雷を装備する。また、ロプロスを上回る極めて硬い装甲を持ち、作中で一度も破損したりダメージを受ける描写がない。海中を高速で移動し、海を拠点とするが、陸上でも活動できる。目のランプを点滅させて信号を送り、バビル2世と会話することが出来る。アニメ版(1作目)では、ロプロスと共に最終回まで活躍。基本的には無表情なものの、後半は僅かではあるが仕草で意思表示をする描写も見られている。
超能力

バビル2世とヨミの用いた超能力を記載。バビル2世はヨミと異なりエネルギー吸収能力も持っている。
超体力・超感覚
人間の潜在能力を引き出せるので、常人の何十倍もの筋力で超スピードの運動能力やジャンプ力・怪力を発揮する。視力・聴力も非常に鋭敏で事前に本能的に危機を察知するなどの超感覚もある。
超再生能力
瀕死の重傷を負っても短期間で回復できる。また、自身の血を怪我人に輸血することにより、輸血された相手を短期間で回復させることができる。ただし、体内に猛毒・ビールスを侵入させられるなど、単純な負傷だけでない外的要因が絡み合った場合は、この能力をもってしても完全に回復することはできない。これにより常人とは比べ物にならないほどの期間餓えや渇き、極端な暑さや寒さ、睡眠を取らない長期活動に耐えることができるが、流石に長期間何も口にできなかったり休養を取れなかったりすると体力は低下していき、最終的にはダメージが蓄積されて死に至る。原作ではヨミが一週間飲まず食わずで砂漠を彷徨った描写があるが、さしものヨミも精根尽き果てて倒れ込み、部下に回収された後しばし静養せざるを得なかった。
フライング能力
どんな高い所からもクルクル回転しながら猫のように受身をとって着地する。
テレパシー
他人の心の中を読んだり、遠隔地にいる相手に自分の意思を伝えたりする。また他の超能力者から読まれないように自分の心にバリアーを張ることもできる。
催眠術
特殊な眼光で一瞬にして相手を催眠状態にして意のままに操る。
天候操作
能力の増したヨミが、バビル2世に基地を悟られないために使用。一帯を黒雲で覆い、風を吹かせて強烈な大きさの雹を降らせた。
幻覚術
能力の増したヨミが、バビル2世に基地を悟られないために使用。バビル2世をも「基地が爆弾で吹っ飛び、跡形もなくなった」と誤認させるほどの幻覚を見せた。ただし、あくまで「人間の知覚に訴える」ものであるため、映像記録や写真を撮られて確認されるとすぐにわかってしまうのが欠点。
変身能力
顔の筋肉を変化させて他人の顔になる。全身の筋肉も同様に変化させ、別人になりすますことができる。しかし、骨格までは変化させることができないのが弱点。
パイロキネシス
全身から高温の炎を吹き出し、体当たりする。並みの能力者程度では抗うことはできず、一瞬にして火だるまと化してしまう。
テレキネシス
念力で周囲の物体を自由に動かすことができる。戦闘においては岩石や建築物を破壊したり、大量の石のつぶてを相手にぶつけたりする。基本的にはより重く大きなものを動かそうとすると、消費が激しくなる。大型爆撃機が墜落した際には、さすがのバビル2世も「無理だ、ぼくにはあんな大きいものを(テレキネシスで)動かす力はない」と諦めざるを得なかった。
エネルギー衝撃波
腕から衝撃波を放って相手の内臓をズタズタにしてしまう。相手と接触しなければ効果がないので、格闘時に使われる。凄まじい威力を持ち、特性上後述の「ビールス生物」にも有効な攻撃手段なのだが、超能力の中でも特に大量のエネルギーを消費するため消耗が速く、使い過ぎるとたちまち力を失い、最後には老化現象を起こす。エンディングテーマ「正義の超能力少年」の歌詞では“電撃”と表現されている[注釈 5]
エネルギー吸収能力
エネルギー衝撃波を吸収して体力を回復できる。ただし吸収できるかどうかは相手のエネルギー衝撃波の強さにもより、あまりに強い場合はダメージを負ってしまう。ヨミはこの能力を持たなかったため、バベルの塔から後継者とみなされなかった。
超能力のデメリット

バビル2世やヨミの超能力は強力だが、決して無限ではない。使えば使うほど威力は増していくが、同時に激しい疲労を起こすようになり、キャパシティの限界を超えて急激に力を消耗すると老化現象をおこす。

ヨミは自身の死の経験からバビル2世よりも早くこのことに気づき、自分なりに考えた上で「ただ普通の人間が何年もかかって使うエネルギーを、一瞬にして使うことができるだけ」「いくら水量が豊富な井戸でも、めちゃめちゃに水をくみ上げれば枯れてしまう、それと同じこと」との推論を出していた。

バビル2世は超能力を使った後の激しい疲労について塔のコンピュータに理由を訊ねるが、制限が掛けられているらしくコンピュータは答えない。彼は第3部最後の戦いで超能力を使い果たしたヨミの姿を見て、ようやくその答えを知ることになる。
宇宙ビールス

第3部に登場。アメリカの宇宙衛星にくっついて地球に飛来したミクロの知的生命体(ウイルス)。生物に寄生して成長し、最後にはその生物を支配する。ウイルスに侵された生体が近くを走り抜けただけで空気感染するほど感染力は強く、繁殖力も非常に高い。

このビールスは過去の地球でも猛威をふるったことがあり、死者の復活やドラキュラ伯爵狼男など多くの魔人伝説を生んだ。かつて宇宙人・バビルも宇宙旅行中にこのビールスと出会っており、バベルの塔のコンピュータにその時の記録が残っていた。ビールスに感染した人間は皆血を吐いて倒れ絶命するが、その中でビールスに耐えられる体力と相性の良さを持った者は「ビールス人間」として復活する(通常の人間だと、復活できるのは30%前後の確率)。感染後は超人的な体力・知力や、銃で撃たれた程度ではみるみるうちに傷口が塞がる異常なほどの再生能力の他に、テレキネシスや火炎放射といった超能力を発揮し、数人で手をつなげばつなぐほど超能力が増していく。

また、他の動物に感染して復活する場合もあり、作中では「ビールス犬」「ビールス牛」も登場している。


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