『バットマン vs スーパーマン ジャスティスの誕生』(原題:Batman v Superman: Dawn of Justice)は、DCコミックスのキャラクター「バットマン」と「スーパーマン」をベースにした、2016年のアメリカ映画。監督はザック・スナイダー、脚本はクリス・テリオとデヴィッド・S・ゴイヤーが務め、ベン・アフレック、ヘンリー・カヴィル、エイミー・アダムス、ジェシー・アイゼンバーグらが出演した。「DCエクステンデッド・ユニバース」の2作目であり、『マン・オブ・スティール』(2013年)の続編。
同年8月には、劇場公開版ではカットされた約30分の未公開シーンを追加した「アルティメット・エディション」が映像ソフトで発売された。 DCコミックスの複数のヒーローが共演するシェアード・ユニバースのDCエクステンデッド・ユニバースの2作目。2016年3月25日、北米で世界最速公開[6]。日本でも北米と同日の2016年3月25日に公開された。2013年の『マン・オブ・スティール』の続編であり、前作のクライマックスから物語が始まる。同ユニバースに初めてバットマンが登場する作品である為、『ダークナイト・トリロジー』やそれ以前に製作されたバットマンの実写作品とは世界観やストーリーの繋がりはない。時系列上、本作の後の出来事を描いた作品として『スーサイド・スクワッド』が、本作の直接の続編として『ジャスティス・リーグ』がある。 監督は引き続いてザック・スナイダー。スナイダーとデヴィッド・S・ゴイヤーが原案を手がけ、ゴイヤーが脚本を執筆し、さらにクリス・テリオが加筆した。前作から、ヘンリー・カヴィル、エイミー・アダムス、ローレンス・フィッシュバーン、ダイアン・レインが引き続き出演し、新たなキャストとしてベン・アフレック、ジェシー・アイゼンバーグ、ジェレミー・アイアンズ、ガル・ガドットが登場する。スーパーマンとバットマン、ワンダーウーマンのほか、アクアマン、フラッシュ、サイボーグがカメオ出演する。 ラットパック・デューンエンターテインメント、アトラス・エンターテインメント及びクルエル・アンド・アンユージュアル・フィルムズが製作を、ワーナー・ブラザースが配給を担当。 前作『マン・オブ・スティール』でスーパーマン(クラーク・ケント)はゾッド将軍の侵略を阻止し、地球の危機を救った。しかし、スーパーマンの能力や戦いの被害によって、「地球外から来た脅威、異星人」として地球から追放すべきという世論が強まっていた。スーパーマンとゾッド将軍が大規模な市街戦を繰り広げた際に、バットマン(ブルース・ウェイン)は自身が保有するビルを破壊される。自社の社員を失ったバットマンは、スーパーマンの力を危険視し警戒する。そんな中、スーパーマンを「偽りの神」だとして陥れようとする者が現れはじめる。 クラークはバットマンをデイリー・プラネットの記事にするため彼を探す。ブルースはロシアの武器密売人であるアナトリ・クナイゼフがレックス・コープの社長であるレックス・ルーサーJr.と接触していることを知る。
概要
あらすじ