かつてティム・バートンが監督としての企画が存在したころ、リドラー役にはロビン・ウィリアムズで、ロビン役にはマーロン・ウェイアンズが打診されていた。ウェイアンズに至っては衣装合わせまで行ったとのこと。しかしバートンが降板したことでその企画も消滅した。
ロビン役を検討していた製作サイドは、ロビン役にクリスチャン・ベールも検討していたものの、結局クリス・オドネルが同役を演じることになるが、ベールは後にクリストファー・ノーラン監督の同作品においてブルース・ウェインを演じている。
小ネタ
終盤でアーカム精神病院に登場する医師のモデルは、前作と前々作の監督ティム・バートン。エンドクレジットの役名には「Dr.Burton(バートン博士)」と記載されている。演じた俳優はルネ・オーベルジョノワ。
今作に登場する眼鏡をかけた中年の女性記者を演じているのは、『バットマン』の原作者であるボブ・ケインの妻だったエリザベス・サンダース。彼女は次回作である『バットマン&ロビン Mr.フリーズの逆襲』にも同役で出演している。
ハロウィンでウェイン邸にお菓子をもらいに来る子どもの内の一人は、ティム・ロビンスとスーザン・サランドンの息子。
バットマンファンである竹中直人はワーナーにバットマンを吹き替えたいと直接頼み込み、ソフト版の日本語吹き替えを担当することになった。
吹き替えでリドラーを演じる島田敏は、水曜ロードショーで『バットマン オリジナル・ムービー』が放送された際にはロビンを演じていた。また、同時に日曜洋画劇場版でフレッドを演じる千田光男はリドラーを演じている。
脚注^ a b c “Batman Forever (1995)