バットマン_(アニメ)
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後の2000年に当時の声優陣を揃え、未放送エピソードを吹き替えて放送された。オープニング・ナレーションは山寺宏一が担当。また、上記コミックシリーズは、二度の映画の公開に合わせて小学館プロダクション(現・小学館集英社プロダクション)から『バットマン:マッドラブ』が、ジャイブから『バットマン:ハーレイ&アイビー』が邦訳・出版された。

「氷の心を持つ男(Heart of Ice)」「ロビンの復讐(Robin's Reckoning)」などでエミー賞を獲得している[3]
ストーリー

ここは犯罪都市「ゴッサムシティ」。「おい見たか?」。

警察の飛行船のパイロットが蝙蝠の怪人を目撃し話題となっていた。ゴッサムシティに現れた新たなる怪人「マンバット」は製薬会社から薬品を強奪していた。それに立ち向かうのは我らがゴッサムシティの闇の騎士「バットマン」。バットマンはマンバットの正体をカーク・ラングストロム博士だと突き止め救おうとするが、マンバットに変身したラングストロムに襲われる。マンバットと交戦しなんとか気絶させるバットマン。マンバットをラングストロムの妻、フランシーヌに送り届けたバットマンは治療によりマンバットをラングストロムに戻す。

だがこれはバットマンにとっての戦いの一つに過ぎなかった。
メインキャラクター
バットマン / ブルース・ウェイン
声 - 玄田哲章[4]/英 - ケヴィン・コンロイマイケル・アイアンサイド(80代)ゴッサム・シティの大富豪にして闇の騎士。映画よりもヒーローとしての性格が強く造形されている。
ロビン→ナイトウイング / ディック・グレイソン
声 - 松本保典[5]、少年時代 - 折笠愛/英 - ローレン・レスター、少年時代 - ジョーイ・シムリンバットマンの助手。「The New Batman」よりナイトウイングとして登場。
アルフレッド・ペニーワース
声 - 北村弘一[6]/英 - クライヴ・レヴィルエフレム・ジンバリストJr.ブルースの忠実な老執事。バットモービルなどの整備もこなす。
バットガール / バーバラ・ゴードン
声 - 林原めぐみ/英 - メリッサ・ギルバートタラ・ストロングメアリー・ケイ・バーグマン(『バットマン サブゼロ 凍りついた愛』のみ)ゴードン市警本部長の娘。「The New Batman」よりレギュラー化した。
ロビン / ティム・ドレイク
声 - 日本語版未登場/英 - マシュー・バレンシア二代目ロビン。「The New Batman」より登場。
レスリー・トンプキンス
声 - 磯辺万沙子重松朋/英 - ダイアナ・マルドアブルースの懇意にしている精神科医。バットマンの正体を知る人物の一人。
ルシアス・フォックス
声 - 増岡弘峰恵研/英 - ブロック・ピーターズ→メル・ウィンクラーブルースの会社のトップ。やり手のビジネスマンで、全てを一任されている。
警察関係、及び民間人
ジェームズ・ゴードン市警本部長
声 - 小林修[7]/英 - ボブ・ヘイスティングスゴッサム市警のトップである正義漢。バットマンの協力者。娘には割と甘い。
ハーベイ・ブロック刑事
声 - 辻親八[8]/英 - ロバート・コスタンゾハリーとも。自警団であるバットマンを警察の障害として敵視する刑事。身なりも格好もだらしないが、やり手。根は好人物。
レニー・モントーヤ
声 - 紗ゆり[9]/英 - イングリッド・オリウ→リアーヌ・シャーマーアニメ用の新規キャラ。ヒスパニック系の女警官。「The New Batman」より刑事に。コミックに採用された一人で、後に2代目のクエスチョンとなっている。
サマー・グリースン
声 - 井上喜久子[10]/英 - マリ・デヴォンアニメ用に新規に作られたレギュラー。テレビリポーターだが誘拐されたり何度もひどい目にあっている。
ハミルトン・ヒル市長
声 - 嶋俊介石波義人/英 - ロイド・ボックナーアニメ用に設定された市長。後にコミックに採用されたが、設定は本作とは少し異なっている。
グレイゴースト / サイモン・トレント
声 - 田中信夫/英 - アダム・ウェスト幼少のブルースも観ていた昔の人気TVヒーロー。トレントはこれを演じて当時人気になったが、現在は役者として失敗してしまっていた。原作ではバットマンは「怪傑ゾロ」の影響を受けていた(両親が殺された日に見た映画がこれである)が、そのエピソードを膨らませる形で登場した。原語版のアダム・ウェストは実写TV版でバットマンを演じた。
ゲストヒーロー
ザターナ
声 - 日本語版未登場/英 - ジュリー・ブラウン女奇術師。ブルースに奇術や脱出術を教えたザターラの娘。ブルースとは淡い恋愛関係にもあった。本当の魔法も使える。コミックにおける登場は60年代と古く、「ホークマン」にゲストとして登場。後に自らのコミックも出版された。ジャスティス・リーグの一員でもある。
ザターラ
声 - 日本語版未登場/英 - ヴィンセント・スキャヴェリブルースの師匠の大魔術師。DCコミックス最初期のヒーローであり、アクション・コミックス#1でスーパーマン等と共に初登場した。
ジョーナ・ヘクス
声 - 小林清志/英 - ウィリアム・マッキニー開拓時代のアメリカ西部で活躍した賞金稼ぎ。右半分が酷く傷ついた顔と、擦り切れた南軍の制服がトレードマークのガンマン。本作では過去にレイシュ・アル・グールと争ったという設定で、レイシュが語るその時の回想に登場する。本来はDCコミックスが70年代に発表した同名作品の主人公。本作ではコミックよりもだいぶ年老いた姿で登場する。
エトリガン / ジェイソン・ブラッド
声 - 日本語版未登場/英 - ビリー・ゼイン悪魔をその身に宿したため、不老不死となった元修道僧にして冒険家。呪文を唱えることで、悪魔へと姿を変える。同じ不老不死のレイシュ・アル・グールとも面識がある。ジャスティス・リーグの一員でもある。本作のコミック版に登場したのがきっかけで、アニメにも登場することになった。
スーパーガール / カーラ・ケント
声 - 日本語版未登場/英 - ニコール・トムスーパーマン』からゲスト出演。バットガールと意気投合し、共にハーレイとアイビー、ライブワイヤーと戦う。
クリーパー / ジャック・ライダー
声 - 日本語版未登場/英 - ジェフ・ベネットニュースリポーターの脇役として何度か登場した後、ジョーカーの毒薬により変身。けたたましい笑い声と狂ったような行動、赤い毛皮をマントのようにまとっているのが特徴。とかくやかましい変り種のヒーローで、コミックでも様々なヒーロー達と客演している。
ヴィラン
『Batman: The Animated Series』から登場
原作登場
マンバット / カーク・ラングストロム
声 -
金尾哲夫/英 - マーク・シンガー遺伝子学の博士が動物血清の研究中、自分にそれを射ちコウモリの怪物に変化してしまった姿。後に妻のフランシーヌ(声 - 篠原恵美/英 - メレディス・マックレイ)も同様の怪物になってしまう。
ジョーカー / ジャック・ネーピア
声 - 青野武[11]/英 - マーク・ハミルバットマン最大の宿敵。ピエロのような姿の凶悪犯罪者。本シリーズでも様々な悪事でバットマンを苦しめる。デザイン変更後は黒目と白目の入れ替わった無機質なデザインになった。本名は映画版から受け継いだ設定。


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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)
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