映画を見た者の多くは、シュマッカーが同性愛の暗示をストーリーに組み込んでいると考えた[5]。ジェームズ・ベラーディネリはバットスーツの乳首や、尻や股間をクローズアップするカメラアングルに疑問を呈した[29]。前作『バットマン フォーエヴァー』でも同様にバットマンとロビンのスーツに乳首とコッドピースがつけられていた。シュマッカーは「私にはバットスーツとロビンのスーツに乳首を付けることが国際的な見出しを喚起することになるとは考えもしなかった。スーツは古代ギリシャ彫刻から来ており、完璧な体を表す。これらは解剖学的に正しい」と説明した[5]。ジョージ・クルーニーは「バットマンはゲイだから(「gay」の本来の意味である「陽気な」「派手な」とかけている)、ジョエル・シュマッカーは“我々は別の『バットマン』映画を作ったわけじゃない”と僕に言った」とジョークを言った[30]。クルーニーはこの映画に批判的で、「私たちがフランチャイズを殺してしまったかもしれない」と語り[31]、また「金の無駄」とも呼んだ[32]。 賞部門候補結果
受賞とノミネート
ゴールデンラズベリー賞最低作品賞『バットマン & ロビン Mr.フリーズの逆襲』ノミネート
最低助演男優賞クリス・オドネルノミネート
アーノルド・シュワルツェネッガーノミネート
最低助演女優賞アリシア・シルヴァーストーン受賞
ユマ・サーマンノミネート
最低スクリーンカップル賞ジョージ・クルーニー、クリス・オドネルノミネート
最低監督賞ジョエル・シュマッカーノミネート