『バットマン & ロビン』の批評家の反応は否定に偏った。Rotten Tomatoesでは95件のレビューで支持率は11%、平均点は3.8/10、批評家の一致した見解は「ジョエル・シュマッカーのふざけた態度が『バットマン&ロビン Mr.フリーズの逆襲』で我慢の限界に達したことで気の狂った愚かな映画になってしまい、あまりに冗談が過ぎていて大して好きにはなれない。」となっている[22]。またMetacriticでは21件のレビューのうち高評価は1件、賛否混在は9件、低評価は11件で加重平均値は28/100となっている[23]。
シュマッカーとプロデューサーのピーター・マクレガー=スコットは、本作の不評はワーナー・ブラザースが製作を急いだために起こったと主張した。「ワーナー・ブラザースは『バットマン & ロビン』をもっとファミリー・フレンドリーにするように圧力をかけてきた」とシュマッカーは説明した。また「我々はあまり重苦しくない『バットマン』映画にし、苦悩を減らし、よりヒロイックにすることに決めていた。それが理由で非難されていることは知っているが、私はそのアプローチに全く害は見いだせなかった」と述べた[5]。『シカゴ・サンタイムズ』のロジャー・イーバートは玩具的なアプローチとMr.フリーズのつまらないジョークを批判した[24]。『ロサンゼルス・タイムズ』のケネス・トゥラン(英語版)は本作が映画『バットマン』シリーズを「殺した」と考え、また視覚効果に頼りすぎていると感じた[25]。『ワシントン・ポスト』のデッソン・トムソン(英語版)はシュマッカーの方向性とゴールズマンの脚本を非難した[26]。『サンフランシスコ・クロニクル』のミック・ラサール(英語版)は、「ジョージ・クルーニーはこの映画におけるビッグ・ゼロであり、シリーズにおけるジョージ・レーゼンビーとして歴史に名を残すべきだ」と主張した[27]。一方で、ニューヨーク・タイムズのジャネット・マスリンは肯定的な評価を与えた。彼女はユマ・サーマンの演技、映画の美術、衣裳デザインを称賛した[28]。