1995年に『バットマン フォーエヴァー』が興行的に成功した後、ワーナー・ブラザースはすぐに続編を決定した[4]。8月にワーナーは監督のジョエル・シュマッカーと脚本のアキヴァ・ゴールズマンを続投させるために雇い[5]、1997年6月公開ならば製作が間に合うと判断した[4]。シュマッカーはバットマンの1960年代のテレビシリーズのキャンプ様式とディック・スプラング
(英語版)の作品へのオマージュを望んだ[6]。『バットマン & ロビン』のストーリーラインは、『評決のとき』のプリプロダクション中にシュマッカーとゴールズマンによって考え出された[7]。Mr.フリーズのバックストーリーの一部は、テレビアニメ『バットマン』のエピソード「氷の心を持つ男?怪人ミスター・フリーズ?(英語版)」を基としている[8]。主要撮影は当初1996年8月を予定していたが[9]、同年9月12日まで遅れた[10]。撮影は1997年1月下旬に完了した[11]。撮影は主にカリフォルニア州バーバンクのワーナー・ブラザース・スタジオで行われた[5]。プロダクションデザイナーのバーバラ・リンは「(ゴッサム・シティのデザインは)ネオンまみれの東京とマシーン・エイジ(英語版)から来ている。ゴッサムはエクスタシーの国際博覧会のようだ」と述べた[12]。視覚効果シークエンスはリズム&ヒューズ・スタジオとパシフィック・データ・イメージズ(英語版)が手がけ、ジョン・ダイクストラとアンドリュー・アダムソンが視覚効果スーパーバイザーを務めた[13]。 『バットマン フォーエヴァー』と同じくエリオット・ゴールデンサールが映画音楽を手がけた[14]。サウンドトラックにはスマッシング・パンプキンズの「The End Is the Beginning Is the End」、グー・グー・ドールズの「Lazy Eye」など多数のアーティストの曲が含まれた。またR・ケリーはサウンドトラックのために「Gotham City」を書いた。サウンドトラック盤は映画公開の1ヶ月前のとなる1997年5月27日に発売された[15][16]
音楽