1957年、新たな放送センター、ひとつの100kW短波送信施設、2つの10kW送信施設、ひとつの120kW中波送信施設、合計21の指向性アンテナおよび全方向性アンテナが、運用開始。その次の段階として、アフリカおよびオセアニア向けの2つの100kW送信施設、ヨーロッパ向けの250kWの中波送信施設、極東および南米向けの500kWの送信施設が運用開始[3]。
2000年代に入り、デジタル放送技術 (DRM, T-DAB, T-DMB)を用いた実験的放送を開始、番組配信のために電子ニュースやポッドキャストなどの使用開始。 日本語放送は1959年2月17日[4]から行われたが、受信状態が良くなかったため、リスナーの確保は難航した。その後、送信設備の拡充などで受信状態が改善された。受信報告を送ると、教皇の写真が入ったカード(ベリカード)が届くことで人気があった。 長らく、局全体として「放送言語の拡充はしても削減は行わない」という方針であったが、財政難から方針を転換し、2001年ごろから廃止される番組が出始め、日本語放送も同年3月25日で終了した。終了時点の周波数は午前が7310kHzと9585kHz、午後が5940kHzと11625kHzだった。 フィリピンのラジオ・ベリタス・アジアはカトリック系であるので友好関係にある。 2001年3月には、送信所からの電波が周辺の住民に被害を与えているとしてイタリア政府から出力を下げるように通告された。
日本語放送
他
脚注^ “・世界のカトリック信者数は13億人弱と微増、世界総人口比は微減?バチカン統計(Tablet)
^ “カトリック中央協議会
^ a b c Levilliain, Philippe. The Papacy: An Encyclopedia. Translated by John O'Malley. Routledge, 2002. ISBN 0-415-92228-3
^ 「新聞日誌 1959年2月」『新聞研究』第93号、日本新聞協会、1959年4月、53頁。
外部リンク
⇒RADIO VATICANA(各国語版)
⇒バチカン放送(日本語版)
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