バス_(声域)
ダブルベース(コントラバス)の略称。通常クラシック音楽やジャズにおいては、バスはこの楽器を示す。時には後述の金管楽器と区別するため「弦バス」と呼ばれる(特に吹奏楽においては欧米においてもString Bass、Contrebasse a cordes等の表記が多く見られる)。
バスドラム、ベースギターの略称。ロックンロールで用いられることが多い。ベース (弦楽器)も参照。
大型の低音金管楽器の略称。吹奏楽やブラスバンドにおいて低音部の役割を担うテューバ(チューバ)やスーザフォン(スーザホン)、サクソルン属低音楽器のことである。
バスクラリネットやバストロンボーン、バスサクソフォーンの略称(やや一般的でない用法)。
和声法または和声法に基づく音楽で、合奏体(重奏、合唱、重唱、ピアノ独奏等も含む)でもっとも低い音を受け持つ声部をバスという。和声法においてバスは、音楽そのものの和声的な意味合いを決定づける特別な意味を持ち、和声的な重要さの点では他の声部と異なっている。
他の声域
ソプラノ
メゾソプラノ
アルト(コントラルト)
カウンターテナー / カストラート
テノール
バリトン
脚注^ フレデリック・フースラー/イヴォンヌ・ロッド=マーリング 『うたうこと 発声器官の肉体的特質』 須永義雄・大熊文子訳 音楽之友社、2000年、111頁。ISBN 4-276-14252-0
関連項目
音楽
歌手
オペラ
声楽
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