運行経路にバス専用の走行路を使用している路線。主に廃止された鉄道路線の線路跡地にバス専用道路を設置している場合が多く、下記の6路線のうち4路線が関東・東北の路線であり、そのうち2路線が茨城県の路線である。詳細は「バス専用道路」および「ガイドウェイバス#日本」を参照 他の一般路線バスとは別体系の路線を設定して運行するもの。バスレーンの設置や連節バスを使用する場合が多い。詳細は「バスレーン」および「連節バス#導入済みの事業者」を参照
軌道法に基づく軌道路線[注 1]
ゆとりーとライン:大曽根駅 - 小幡緑地駅間にガイドウェイバス専用通路(ガイドウェイバス志段味線)を設置。
道路運送法上の専用自動車道を有する路線
白棚線(JRバス関東)
気仙沼線・大船渡線BRT(東日本旅客鉄道):2011年の東日本大震災により使用されなくなった気仙沼線・大船渡線の線路敷を利用。
日田彦山線BRT(JR九州バス):2017年の九州北部豪雨により使用されなくなった日田彦山線の線路敷を利用[11][12]。
道路法上の専用道路等を有する路線
かしてつバス(関鉄グリーンバス):鹿島鉄道線の廃線跡を利用[13]。
ひたちBRT(茨城交通):日立電鉄線の廃線跡を利用[14]。
一般道を運行する路線
基幹バス(名古屋市営バス):2号系統では一般道の中央部に専用レーンや停留所を設置し、交差点ではバス優先信号を使用。
シーガル幕張(京成バス):新都心・幕張線で運行している連節バスである。
清流ライナー(岐阜乗合自動車):岐阜市内の幹線バス路線に連節バスを導入し、輸送効率を向上[15]。
萬代橋ライン(新潟市、新潟交通):新潟市都心部や郊外のバス路線を再編し、新たな乗継運賃[16]を導入した幹線・支線型システム「にいがた新バスシステム」における基幹路線。専用の停留所[17]や案内表示[18]を設けたほか、一部の便に連節バスを導入した。しかし、新潟市がBRT構想を断念したこともあり、2024年にBRT呼称は削除されている[19]。
いまざとライナー(大阪市高速電気軌道):今里筋線の延伸計画の代替として運行[20]。
Fukuoka BRT(西鉄バス、福岡市):博多、天神、ウォーターフロント(博多港)の3拠点を巡回する環状線を整備[21]。連節バスの導入や専用の停留所を設置(一般路線バス停留所に併設)。
Kitakyushu BRT(西鉄バス、北九州市):幹線区間や通学で利用の多い区間を連節バスが運行[22]。
KAWASAKI BRT(川崎鶴見臨港バス):川崎市臨海部への交通機能強化に向け、連節バスを導入[23]。