バスケットボール
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創造から


1932年 バックパスルール設定。シューティングファウルに対するフリースローが現在の数に。

1933年 交代しコートから退いたプレイヤーは、その後さらに2度まではプレーに参加できるように。ユニフォームの背番号は算用数字を使用するよう奨励。

1935年 3秒ルールが現在に近い形に。

1938年 フィールド・ゴール成功後、センター・ジャンプで再開する規定がなくなり、エンド・ライン外からのスローインに。

1946年 バックボードをコート内側の現在位置に移動。交替出場回数に制限がなくなる。5ファウルで退場となる。フリースローを放棄し、アウトからのスロー・インを選ぶ権利が与えられた。

1954年 NBAがショットクロック(24秒ルール)導入。

1956年 ショットクロック(30秒ルール)導入し、バックパスルール廃止。

1957年 フリースローを放棄できなくなる。

ローマ・オリンピック後に国際ルールに沿った規則となって以降。


1965年 一般男女と高校男子の試合を20分ハーフにし、使用ボールを7号ボールに。

1973年 バックパスルール、10秒ルールの復活。

1974年 バスケット・カウント・ワンスローが復活。

1979年 2個のフリースローのうち、1個でも入らないときさらにもう1個を与える「スリー・フォー・ツー・ルール」設定。

1985年 3ポイントルールの採用、チームファール罰則が7ファールに スリーフォーツーの廃止。

1991年 フリースローをせずにセンター・ラインのアウトからのスロー・インを選べる「選択の権利」が廃止。背番号が4番からに。

1995年 アリウープがリーガル・プレイに シューティングファウルがシューターが床に着くまでに拡大。インテンショナル・ファウルが「アンスポーツマンライク・ファウル」改名。

1999年 後半の最後と各延長時限最後の2分間にフィールド・ゴール 成功時はゲーム・クロックを停止。

2000年 20分ハーフを10分クオーター制に。

2001年 30秒ルールから24秒ルールへの変更。

2010年 制限区域が台形から長方形に、3ポイントラインが拡大。ノーチャージエリアの設定。ショットクロックの14秒リセット導入。

2012年 オフェンス・リバウンド時もショットクロックが14秒リセットに。

2014年 プレイヤーのテクニカル・ファウルが2回で失格・退場に。テクニカル・ファウルの罰則のフリースローを1本に。

2018年 ボールを保持すると同時についた足を0ステップとした。

現行の主要ルール

以下に記すのは主に国際バスケットボール連盟(FIBA)[2] 及び日本バスケットボール協会(JBA)のオフィシャルルール[37] による。

日本プロバスケットボールリーグ[38] と、北米のプロリーグであるNBAはそれぞれ独自のルール[39] を規定している。また、小学生が行うミニバスケットボールも、独自のルール[32] が規定されている。詳細は「NBA#NBA独自のルール」を参照。

5人対5人で試合を行う。3人対3人の3 x 3(スリー・エックス・スリー)もある。交代要員の数はその試合によって異なり、ホームチーム側に多く設定されることもある。例としてbjリーグではホームチーム15人、アウェイチーム12人であった。

10分のクォーターを4回行う。第1第2クォーターを前半、第3第4クォーターを後半という。

第4クォーターが終わったとき両チームの得点が同じだった場合は、1回5分の延長時限(オーバータイム)を必要な回数だけ行う。

ボールは手で扱わなければならない。ボールを保持したまま3歩以上歩くこと(トラベリング)、故意に足または腿で蹴ったり止めたりすること、拳で叩くことなど、からだの触れ合いおよびスポーツマンらしくない行為以外の規則に対する違反をヴァイオレイションという(詳細はヴァイオレイションの項を参照のこと)。

相手チームのプレイヤーとの不当なからだの接触やスポーツマンらしくない行為をファウルという(詳細はファウルの項を参照のこと)。

相手チームのバスケットにライブのボールを上から通過させるか、バスケットの中にとどまること(ショット)によりゴールとなり、規定の得点が認められる。2ポイントエリア(攻撃するバスケット側の3ポイント・ライン以内のエリア)からのフィールドゴールは2点、3ポイント・ラインより外側(3ポイントエリア)でのフィールドゴールは3点が認められる[注 4]。フリースローによるゴールは1点である。

ショットの動作中に守備側からファウルを受けるとフリースローが与えられる。そのショットが成功した場合は得点は認められ(バスケットカウント)、さらに1本のフリースローが与えられる。ショットが失敗した場合は、2ポイントエリアからのショットの場合は2個、3ポイントエリアからのショットの場合は3個のフリースローが与えられる。

プレイヤーがコート内でライブのボールをコントロールした場合、そのチームはコントロール開始から24秒以内にショットをしなければならない(24秒ルール)。

ゲームはセンターサークルで両チームのプレイヤーによりジャンプボールで始められる[注 5]。前半は相手チームのベンチ側にある相手チームのバスケットを攻め、後半は攻めるバスケットを入れ替える。オーバータイムは後半と同じバスケットを攻撃する。

第2クォーター(試合時間を参照)からは、オルタネイティング・ポゼション・ルールにより、オフィシャルズテーブルから遠いほうのセンターラインの外側からのスローインで始まる。

審判とテーブルオフィシャルズ

審判(オフィシャルズ)は2人もしくは3人で行う。これは主催者により選択される。

このほかに、審判を補佐し、得点を記録するなどの仕事を行うテーブルオフィシャルズ(TO)が4名いる。詳細は「審判 (バスケットボール)」および「テーブルオフィシャルズ」を参照。
試合時間バスケットボールのゲームクロックとショットクロックバックボード上方のクロックの例

10分を1クォーターとし、第1クォーターから第4クォーターまでの4つのクォーター、計40分間で行なわれる。[注 6] 試合時間は、残り時間として電光掲示板や得点板に表示される。[注 7]以下の状況では、試合時間(ゲームクロックと呼ばれる時計)が一時停止する。[注 8]

ファウルやヴァイオレイションの判定の瞬間から、フリースローやスローインの後、コート内のプレイヤーがボールに触れるまで

タイムアウトの開始から、フリースローやスローインの後、コート内のプレイヤーがボールに触れるまで

審判が必要と判断した状況から、フリースローやスローインの後、コート内のプレイヤーがボールに触れるまで

第4クォーターとオーバータイムの終了2分を切った(ゲームクロックが2:00を表示した)後は、全てのフィールドゴール成功時からスローイン後、コート内のプレイヤーがボールに触れるまで

残り時間が0.0秒になるとともに各クォーターは終了し、サッカーラグビーにおけるロスタイムの概念はない。[注 9]

各クォーター間では、第1と第2及び第3と第4の各クォーター、並びに各オーバータイムの間に2分間、第2と第3クォーター間のハーフタイムに15分間のインターバル(インタヴァル、インターヴァルとも)がそれぞれ与えられる。ただし、これは大会の主催者によって変更されることもしばしばある。以前は20分の前半・後半(ハーフ)、ハーフタイム10分だった。その後NBAのルールと同じく4ピリオド制となった。いわゆる引き分けはなく、同点の場合5分単位でのオーバータイムを決着がつくまで繰り返し実施する。オーバータイムは第4クォーターの延長とみなされ、チームファウルは第4クォーターと合わせて数えられる。

中学生の試合では、8分のクォーターを4回行う。延長は3分となる。

小学生の試合では、5 - 6分のクォーターを4回行い、前半10人の選手を1人5 - 6分出場させ、第1クォーターから1人の選手が3クォーター連続で出場できない。延長は3分となる。
ヴァイオレイション

身体の触れ合いを伴わない、あるいはスポーツマンらしくない振る舞い以外の規則に関する違反のこと。バイオレーション、ヴァイオレーションとも。相手チームによるスローインからのリスタートとなる。詳細は「ヴァイオレイション」を参照。
ファウル

規則に反する違反のうち、不当な身体の触れあいおよびスポーツマンらしくない行為をファウル、またはファールと呼ぶ。

パーソナル・ファウル、テクニカル・ファウル、アンスポーツマンライク・ファウル、ディスクオリファイング・ファウルの種類がある。

選手個人に課されるファウルがほとんどであるが、ヘッドコーチやアシスタント・コーチ、チームに課されるファウルもある(チームに課されるファウルはヘッドコーチのファウルとして記録される)。


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