旗
紋章
歌:エウスコ・アベンダレン・エレセルキア
スペイン北部におけるバスク州の位置(赤)
.mw-parser-output .geo-default,.mw-parser-output .geo-dms,.mw-parser-output .geo-dec{display:inline}.mw-parser-output .geo-nondefault,.mw-parser-output .geo-multi-punct,.mw-parser-output .geo-inline-hidden{display:none}.mw-parser-output .longitude,.mw-parser-output .latitude{white-space:nowrap}北緯42度50分 西経2度41分 / 北緯42.833度 西経2.683度 / 42.833; -2.683座標: 北緯42度50分 西経2度41分 / 北緯42.833度 西経2.683度 / 42.833; -2.683
国名スペイン
州都ビトリア=ガステイス[1][2]
県アラバ県、ビスカヤ県、ギプスコア県
政府
? 種別自治権委譲(立憲君主制憲政下)
? レンダカリイニゴ・ウルクリュ (バスク民族主義党(EAJ/PNV))
面積
? 合計7,234 km2
面積順位14位 (スペイン中1.4%)
人口(2008)
? 合計2,155,546人
? 順位7位(スペイン中4.9%)
? 密度300人/km2
バスク人の呼称
? 英語Basque
? カスティーリャ語vasco(男性形)、vasca(女性形)
? バスク語euskaldun
電話番号+34 94-
ISO 3166コードES-PV
自治州法1979年10月25日
公用語バスク語、カスティーリャ語
バスク自治州議会75人
スペイン下院19人(350人中)
スペイン上院15人(264人中)
ウェブサイト ⇒バスク州政府(バスク語)
a. .mw-parser-output .citation{word-wrap:break-word}.mw-parser-output .citation:target{background-color:rgba(0,127,255,0.133)}^ Also Euskal Herria, according to the Basque Statute of Autonomy .
b. ^ Also Euskal Herriko Autonomia Erkidegoa, according to the Basque Statute of Autonomy.
バスク州(バスクしゅう、バスク語: Euskadi [eus?kadi], スペイン語: Pais Vasco [pa?iz ?βasko], 英語: Basque Country, フランス語: Pays Basque)は、スペイン北部にある自治州。ピレネー山脈の西側に位置し、北側は大西洋のビスケー湾に面している。アラバ県、ビスカヤ県、ギプスコア県の3県で構成されている。
スペイン1978年憲法(現行憲法)によって、バスク州はスペインにおいて強力な自治権を得た。行政区分としてのバスク州はゲルニカ憲章(英語版)(バスク自治憲章 : スペイン領バスクに住むバスク人の発展のための枠組みを提供する基本的な法的文書)に基づいているが、バスク人が多く住むナバーラ県はバスク州から除外され、単独でナバーラ州となった。バスク州には公式な州都は存在しないが[1]、バスク議会やバスク州政府の本部が置かれるアラバ県のビトリア=ガステイスが事実上の州都である。人口が最も多い自治体はビスカヤ県のビルバオである。 バスク人の居住地という文化的領域としてのバスク地方と、行政区分としてのバスク州との混同には注意が必要である。バスク地方やバスク州を指す呼称として、バスク語にはエウスカル・エリア(Euskal Herria)とエウスカディ(Euskadi)があるが、この2種類はバスク州のみを指す場合と、バスク地方全体を指す場合があり、個人の立場や政治社会的文脈によって様々である[3]。エウスカル・エリアは「バスク語の話されるくに[注 1]」を意味し、エウスカディはバスク・ナショナリズムの始祖サビノ・アラナの造語である[3]。カスティーリャ語でバスク州はパイス・バスコ(Pais Vasco)またはエウスカディと呼ばれ、バスク地方全体を指す場合にバスコニア(Vasconia)という単語が使われる場合がある[3]。 西はカンタブリア州とカスティーリャ・イ・レオン州、南はラ・リオハ州、東はナバーラ州およびフランスと接しており、北は大西洋のビスケー湾に面している。エブロ川がラ・リオハ州との自然州境を形成している。東西に並行して走る2本のバスク山脈によって、バスク州は地理的に3地域に分けることができる。ビスケー湾に面した北部の「大西洋岸」、地中海に流れ込むエブロ川流域にあたる南部の「エブロ谷」、両者の中間部のアラバ盆地と呼ばれる高原地帯である。 バスク山脈からビスケー湾に流れ込むネルビオン川、ウロラ川、オリア川、ウルメア川、ビダソア川などの小河川が内陸部に小盆地を形成している。海岸部はリアス式海岸が続き、高い崖や小さな入江で構成されていることから、天然の良港を抱える[4]。砂浜海岸は少なく[5]、レケイティオやサン・セバスティアンなど一部に限られる。ビルバオ・アブラ湾、ビルバオ河口、ウルダイバイ河口、フランスとの国境を形成しているチングディ湾などの地形が特徴である。海岸部に住むバスク人は捕鯨におけるヨーロッパの先駆者であり、ビスケー湾沿岸にはベルメオ、オンダロア、サラウツ、オンダリビアなど、紋章に鯨の図柄を含む自治体が少なからず存在する[3]。協同での捕鯨や遠洋漁業に代表されるように、ビスケー湾岸地域は山間部に比べて集団主義志向であるとされる[3]。 ギプスコア県のスマイア、デバ、ムトゥリク一帯のカンタブリア海の海岸はユネスコ世界ジオパークに指定されている[6]。 二つの山脈の間の地域はアラバ盆地と呼ばれる高原があり、アラバ盆地の中央部には州都ビトリア=ガステイスが位置している。河川は山地や盆地からエブロ川に向かって流れ、主な河川にはサドーラ川やバジャス川などがある。北部と中間部の間にはバスク山脈の一部であるゴルベア山地やウルキージャ山地が横たわっており、アラバ県とギプスコア県の県境にはバスク州の最高峰であるアイスコリ山(1,551m)がある。 南部のエブロ川流域はリオハ・アラベサと呼ばれ、ラ・リオハ州やアラゴン州などと地中海沿岸的特性を共有している。
名称
地理
地形
北部(大西洋岸)
中間部(アラバ盆地)
南部(エブロ平原)
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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
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