ハート・ロッカー
また、国防総省は当初、撮影に協力し現場にトッド・ブレスシール中佐(Todd Breasseale)を送ることになっていたが問題が発覚したため中止になったという[6]。
主な受賞
ハリウッド映画祭:監督賞、ブレイクスルー男優賞
ゴッサム賞:作品賞、アンサンブル演技賞
2009年ナショナル・ボード・オブ・レビュー:ブレイクスルー男優賞
第35回ロサンゼルス映画批評家協会賞:作品賞、監督賞
第75回ニューヨーク映画批評家協会賞:作品賞、監督賞
ボストン映画批評家協会賞:作品賞、監督賞、主演男優賞、撮影賞、編集賞
第44回全米映画批評家協会賞:作品賞、監督賞、主演男優賞
第14回サテライト賞:作品賞 (ドラマ部門)、主演男優賞 (ドラマ部門)、監督賞、編集賞
全米製作者組合賞:作品賞
全米監督協会賞:作品賞
第63回英国アカデミー賞:作品賞、監督賞、オリジナル脚本賞、編集賞、音響賞、撮影賞
第82回アカデミー賞:作品賞、監督賞、オリジナル脚本賞、編集賞、音響効果賞、録音賞
その他
劇中にXbox 360のゲームソフト『Gears of War』が登場するが、このゲームの発売は2006年であり、本作の時代設定である2004年には存在しない。そもそもXbox 360本体自体が発売されていない(2005年発売)。
劇中でジェームズが首から下げているドッグタグは1枚だが、これは実際の爆弾処理班が爆弾被害を想定してもう一枚をブーツに入れていることに基づく[7]。
エルドリッジは左胸にタバスコ瓶をつけている。これはトレーニングを担当した兵士の一人がタバスコ瓶を胸につけていたことに発想を得ている。ビグロー監督は、MRE(軍事行動中の食料)の不味さをマシにする為のものだろうとコメント[8]。
劇中装備しているヘルメットの紐後部の表記から血液型がわかる。ジェームズ A NEG(A型RH-)、サンボーンA POS(A型RH+)、エルドリッジO POS(O型RH+)
最初の爆弾の解体をしに行くジェームスが使用するサイドアームは本来は米軍正規採用のベレッタM92FSであるが税関手続き上調達が出来なくそれに似たベレッタM92を調達して撮影をした[9]。
関連項目
中国人民解放軍空軍 - 空軍のプロモーション動画にハート・ロッカーの映像が使用され話題となる[10]。
脚注^ a b “The Hurt Locker (2009)”. Box Office Mojo. 2011年6月1日閲覧。
^ 中佐はLieutenant colonelであるが、通称で「Colonel」と呼びかけられた為、字幕、吹替ともに大佐と誤訳されている。階級章は中佐
^ “'Hurt どうなる?アカデミー賞、最有力候補が規定違反”. AFP (2010年3月1日). 2010年6月20日閲覧。
^ “アカデミー賞直前『ハート・ロッカー』は僕がモデル!と陸軍曹長が訴訟”. シネマトゥデイ (2010年3月4日). 2010年6月20日閲覧。
^ 間違いだらけの戦争描写 アカデミー賞に輝いた『ハート・ロッカー』は米軍への敬意に欠ける ニューズウィーク日本語版 2010年3月24日
^ ⇒'The Hurt Locker' sets off conflict Los Angeles Times
^ “ ⇒A Few Words With 'Hurt Locker' Star Jeremy Renner”. NPR movie interview (2009年7月29日). 2013年7月1日閲覧。
^ “ ⇒Kathryn Bigelow talks about 'The Hurt Locker'”. SFBG A blast By Kimberly Chun (2009年6月29日). 2013年7月1日閲覧。
^ DVDオーディオコメンタリーより
^ 中国空軍、PR動画に米国映画のシーン挿入 SNSで「総攻撃」受ける 写真1枚 国際ニュース:AFPBB News
外部リンク
⇒Hurt Locker, The (2008) - Movie Review Query Engine(英語)
ハート・ロッカー - allcinema
⇒ハート・ロッカー - KINENOTE
The Hurt Locker - オールムービー(英語)
The Hurt Locker - IMDb(英語)
表
話
編
歴
キャスリン・ビグロー監督作品
1980年代
ラブレス (1982)
ニア・ダーク/月夜の出来事 (1987)
ブルースチール (1989)
1990年代
ハートブルー (1991)
ストレンジ・デイズ/1999年12月31日 (1995)
2000年代
悪魔の呼ぶ海へ (2000)
K-19 (2002)
ハート・ロッカー (2008)
2010年代
ゼロ・ダーク・サーティ (2012)
デトロイト (2017)
カテゴリ
表
話
編
歴
アカデミー作品賞
1927?1940
つばさ(1927/28)
ブロードウェイ・メロディー(1928/29)
西部戦線異状なし(1929/30)
シマロン(1930/31)
グランド・ホテル(1931/32)
カヴァルケード(1932/33)
或る夜の出来事(1934)
戦艦バウンティ号の叛乱(1935)
巨星ジーグフェルド(1936)
ゾラの生涯(1937)
我が家の楽園(1938)
風と共に去りぬ(1939)
レベッカ(1940)
1941?1960
わが谷は緑なりき(1941)
ミニヴァー夫人(1942)
カサブランカ(1943)
我が道を往く(1944)
失われた週末(1945)
我等の生涯の最良の年(1946)
紳士協定(1947)
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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
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