ハンマーセッション!
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眼鏡を掛けたおたくであり、趣味はフィギュア集め。加えてロリコンである。ネットやデジタル機器に強く、悟郎の授業のサポートとして教室に7台のワイヤレスカメラと4本の高性能小型マイク(通称『見えルンです』)を設置し、それを使って教室内の監視(覗き)をしている。悟郎や今村を変な人たちと思いつつも信頼しており、その信頼度は「僕たち3人は一蓮托生」と言うほどである。悟郎達と別れた後は小学校教師として教壇に立つが、美少女の教え子をイヤらしい目で見ていたことを問題視されたった3日で退職。また実家にこもっていたところ脱獄してきた悟郎と今村に再会し、再びハンマーセッションの手伝いをする。
水城 涼子(みずき りょうこ)
私立光学園中等部の教師で、悟郎の指導教員。3年A組担任。悟郎の正体を知る人物の一人で、彼に対して好意と信頼を寄せている。悟郎の勤務開始当時で教職2年目。スタイルが良く、教師とは思えない露出度の高い服装をしているが、中学から大学までエスカレーター式の女子校に通っていたため、ほとんど男性との接触がなく、性に関することは保守的であり、処女(彼氏なし)。ソフトボール部の顧問をしているが、スポーツはあまり得意ではない様子。ロクのミスが原因で悟郎の正体を知ったときは憤慨したが、司馬の件が解決した後は彼を認め、秘密を共有することになった(時には悟郎の「ハンマーセッション」を手伝うこともある)。悟郎達と別れた後は光学園の生徒達の卒業を見届け、「In High School」では花園学苑高校の教師に転職する。しかし不用意な発言で島田を傷つけてしまったことで思い悩み、辞表を出そうとした(悟郎の手により未遂に終わり、その原因も解消される)。
坂本 亨(さかもと とおる)
「私立光学園中等部」校長。ロクによる学校放火事件を隠蔽するため、事件を目撃した悠を「蜂須賀悟郎」名義の教師、今村を事務員として採用し、学園内の風紀改善を依頼した。学園教員の中で悟郎の正体を知る人物の一人。寛大で温和な性格なため、悟郎や教職員からは深く慕われている。学校内での悟郎たちの最大の理解者で彼らに絶大な信頼を寄せている。悟郎、今村、ロクの3人も彼に恩義を感じているため坂本は悟郎たち3人の生涯の恩人とも言える。悟郎たちと出会う以前から重い病気を患っている。病の悪化で倒れてからは校長としての復帰は絶望的であることを悟り、彼に赴任以来の報酬を与え逃亡を勧める。しかし「ハンマーセッション! アカサギ編」では、なぜか別の学園で校長に復帰している(詳しいことは不明)。
3年B組
主要生徒
佐野 直樹(さの なおき)
悟郎が赴任して最初のハンマーセッションのターゲット。3年B組の
学級委員であるが、不登校中に勝手に決められたため本人は不満気味。元は地味な生徒だったが、学校をサボり不登校になり、遊ぶ金欲しさにカツアゲをするなど不良になっていたが、悟郎の「ハンマーセッション」により裏の世界の怖さを知り[注釈 5]、坊主頭にして再び学校に通い始め、以後、悟郎のよき理解者となり、彼を慕っている。半年間も学校に来ず、授業を受けていなかったため、成績は相当悪いが、光学園中等部の情報を知り尽くしており、悟郎にも時々その情報を提供している。半年前は友達もおらず、いつも1人でいる暗い性格だったが、学級委員になったことで、交友範囲が広がり、今ではクラスのよきムードメーカー的存在で、明るい性格になった。修学旅行以降、司馬、新田とつるんでいることが多い。また、喧嘩の腕も多少立ち、自身と司馬、新田の3人組の中では一番力は強く、今村にも一目置かれていた。そのかわり、3人組の中では一番成績は悪い(数学のテストの点数は2点)。市内一の不良校・西部中学(通称:セイチュー)のことを恐れているが、西部中学の不良にリンチされた野島を見て、司馬、新田と共に西部中学に殴りこみに行こうとするなど、正義感が強く仲間思いの一面を持っている。悟郎の事は信頼しており、「先生がいなかったらずっと学校から逃げたままだった」とも言っている。碓氷に問題児とみなされ、S組に編入させられる。
司馬 祐生(しば ゆうせい)
出席番号11番。クラスではあまり目立たず、授業中はいつも外を見ている。今村をコケにするくらい度胸がある。クールな性格で、口を開くことは少ないが、お人好しなところもある。昔から両親や教師に優秀な兄と比べられて育ち、散々馬鹿にされてきた。それによりたまったストレスを解消するために、男子生徒2人(彼らからは祐ちゃんと呼ばれる)を率いてハピスラ(ハッピー・スラッピング)をしていたが、悟郎の「ハンマーセッション」により暴力の恐怖を知り足を洗い、悟郎のことを慕い、信頼するようになる。イケメンで女子からの人気もそこそこある。佐野と同じく、成績は悪い(数学のテストの点数は8点)。修学旅行以降、佐野、新田とつるんでいることが多い。3人組の中では最も速い動きを見せる。碓氷に問題児とみなされ、S組に編入させられる。
新田 銀二(にった ぎんじ)
母子家庭。頭はキレるが、協調性がない。いつもヘアバンドをしている。クールでプライドが高く、誰にも心を開かないが幼馴染の雪美には心を開く。幼い頃に父親が蒸発している。修学旅行中、雪美の父親探しに必死になり、悟郎の助けもあり、見つけることに成功。悟郎に感謝し、彼を慕うようになる。父親との再会が悲惨なものであった場合を危惧し、雪美を守るためにミリタリーナイフを持っていた。修学旅行にて悟郎や佐野達に父親探しに協力してもらってからは、雪美以外にも心を開くようになる。3人組の中では最も気配を探ることに優れている。成績はいいのだが、数学のテストでは25点と悪い。修学旅行以降、佐野、司馬とつるんでいることが多い。碓氷に問題児とみなされ、S組に編入させられる。
早乙女 耀子(さおとめ ようこ)
夜遊びが好きで、通称「女王蜂のヨーコ」。中学生離れした美貌とフェロモンで、ほとんどのクラスの男子を従わせている。学習発表会の副責任者となる。英語科教諭・服部に一方的に憧れを寄せていた。悟郎の「ハンマーセッション」によって更生するが、その際悟郎に惚れてしまい、彼に対し積極的になった。一度悟郎の部屋(つまりロクの部屋)を見てしまったことがあり、悟郎の趣味を勘違いして、それ以来フィギュアが着ていたような短いスカートをはいたり、元気な妹のように甘えてすぐに腕を組んだりするようになる。碓氷に問題児とみなされ、S組に編入させられる。作画担当の棚橋のお気に入りのキャラクターの1人[7]
3年S組に編入された生徒
佐野 直樹(さの なおき)

司馬 祐生(しば ゆうせい)

新田 銀二(にった ぎんじ)

早乙女 耀子(さおとめ ようこ)
それぞれの前述の通り。
白石 渚(しらいし なぎさ)
身長142cm。射手座のB型。眼鏡をしている。泣き虫に加えてドジで、運動オンチ。父親がリストラされたため、母親の実家がある青森へ転校することになる(それを阻止すべく万引きをしていた)が、悟郎の「ハンマーセッション」もあり、転校しなくて済むようになる。真潮・岬と共にアイドルグループになることが夢。
北嶋 真潮(きたじま ましお)
身長162cm。水瓶座のO型。陸上部に所属しており、走高跳のエース(ただし最近サボリぎみらしい)。姉と兄がいる。料理が大得意。友人・渚の転校を防ぐため岬と共に万引きしていたが、現在は悟郎の「ハンマーセッション」により足を洗う。勝気で少々きつい性格だが面倒見がよい。鍛え抜かれた美脚の持ち主で、通称「カモシカの真潮」。
咲山 エリカ(さきやま えりか)
かつては才色兼備でヴァイオリンの腕にも秀でた優等生だったが、自分が養子であることを知り、そのショックで不良になる。以来問題を起こしては転校を繰り返し、3年の途中から光学園にやってきた。悟郎の「『禁じ手』ハンマーセッション」と母の愛により、改正。
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