ハリソン・フォード
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また、『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』公開前には「飛び降り自殺しようとするチューバッカを説得する」というシチュエーションコントを同番組内で演じた[9]。同番組には『野生の呼び声』等、映画の宣伝等でたびたび出演している。

同じく、アメリカのTBSのトーク番組「コナン」に『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』を兼ねてJ・J・エイブラムスと共に出演した際は番組のプロデューサーであるジョーダン・シュランスキーが作ったとされるレゴミレニアム・ファルコンを誤って壊すというコントを同番組内で演じて話題を呼んだ[10]。同じく、同番組には映画の宣伝等でたびたび出演しており、『インディ・ジョーンズと運命のダイヤル』の宣伝で出演した際は、当時のコントを振り返って話していた[11]

1977年公開の映画「スター・ウォーズ」第1作でレイア姫を演じた女優キャリー・フィッシャーは、レイア姫の恋人ハン・ソロ役のハリソンと1976年の撮影中から約3カ月間実生活でも恋愛関係にあったことを、2016年11月17日号の米誌ピープルのインタビューの中で告白した。当時キャリーは19歳、ハリソンは33歳で2人の子どもを持つ既婚者であった。なおキャリーは、そのインタビュー直後の2016年12月27日に亡くなっており、ハリソンも追悼コメントを発表した[12]

映画のプロモーションを積極的に行うことで知られ、日本には1978年の『スター・ウォーズ』で初来日以降、その続編である2017年の『ブレードランナー2049』まで、映画PRで計10回来日している。また2023年の『インディ・ジョーンズと運命のダイヤル』公開時には日本へ向けたサプライズのビデオメッセージを送っており、同ビデオ内では日本で自身の吹き替えを長年にわたり務めた村井國夫に対して感謝の言葉を寄せた[13][14][15][16][17][18][19](詳細は後述)。

無名時代はハリウッド界隈でも腕の良い大工として知られ、ジェームズ・コバーンをはじめ、多くのハリウッドスターを顧客に持っていた。仕事を始めてまもないころに知人の紹介でセルジオ・メンデスのスタジオの改築を手がけた際は、大工となって日が浅いにもかかわらず、手慣れた手腕で取り組み、その見事な仕上がりにメンデス自身から驚きと称賛を得たほどである。本人も大工仕事には愛着を持っており、俳優として成功の後も時折、自宅の家具作りやリフォームを自らの手で行なっている。

1968年頃、友人の写真家ポール・フェラーラのアシスタントとしてドアーズのツアーに帯同しており、そのときの映像も残されている。

ワイオミング州ジャクソンホールに800エーカー(3.2km2)の農場を所有し、気に入った映画の脚本がない場合は、同地でのんびりと過ごすというライフスタイルを貫いている。また、飛行機ヘリコプターのライセンスを持ち、過去にヘリコプターや飛行機で人命救助を行い、『インディ・ジョーンズ』ばりの私生活と話題になったほか、自ら飛行機を操縦して来日したことがある。2015年には操縦していた小型機が墜落し、自身も負傷したことがある[20]。また、車で走行中に人命救助をおこなったこともある。2017年11月19日朝、カリフォルニア州サンタポーラの高速道路で前を走行中だった女性が車の操作を誤り、道路から土手へと車ごと転落した際、他のドライバーたちとともに女性を救助。女性は救急車で運ばれたが、軽傷ですんだという。

プライベートはほとんど明かさないことで知られている[2]

2001年には『ギネスブック』で最も裕福な俳優と記されたほか、2003年にはハリウッド・ウォーク・オブ・フェームに選ばれている。

私生活では、1964年にメアリー・マーカットと結婚、2人の子供をもうけたが1979年離婚1983年に脚本家であるメリッサ・マシスンと再婚し、息子と娘をもうけたが2004年に二度目の離婚[21]。その後は女優のキャリスタ・フロックハートと2010年6月15日、映画の撮影で滞在していたニューメキシコ州サンタフェで挙式した[22][23]

『ファイヤーウォール』や『インディ・ジョーンズ/クリスタル・スカルの王国』では撮影当時60代ながらほとんどスタントマン、スタントダブルを使わずに演じたという。

息子のベンジャミン・フォードはロサンゼルスで2006年からレストランを経営し、シェフも務めて好評を博している。ハリソンもプライベートで訪れている。

2023年の『インディ・ジョーンズと運命のダイヤル』公開時のインタビューでは「私は仕事がないとうまくいきません」と語り、俳優業から引退する考えはないと明かした[24]

環境活動を広める「コンサベーション-インターナショナル」にて何十年にも渡る活動と副委員長を務めた貢献を讃え、新たに発見されたアリには“Pheidole harrisonfordi“、また同じくクモには“Calponia harrisonfordi”という学名が献上されている。さらに2023年には、2022年アンデス山脈で発見された新種のヘビについて“Tachymenoides harrisonfordi”と命名された。なお同氏の当たり役の一つであるインディ・ジョーンズは大のヘビ嫌いという設定である。

主な出演作品
映画

公開年邦題
原題役名備考吹き替え
1966
現金作戦
Dead Heat on a Merry-Go-Roundベルボーイノンクレジット
1967
LuvヒッピーノンクレジットN/A
大いなる砲火
A Time for Killingシェーファー中尉ハリソン・J・フォード名義
1968テキサスの七人
Journey to Shilohウィリー・ビル・ベアデン田中亮一
1970砂丘
Zabriskie Point 空港職員ノンクレジット

Getting StraightジェイクN/A
荒野の侵略者
The Intrudersカールテレビ映画
1973アメリカン・グラフィティ
American Graffitiボブ・ファルファ石丸博也フジテレビ版)
仲木隆司テレビ朝日版)
千葉繁TBS版)
内田直哉(ソフト版)
1974カンバセーション…盗聴…
The Conversationマーティン・ステットTBA(日本テレビ版)
麦人(テレビ朝日版)

Judgement: The Court Martial of Lt William Calleyフランク・クラウダーテレビ映画N/A
1976
Dynastyマーク・ブラックウッドテレビ映画N/A
1977ブルー・ファイア
The Possessedポール・ウィンジャムテレビ映画鹿島信哉
スター・ウォーズ
Star Wars Episode IV: A New Hopeハン・ソロサターン主演男優賞ノミネート羽佐間道夫(レコード版)


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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)
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