放映年邦題
原題役名備考吹き替え
1967バージニアン
The Virginianカレン・ティンダール
若い牛飼計2話出演
鬼警部アイアンサイド
Ironsideトム・ストウ第1シーズン第13話「The Past Is Prologue」
1968モッズ特捜隊
The Mod Squadビーチパトロール警官第1シーズン第1話「The Teeth of the Barracuda」
1969
My Friend Tony第1シーズン第6話「The Hazing」N/A
FBIアメリカ連邦警察
The F.B.I.エベレット・ジャイルズ
グレン・レバーソン計2話出演
アメリカ式愛のテクニック
主に担当しているのは、以下の二人である[29][30][31][32][33][34][35]。
村井國夫(ハリソン・フォード本人公認[13][14][15][16][17][18][19])
1985年10月4日に日本テレビの『金曜ロードショー』第一回放送作品として放送された『レイダース/失われたアーク《聖櫃》』とその次週の同年10月11日に放送された『スター・ウォーズ』の日本テレビ版の両作品で初担当[注釈 1]。以降、『インディ・ジョーンズ シリーズ』や『スター・ウォーズシリーズ』をはじめとする日本テレビ制作のフォードの吹き替えを務めた。これらの村井=フォードによる吹替版は「ダンディだが軽妙さのあるキャラクター」として視聴者に分かりやすく共感を呼び、繰り返しテレビ放送され、好評を博した[39]。また、1990年に発売された『インディ・ジョーンズ/最後の聖戦』以降はソフト版の吹き替えも担当するようになり、1980?90年代におけるフォードの専属(フィックス)として定着した[40][30]。長年にわたり吹き替えを務めたことから、日本では「フォードの分身」と言われることもあり[41]、フォードを演じ続けたその功績から第18回(2023年度)声優アワードでは外国映画・ドラマ賞を受賞した[42][43][44][45]。フォードの吹き替えに関して村井は「彼が芝居しているヒーローの魅力を壊さないようにしつつ、演じきれていない部分を助ける」という気持ちで吹き替えをやっていたと述懐し、自身の骨格が比較的フォードと似ていたことも彼の容姿にハマった要因なのかもしれないとしており[40]、フォード以外の俳優の吹き替えを殆ど行っていなかったこともかえって村井=フォードのイメージの定着に一役買っていたのではないかと分析している[46]。2000年代以降は担当する機会が減ったが、2015年の『エクスペンダブルズ3 ワールドミッション』で約10年ぶりに担当[47]。同時期に公開された『パワー・ゲーム』においてもフォードの吹き替えを担当した[48]。また、『Are We Alone? -宇宙に生命を求めて-』(2011年7月1日から2012年4月22日までの間コスモプラネタリウム渋谷で投影)の日本語版では原語版でフォードが務めたナレーションも務めている。現在も村井によるフォードの再演を希望する声は多く、特にインディアナ・ジョーンズ役に関してはパチンコ『CRFインディ・ジョーンズ』や東京ディズニーシー内のアトラクション『インディ・ジョーンズ・アドベンチャー:クリスタルスカルの魔宮』などでも起用されていたことから「耳馴染みのある村井國夫吹替」と評されるほど多くのファンから支持を集める著名なものとなっている[49][50][51]。