撮影はモントリオール[19]と中国で行われた。モントリオールではシャングリラのシーンが撮影され、ナイジェル・フェルプスが撮影を担当し、シャングリラの入り口のシーンではブルース・スタインハイマーの特殊効果チームが偽の雪を作成した[20]。フェルプスのチームは兵馬俑の作成も担当し、20種類の彫像はアン・カルジアンの3Dチームが作成している。また、アー・シン・ハン皇帝のミイラは中国から購入した兵士と馬の人形を基に作成し、キム・ワイチュンが軍馬の作成を担当した。この間、 リック・オコーネルとアー・シン・ハン皇帝の対決シーンが撮影された[20][21]。
2007年10月15日からは、中国での撮影が始まった。上海市のスタジオでは1940年代の街並みのセットが作られ、チェイスシーンなどが3週間かけて撮影された。スタジオでの撮影では、中国人の文化アドバイザーが秦朝の言語と儀式についてコーエンにアドバイスを行い撮影を補佐した[20]。ジョナサンが経営するナイトクラブ「イムホテップ」では、オコーネル一家のシーンが撮影された[22]。上海近辺での撮影では、中国人民解放軍の行進が行われるたびに撮影が中断した。終盤の砂漠のシーンは、中国人民解放軍の訓練場を借りて撮影された[23]。
特殊効果はリズム&ヒューズ・スタジオとデジタル・ドメインが担当し、リズム&ヒューズ・スタジオはイエティと三つ首竜、デジタル・ドメインは皇帝軍と終盤の戦闘シーンを作成している。ダイヤモンドに似た氷のプールは、11か月間かけて作成された[24]。皇帝軍の戦闘シーンは、MASSIVEを利用して作成している。 2008年7月24日にモスクワでプレミア上映され、8月1日に北米3,760スクリーンで公開された[25]。公開初日の収益は1,520万ドルを記録したが、週末の興行成績(4,040万ドル)は同時期に公開された『ダークナイト』の記録(4,260万ドル)には及ばなかった[26]。 国際市場では28の市場で公開され、3日間で5,950万ドル以上の収益を上げた[27]。この記録は第1作(1,670万ドル)と第2作(2,155万ドル)を大きく上回り、韓国(1,330万ドル)、ロシア(1,270万ドル)、スペイン(670万ドル)などで順次公開された[28]。最終的に興行収入は4億ドルを記録したが、前2作の興行成績を下回る結果となった[29][30][31]。 本作は高い興行収入を記録したが、批評家からは酷評された。Rotten Tomatoesには170件のレビューが寄せられ、支持率13%となっている[32]。Metacriticでは33件のレビューに基づき、31/100のスコアとなっている[33]。 ロジャー・イーバートは四つ星満点中三ツ星を与え、「なぜ私はこの映画が好きなのでしょうか。それは、このバカバカしい楽しさのためです」と好意的な評価を与え、シリーズの中で最高の作品と述べた[34]。Seattle Post-Intelligencer
興行収入
評価
批評
賞部門対象結果
サターン賞ホラー映画賞ハムナプトラ3 呪われた皇帝の秘宝ノミネート
衣装デザイナー組合
iモードの「ウリキリゲームロフトシネマ」、EZwebとYahoo!ケータイの「ゲームロフト★シネマ」向けに公式アプリゲームが配信されている。 回数テレビ局番組名(放送枠名)放送日放送時間放送分数視聴率
テレビ放送
1フジテレビ土曜プレミアム2010年10月9日21:00 - 23:10130分12.8%
2テレビ朝日日曜洋画劇場2012年1月29日11.8%
3日本テレビ金曜ロードSHOW!2015年9月4日21:00 - 22:54114分10.3%
4テレビ東京午後のロードショー2021年1月4日13:35 - 15:40125分3.8%