ハムナプトラ2/黄金のピラミッド
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アレックス救出を急ぐリックに頼まれ、彼の持っていた金の棒[7]を条件に彼らをアム・シェアーへと連れていくことになる。その後、故障した飛行船を修理するために一時はリック達と離れ、終盤で駆けつけてリック達を救出し、脱出させる。
イムホテップ(Imhotep)
演 - アーノルド・ヴォスルー前作にも登場した大神官。前作でリックに倒され、崩壊したハムナプトラに再び封印されたが、今作でハフェズ一派の陰謀のために復活し、劇中にてミラを器にしてアナクスナムンを復活させる。その後、スコーピオン・キングを倒してアヌビスの軍隊を手に入れるためにハフェズ一派を率いてアム・シェアーに向かう。前作では古代エジプト語しか喋れなかったが、今作では英語を喋れるようになっている(ビデオ・DVD版では一部のシーンのみで、日本語吹き替えでは日本語で話す。テレビ版では古代エジプト語でも日本語吹き替えになっていた)。終盤ではアヌビスによって超人的な力を奪われて人間としてリック、スコーピオン・キングと三つ巴の戦いを繰り広げる。力を奪われても腕っぷしの強いリックと互角に渡り合える程の実力を持っている。リックとの激闘で目的のスコーピオン・キングが倒され、死後の世界への亀裂に巻き込まれてアナクスナムン(ミラ)に助けを求めるも見捨てられてしまう。その事に絶望し、最期は自ら死後の世界へと落ちて行った。
ミラ(Meela Nais)
演 - パトリシア・ヴェラスケスハフェズ一派に属する妖艶の女性だが、正体はアナクスナムンの生まれ変わりである。イムホテップが愛した女性。中盤にイムホテップによる儀式によってアナクスナムンの魂が入れられ、生前の記憶を取り戻す。劇中後半ではそのエヴリンをアム・シェアーにて刺殺するが、後にアレックスとジョナサンの活躍でエヴリンは蘇生された。前世の記憶を取り戻した彼女と決着を付けるために戦いを挑むが思わぬ反撃に遭い、敗走する。その後、亀裂に巻き込まれて落ちそうになり、リック・エヴリン夫妻とは対照的に自分に助けを求めてきたイムホテップを我が身の保身から見捨てて逃げ出す。その途中でバランスを崩してサソリの大群の中に転落する形で死後の世界へと落ちていった。
アナクスナムン(Anck Su Namun)
セティ1世の愛人。元々はアヌビスの腕輪の守護者の役目を担っていたが、ネフェルティティとの決闘に勝利したことで彼女をアヌビスの腕輪の守護者に代わらせ、自身はセティ1世の将来の妻の地位を手に入れた。その後はイムホテップと恋に落ち、イムホテップと結託してセティ1世を殺害。自身もイムホテップを逃走させる時間稼ぎのために自害する。程なくイムホテップの儀式で復活しかけたが途中で邪魔が入ったことで儀式は中断され、失敗に終わる。その3000年後の第一作目でイムホテップの儀式により復活。生け贄のエヴリンを殺そうとするが、ジョナサンに命令されたミイラ衛兵により殺害された。今作ではイムホテップの儀式によって自身の生まれ変わりであるミラの体に魂が入れられ完全に復活した。
ハフェズ(Baltus Hafez)
演 - アラン・アームストロング表向きは大英博物館の館長であるが、その真の顔はイムホテップを復活させ、アヌビスの軍隊と彼の力で世界征服を目論む邪教集団の指導者である。ミラやロック・ナー達と共にイムホテップを復活させ、アヌビスの軍隊を手に入れるためにアム・シェアーへと向かう。その後、アム・シェアーではアレックスの手から外れたスコーピオンの腕輪を手に入れてスコーピオン・キングを目覚めさせようとするが、その過程で片腕を失ってしまい、復活したスコーピオン・キングに襲われてイムホテップに助けを求めるもあっさり見捨てられ、そのまま四肢をバラバラにされて死亡した。
ロックナー(Lock-Nah)
演 - アドウェール・アキノエ=アグバエハフェズ一派の兵隊達のリーダーを務める巨漢の黒人で、剣や銃火器、ナイフや手裏剣に至るまで様々な武器の扱いに長けた凄腕の殺し屋。特に剣術はその道の達人であるアーデスと互角に渡り合う程で、ロンドンでの戦いでは彼を圧倒した。アム・シェアーに向かう道中では主にアレックスの見張り役を担っていたが、彼の大人顔負けの行動力と発言に終始苛立ち、後の彼を殺す許可が出た時は喜々としていた。アム・シェアーのオアシスでピグミーミイラの襲撃による混乱の中でアレックスを殺そうとするもリックに阻まれる。その後はアーデスと再戦し、激闘の末に敗死した。
シャフェク(Shafek)
演 - クイル・ロバーツハフェズ一派の兵士。ロックナーの次に腕が立つ。アム・シェアーのオアシスにてピグミーミイラの襲撃に遭い、敵であるジョナサンと一緒に逃げていたがピグミーミイラに槍で刺し殺された。
レッド(Red)
演 - ブルース・バイロンハフェズとミラに雇われた盗賊の1人で、ジャックとスパイヴィーのリーダー的存在。ジャック、スパイヴィーの3人の中では一番背が低く、小太りに強欲である。序盤ではアヌビスの腕輪を奪うためにリックとエヴリンを暗殺しようとするも遺跡の仕掛けが作動したため失敗に終わり、暗殺失敗の夜にハムナプトラでイムホテップの発掘を行っていたハフェズ達と合流し、別件の仕事を依頼される。その後、カイロ博物館からイムホテップの魔力を封じ込めた箱を強奪してハフェズたちと合流するが、「警備員を2人も殺してまで手に入れた」「9年前にこの箱を手に入れたアメリカ人グループが全員酷い形で殺された」などを理由に報酬を増やすよう要求した強欲さが仇となり、ミラに嵌められイムホテップのいる部屋に閉じ込められる。ジャックと共に銃で対抗するが敵うはずもなく、最期はジャック、スパイヴィー共々イムホテップに生気を吸い取られたことでミイラ化して死亡する。
ジャック(Jacques)
演 - ジョー・ディクソンハフェズとミラに雇われた盗賊の1人で、レッドとスパイヴィーの仲間。長身に髪が長く、筋肉質な体格をしている。また、3人の中では一番運動神経や動体視力が優れており、アレックスが死角からスパイヴィーの頭目掛けて放ったパチンコの小石を目で追うことなくキャッチした。しかし、恐ろしい逸話や言い伝えに対しては非常に臆病で、アヌビスの腕輪を保管した遺跡やイムホテップの魔力を封じた箱をみて「この場所(箱)は呪われている」と恐怖心を露にしている。レッドとスパイヴィーに同行するも最期はイムホテップに生気を吸い取られたことでミイラ化して死亡する。
スパイヴィー(Spivey)
演 - トム・フィッシャーハフェズとミラに雇われた盗賊の1人で、レッドとジャックの仲間。3人の中では一番背が高く、テンガロンハットを被っている。お調子者な性格で、3人の中では非常に危機感がなく、ロックナーに銃を向けるはずが無意識にリーダーのレッドに銃口を突きつけてしまうなど間抜けな盗賊として描かれている。イムホテップと遭遇した際にミラに急かされる形で衝動的にイムホテップの魔力を封じた箱を開けてしまい、直後にイムホテップに生気を吸い取られたことでミイラ化して死亡する。
シェイラ(Sheila)
演 - ドナ・エアージョナサンの愛人。既婚者。
スコーピオン・キング(Scorpion King)

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