ハチミツとクローバー
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名前の由来は『機動警察パトレイバー』に登場する「南雲しのぶ」[12]。漫画『イノセンスを待ちながら』で劇場版1・2を繰り返し見たと書いている。
花本 修司(はなもと しゅうじ)
声 - 藤原啓治[10]演 - 堺雅人 / 村上淳30歳と少々(初登場時)。竹本達が通う大学のOBであり、美術史の教師。日頃から教師として学生達を暖かく見守る。森田達から災難に遭わされる事もあるが、はぐみが楽しむことならあっさりと受け入れたり、悩んでいる生徒達の相談に乗るなどの寛大さも持っている。はぐみは修司のいとこの娘だが、父親代わりとも言うべき存在で、はぐみを溺愛しており、はぐみが作った奇妙な料理もおいしそうに食べる。理花の夫とは親友で、学生時代は一緒に暮らしていた。そこへ理花が転がり込み、3人で暮らしていたこともある。理花の夫が亡くなった後、理花を立ち直らせようとしたが果たせず、その役目を真山に託した。学生時代、解剖学や色彩学などには優秀な生徒だったが、芸術家としては挫折しており、才能有る原田夫妻やはぐみに対しては複雑な感情を抱いている側面がある。料理が得意。自分探しの旅を何度もしているが、いずれも原田夫妻に見つかり失敗している。真山同様にかなり凝り性。終盤、重傷を負ったはぐみのリハビリに自分の全てを費やすために大学を休職する。作者イメージは犀川創平[13]との事。
原田 理花(はらだ りか)
声 - 大原さやか[10]演 - 西田尚美 / 瀬戸朝香原田デザインの経営者。旧姓は江上(えがみ)。身長164cm。北海道小樽市出身。かなりの犬好きで自身も幼少期に実家で犬を飼っていた。大学進学時に親に勘当されているために身寄りはいない。建築デザイナーとしては、若い頃からその才能が認められており、ファンも多い。大学に入った当初は「雪の女王」と呼ばれるほどクールで取っつきにくい性格だったが、原田や修司と共に過ごすうちに少しずつ明るくなっていった。やがて原田と結婚し、共に原田デザインを構える。しかし、仕事に疲れた夫を気遣って車の運転を引き受けた直後、他車のスリップ事故に巻き込まれて夫を失い、自身も後遺症が残るほどの重傷を負う。このため自身を責め続け、再び他人と距離を置くようになってしまった。残された事務所を1人で切り盛りし、原田の遺したデザインや仕事を成し遂げようとしている。自身も事故によって左半身に深い傷を負い、後遺症から移動には杖を手放せない。修司や真山の優しさを理解しつつも、自分が彼らを傷付けてしまう事を気にかけ距離を置こうとする。
主要人物の家族
森田 馨(もりた かおる)
声 -
竹若拓磨皆川純子(子供時代)忍の兄。忍の謎のアルバイトに深い関わりを持つ人物。忍とは容姿のほか、金の亡者で茶目っ気たっぷりな点も似ているが、本人は否定している。会社社長でもあり、城山を始めとして社員たちから慕われている。部下からはカオル様と呼ばれている。頭の回転が速く、記憶力に長けている。裕木奈江のファン。冷徹に振舞っているが、根が優しい故に思い悩むことが多い。父譲りの才能を持ち、今も自分のことを慕ってくれる忍に対しては複雑な感情を抱いている。幼い頃は、父が才能豊かで世話の焼ける弟ばかり見ていたこともあって、父の親友・部下で自分と同じようなコンプレックスを持つ根岸に懐いていた。過去のある理由から忍同様にお金への執着が強い。
竹本 祐一(たけもと ゆういち)
声 - 小関明久竹本の今は亡き実父。長身痩躯で穏やかな性格。趣味は鉄道模型で手先の器用さは息子にも受け継がれている。生前から虚弱体質で、竹本が小学生の時に帰らぬ人となる。
合田 美津子(あいだ みつこ)
声 - 篠原恵美竹本の母。群馬県の総合病院で看護師を務めている。同僚や夫からは「美津さん」と呼ばれている。病気がちだった夫を早くに亡くしたため祐太を女手1つで育てて来たが、入院患者だった合田稼頭男と再婚。常に息子の身を案じている。息子同様、生真面目で遠慮がち。働き詰めで倒れる事が多く、稼頭男に対しても申し訳無く思っている。
合田 稼頭男(あいだ かずお)
声 - 三宅健太竹本の義理の父。怪我で入院した総合病院で看護師を務めていた美津子と出会い、猛烈なアプローチの末結婚。竹本の実の父とは対照的に典型的な体育会系。ガサツで大雑把な所があるが、実直で優しい性格。しかしそれ故に竹本は劣等感を持たずにいられない。竹本や美津子が遠慮がちな態度を取る事を歯がゆく思っている。実家は農家で下仁田ネギを作っており、名前の通り村一番の稼ぎ頭であると自負する。
原田(はらだ)
声 - 堀内賢雄演 - 田辺誠一 / -理花の亡き夫で修司の親友。修司・理花とは大学で知り合い、3人で同じアパートの部屋で共同生活をしていた。大雑把だが穏やかで優しい人柄で人や動物によく懐かれていた。すぐれた才能の持ち主で、仕事に関しても有能な人物であったと生前の彼を知る人物からは評されている。本作の連載開始時から4年前に、理花が運転する車に同乗していたところをトラックのスリップ事故に巻き込まれ、帰らぬ人となる。
森田 司(もりた つかさ)
声 - うえだゆうじ森田兄弟の父。森田技研の社長。自身も優秀なエンジニアで、彼を尊敬する入社希望者が後を絶たなかった。独創的で天才肌の人物。外見も性格も現在の忍と非常によく似ている。好物はカレーで、息子たちも同様である。現在の消息は不明だが、故人である事を暗示するような描写が見られる。
浜田山美術大学
長谷川 一彦(はせがわ かずひこ)
声 -
野島裕史真山の同級生でボロアパートの元住人。静岡県焼津市出身。森田と同い年かそれより1つ上。陶芸科に在籍していた。卒業後、実家の製麺工場の隣にそば屋を開業。自家製そばと手作り猪口&徳利セットの通販を始める等商才有り。妹の恵ははぐみと仲良し。山田とは陶芸科で同級生ということになるが、直接的な絡みは描かれていない。しかし、のちに「長谷川さんも頑張ってるんだ…」と山田がつぶやくシーンがあるため、まったく知らない仲ではないと思われる。
ローマイヤ先輩
声 - 山寺宏一演 - - / 木村祐一竹本・森田・真山等と同じアパートに住む先輩。ローマイヤとはハム屋の店名で本名ではない。作中には外伝的に登場、一種のカリスマ的な存在として崇められている。いつも頭にタオルを巻いている。身長195cmの頼もしい体格と爽やかな笑顔がトレードマークで、大の男が惚れ込むほどの包容力を持つ。実家が山形の農家で、病気で倒れた父親の代わりに家業を手伝うため休学している。ハム屋でアルバイトをしており、アパートの住人達に実家から送られて来た野菜や、アルバイト先で貰った売れ残りのハム等を振舞い、後輩達から熱狂的に慕われている。また、近所の遊園地で着ぐるみのアルバイトをしていた時に、持ち前のカリスマ性で入場者数を10倍に増やした事もある。森田よりも先輩であるが、卒業出来たかどうかは不明。実在の会社ローマイヤの広告にコラボレーションとして登場した事もある。
丹下(たんげ)教授
声 - 広瀬正志浜美大彫刻科の老齢の教授で森田の恩師。破天荒な森田の行動に8年間頭を悩ませ続けるが、その才能については高く評価している。森田も内心では好意的な感情を持っている。複雑な心境を抱える同僚の修司のことも気に掛けている様子。
徳大寺(とくだいじ)先生
声 - 菅生隆之修司の大学生時代の恩師。
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