ハチミツとクローバー
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実家は農家で下仁田ネギを作っており、名前の通り村一番の稼ぎ頭であると自負する。
原田(はらだ)
声 - 堀内賢雄演 - 田辺誠一 / -理花の亡き夫で修司の親友。修司・理花とは大学で知り合い、3人で同じアパートの部屋で共同生活をしていた。大雑把だが穏やかで優しい人柄で人や動物によく懐かれていた。すぐれた才能の持ち主で、仕事に関しても有能な人物であったと生前の彼を知る人物からは評されている。本作の連載開始時から4年前に、理花が運転する車に同乗していたところをトラックのスリップ事故に巻き込まれ、帰らぬ人となる。
森田 司(もりた つかさ)
声 - うえだゆうじ森田兄弟の父。森田技研の社長。自身も優秀なエンジニアで、彼を尊敬する入社希望者が後を絶たなかった。独創的で天才肌の人物。外見も性格も現在の忍と非常によく似ている。好物はカレーで、息子たちも同様である。現在の消息は不明だが、故人である事を暗示するような描写が見られる。
浜田山美術大学
長谷川 一彦(はせがわ かずひこ)
声 -
野島裕史真山の同級生でボロアパートの元住人。静岡県焼津市出身。森田と同い年かそれより1つ上。陶芸科に在籍していた。卒業後、実家の製麺工場の隣にそば屋を開業。自家製そばと手作り猪口&徳利セットの通販を始める等商才有り。妹の恵ははぐみと仲良し。山田とは陶芸科で同級生ということになるが、直接的な絡みは描かれていない。しかし、のちに「長谷川さんも頑張ってるんだ…」と山田がつぶやくシーンがあるため、まったく知らない仲ではないと思われる。
ローマイヤ先輩
声 - 山寺宏一演 - - / 木村祐一竹本・森田・真山等と同じアパートに住む先輩。ローマイヤとはハム屋の店名で本名ではない。作中には外伝的に登場、一種のカリスマ的な存在として崇められている。いつも頭にタオルを巻いている。身長195cmの頼もしい体格と爽やかな笑顔がトレードマークで、大の男が惚れ込むほどの包容力を持つ。実家が山形の農家で、病気で倒れた父親の代わりに家業を手伝うため休学している。ハム屋でアルバイトをしており、アパートの住人達に実家から送られて来た野菜や、アルバイト先で貰った売れ残りのハム等を振舞い、後輩達から熱狂的に慕われている。また、近所の遊園地で着ぐるみのアルバイトをしていた時に、持ち前のカリスマ性で入場者数を10倍に増やした事もある。森田よりも先輩であるが、卒業出来たかどうかは不明。実在の会社ローマイヤの広告にコラボレーションとして登場した事もある。
丹下(たんげ)教授
声 - 広瀬正志浜美大彫刻科の老齢の教授で森田の恩師。破天荒な森田の行動に8年間頭を悩ませ続けるが、その才能については高く評価している。森田も内心では好意的な感情を持っている。複雑な心境を抱える同僚の修司のことも気に掛けている様子。
徳大寺(とくだいじ)先生
声 - 菅生隆之修司の大学生時代の恩師。現在は海外を回りつつ研究・執筆活動を行っている。バイタリティに溢れた豪放な人物で、作中で大人の立場として描かれる修司でさえも子供扱いされ頭が上がらない。学生時代に自分探しの旅の途中で本を執筆し印税で研究室を構える、出張先のモンゴルでモンゴル相撲の大会に出場し優勝するなど数知れない伝説を持つ猛者。教え子である修司をモンゴルでの自身の活動に誘う。
幸田(こうだ)先生
演 - 銀粉蝶浜美大の女性教授。学生時代に女流画家として生計を立てることを志すも、留学先で無理がたたって体を壊し挫折した過去を持つ。そのため、才能を持て余しながらも美術家の道を選ぼうとしないはぐみに対しては期待と嫉妬が入り混じった複雑な心境を抱いており、辛い言葉を投げかける。
藤原デザイン事務所
野宮 匠(のみや たくみ)
声 -
浜田賢二演 - - / 柏原崇藤原デザイン事務所での真山の先輩。髪がやや長く、メガネをかけている。仕事は非常に優秀でやり手な大人の男で、昔の原田(夫)を髣髴させる、人の使い手。真山や山田が無意識に抱いている利己的な感情を彼ら自身に鋭く問い掛ける。かつての自分と似たような葛藤を抱える真山には、若かりし頃の自分(青春スーツと称される)を見るようで気恥ずかしさを感じてしまうため当たりがきつい(偶然だが名前も真山と同じ「たくみ」である)。女性に対してはドライだったが(仕事中にかかってきた電話に対して、躊躇いもなく携帯電話を海に捨てるほど)、山田に関心を持ち、積極的なアプローチを行ううち、切り捨てた筈の青臭さを取り戻す。そして最終的にはストレートに山田に告白して、青春スーツを再装着してしまう。年齢は不明だが作品終盤の時点で30代。『3月のライオン』のコミックス14巻では山田と結婚し、彼女のためにアトリエ付きの新居を構えたものの、しょっちゅうはぐみと理花に入り浸られ、新婚生活がままならないことを嘆いている。
山崎 一志(やまざき かずし)
声 - 土田大藤原デザイン事務所での真山の先輩。真山より4歳以上年上。野宮とは同期。基本的にいい人だが、女性の扱いには全くもって慣れていない。美和子を慕い、恋心を抱いているが、美和子には気付いてもらえず、いいようにあしらわれている。都内中高一貫の男子校出身で、大学は工学部建築学科を卒業している。しばしば美和子から派手な色や柄の服を着させられるが、長身でスタイルが良いため意図せず着こなしてしまい、ファッション雑誌によく取り上げられている。本人は美和の思惑には全く気づいておらず、雑誌のインタビューでは感謝の言葉さえ述べている。オフィシャルファンブックでも「何を着せても似合って困る」と作者が愚痴をこぼしていた。
勅使河原 美和子(てしがわら みわこ)
声 - 根谷美智子演 - - / 滝沢沙織藤原デザイン事務所での真山の先輩。会社では姐御的存在で、社員達を統括する。仕事に関しては凄腕だが、真山達をからかって楽しむ茶目っ気も持ち合わせている。外見はやり手の美人上司風だが、マッサージ器や高級ドリンク剤を愛用するなどオヤジ臭い面がある。野宮曰く「美人上司の皮を被ったおやっさん」。理花のデザインのファンだが、性格上理花には苦手に思われている。山崎をからかう目的でしょっちゅう奇抜なセンスの服を押し付けるものの、いずれも失敗に終わっている。
リーダー
声 - 藤原啓治藤原デザイン事務所で飼われている雑種犬。オス。甘えん坊で散歩好き。人間の言葉が理解出来、原作・アニメ共に台詞が独特の書体のスーパーで描かれる(当然だが人間の言葉を話せる訳ではない)。好物はささみジャーキー。重要なコンペの前にリーダーを拝むと成功するジンクスがあり、コンペ中はリーダーのいる場所も決まっているらしい。
藤原 毬男・類二(ふじわら まりお・るいじ)
演 - 堀部圭亮(ルイジ)、宮崎吐夢(マリオ) / -藤原デザイン事務所の社長で双子の兄弟。2人共オカマで、行き過ぎた兄弟愛を持つ。毬男はコスプレマニア、類二はギャンブラー。2人とも非常に声が大きい。身長は毬男が189cm、類二が188cm。一時は確執を起こし会社は分裂するが後に和解している。鳥取県出身。名前は『スーパーマリオブラザーズ』から。
高井戸(たかいど)
藤原デザイン事務所の社員で野宮たちよりも先輩。真山を藤原デザイン事務所に誘った人物で、台詞は少ないものの時おり美和子や野宮たちの輪に加わっている姿が見られる。
その他
西園寺 ミドリ(さいおんじ ミドリ)
はぐみや修司の住んでいるアパートの大家さんが飼っている犬。オスの
ジャンボプードル。イカつい顔をしており、初登場時はヤクザのような言動をしていたが、作者のミスで2回目の登場以降はオカマキャラになってしまう。リーダーやホイップちゃんと並ぶ本作のマスコットキャラクター。
浅井(あさい)さん
アートクラフト社長で藤村俊二に似た雰囲気の、紳士的で飄々とした風貌の老人。理花とは旧知の間柄で常に身を案じている。真山とはサッカー仲間でトッテナムのファン。
ピーター・ルーカス
映画監督でルーカス・デジタルアーツと言う映画制作会社を運営している。森田の雇用主であり、森田技研の買収先のフロイド・エレクトリック社の大株主でもある。
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