なぜ、「外省」であるかというと国民党一党独裁政権であった当時は、中国大陸で中華人民共和国が設立した以降も外モンゴルを含む中国大陸全ては中華民国という教育をされていました。私も初めて中華民国の地図を学校で見た時度肝を抜かれた気分でした。既に独立している外モンゴルにあるモンゴル共和国が未だ独立していなく、中華民国の領土のままでした。中華民国の首都は、南京であり、中華民国は、中国を代表する唯一の政権であるという論理です。常に大陸反抗を旗印に掲げており、その当時は、台湾本土並びに周辺の島々は、「中華民国台湾省」だったのです。当時共産軍との最前線として緊張していたのは、金門島、馬祖諸島です。こちらは、「中華民国福建省」です。日本人が通常言う「台湾」という地域は、台湾本島並びに周辺の島々と福建省の金門島、馬祖諸島が含まれます。実際に「台湾」と言って使用している方は、単なる本島のみを思っていると思います。台湾の定義も国民党時代は、「中華民国台湾省」と言っていましたが、現在は「台湾」という言い方が主流になってきたようです。
簡単に言いますと「外省人」とは、当時は台湾省以外の人という意味です。しかし、現在中国大陸で一般的に「外の地域からの人」という意味の「外地人」を使っていますが、こんな言葉とは、まったく異なる血に塗られた台湾の歴史の重みと新しい支配者である国民党の功罪を感じずにはいられません。以上 2007年5月5日生薬問屋 >ただし靖国神社を参拝した台湾の議員団に卵を投げつけた台湾団結連盟靖国神社参拝事件を起こしたり、日本の国連常任理事国入りに反対したりしている人は、外省人である。
外省人と反日思想の項目について