ノースロップ・グラマン
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2000年からはエレクトリック分野の企業やリットン・インダストリ社を買収し、インガルス造船所エイボンデール造船所の双方を傘下に置く。翌年の2001年にはニューポート・ニューズ・シップビルディング&ドライドック社と合併。米国最大の造船企業となる。しかしその後、2011年にアメリカ海軍艦建造から手を引き、造船部門を分離してハンティントン・インガルス・インダストリーズ(Huntington Ingalls Industries、略称 HII)として独立させるとともに、その株主となった。

その後はしばらく、新型機の採用や量産計画などはなかったが、KC-X(次期空中給油輸送機計画)でEADSと組み、エアバスが開発したエアバス A330 MRTTをベースにした機体を提案し、ボーイング社提案のKC-767ベース案と争った。2008年2月29日にアメリカ空軍はノースロップ・EADS案を採用。KC-45という機体名で179機生産する予定でいた。しかし同年6月に米会計検査院 (GAO) からこの決定に対して見直し勧告が行なわれたため、KC-Xの選定作業は振り出しに戻った。その後2011年2月24日に再選定により国防総省はボーイング社案を採用(KC-46と命名)したため、KC-45は不採用となった。

2018年には、航空宇宙防衛企業のオービタルATKを92億ドルで買収した。同社はノースロップ・グラマン・イノベーション・システムズとなった。[9]

2018年の時点で、ジェイムズ・ウェッブ宇宙望遠鏡の元請け業者である[10][11]ジェイムズ・ウェッブ宇宙望遠鏡のレンダリング画像
主な製品とサービスB-2 スピリットT-38 タロン
航空機

B-2 スピリット

B-21 レイダー(開発中)

A-6 イントルーダー

EA-6 プラウラー

F-5 フリーダムファイター/タイガー II

F-14 トムキャット

F-20 タイガーシャーク(3機のみ製造:量産せず)

YF-17 コブラF/A-18 ホーネットの原型となった機体)

YF-23 ブラック・ウィドウ IIATF計画試作機:不採用)

X-47 ペガサス

T-38 タロン

RQ-5 ハンター(開発元のTRWを買収)

RQ-4 グローバルホーク

RQ-180

MQ-4C トライトン

MQ-8 ファイアスカウト

C-2 グレイハウンド

E-2 ホークアイ

E-8 ジョイントスターズ(ベースの機体はボーイング707

E-10(開発中止)

E-11A

LEMV(開発中止)

シーフェレット

ノースロップ・グラマン ファイアーバード  : 開発元スケールド・コンポジッツの設計を継承。量産はノースロップ・グラマンにて行われる。


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