ノイタミナ
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2011年7月期まではフジテレビとBSフジ以外のネット局では『ノイタミナ』の名称を使用せずに放送していたため、ジングルもこの2局のみで使用されたが、同年10月期からは全てのネット局で『ノイタミナ』枠の名称を使用することになり、全てのネット局でジングルが挿入されている[注釈 2]

現在のジングルは4代目で、2020年の枠設立15周年を記念して誕生したマスコットキャラクター「ミナとノイタン」が描かれている。キャラクターデザインは羽海野チカが担当した[3]。BGMは初代のものが継続して使用されている。

初代のジングルは2010年1月期まで使用され、内容は「Animation」と表示された後に文字の並びが逆になり『noitaminA』および『ノイタミナ』のロゴが現れるというものである。放送作品によってはロゴの色が異なる色に変更される場合があった。同年4月期に2代目のものに更新され、2014年1月期まで使用された。

枠設立10年目を迎えた2014年4月期より3代目のものにリニューアルされ、#10周年企画として制作された短編アニメ『ポレットのイス』に登場したポレットとイスが登場した。

2019年1月期の『約束のネバーランド(Season 1)』の最終回では、この回限りの特別なジングルが使用された[4]
10周年企画

2014年には「ノイタミナ 10th Anniversary」として、既存のテレビアニメのみならず映画やインターネットなどの他媒体でも展開することを発表。映画は「ノイタミナムービー」と称し、テレビアニメを経ずに直接映画化する作品にも「ノイタミナ」のブランドを与え、今後も映画作品の制作を活発化することを標榜している。
webアニメーション
スタジオコロリド製作による短編アニメ『ポレットのイス』をYouTubeノイタミナ公式チャンネルで配信。
劇場用アニメーション(ノイタミナムービー)
劇場版 PSYCHO-PASS サイコパス』が2015年1月より公開、同年には『あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。』のスタッフが再集結して制作される『心が叫びたがってるんだ。』、及び“Project Itoh”と銘打って伊藤計劃による小説『虐殺器官』・『ハーモニー』・『屍者の帝国』が劇場用アニメーション作品として順次公開された。
放送枠・製作体制など

放送開始 - 2010年3月までは単枠(1枠30分1番組)体制。

2010年2月22日に行われた新作ラインナップ記者発表会で、同年4月より放送時間枠が30分拡大され、24:45 - 25:45の1時間枠・2部制になることを発表。


2010年4月 - 2015年3月までは2枠(2枠60分2番組)体制。

同年4月15日深夜(16日未明)の初回には枠の拡大を記念し、前半枠にてアニメ番組として史上初の生特番を行い、
Ustream[5]ニコニコ生放送でも同時配信された。ロゴをリニューアルし、前半枠終了直前に関連情報などを伝えるミニコーナーを設ける。

2008年10月-2009年9月まで放送された『NOISE』枠は本枠の2枠目として構想されており、枠終了から半年のブランクを空けて統合されることとなった[6]


2011年10月 - 全ネット局で『ノイタミナ』の枠名称の使用を開始。ネット局が15局に拡大[7]。これ以降、フジテレビにおける放送開始日が1月・4月・10月期は第2・3週目、7月期は第1週目からとなる。

2012年4月 - テレビ西日本が2年半振りにネット局に復活し、現在に至るまで地上波16局体制となる。

2013年4月 - BSフジがネット局から離脱し、地上波のみでの放送となる。

2014年4月 - サガテレビを除く全ネット局で、フジテレビと同日の放送に統一される[注釈 3]

2014年10月 - 関西テレビが新たに各作品の製作委員会に加わる[注釈 4][注釈 5]。同局は2017年4月期の『冴えない彼女の育てかた♭』まで参加した。

2014年11月 - 「2015年ノイタミナプロジェクト発表会」において、枠の設立当初から携わってきたチーフプロデューサーの山本幸治が2015年9月をもってフジテレビを退職・独立し[8]、森彬俊が“二代目編集長”として後任を務めることを発表。

2015年4月 - 放送枠が1枠体制に戻る[注釈 6]。理由としては「ノイタミナムービーにより力を入れるため」と説明された[9]。なお、2021年1月期のみ臨時で2枠体制となった。

2018年10月 - 兄弟枠となる『+Ultra』枠が新設される。

2022年 - 同年9月5日に行われたフジテレビの改編説明会にて、『ノイタミナ』枠や『+Ultra』枠がバラエティやドラマを含む他の深夜帯の番組と共に『ストリームZone』の1つとして位置づけられた[10]

2023年10月 - 中国アニメの日本語吹き替え版を主に放送する『B8station』枠が新設され、フジテレビの深夜アニメレギュラー枠が3枠となる。

評価

初回最高視聴率は『東京マグニチュード8.0』の5.8%[11]。全体における最高視聴率は『のだめカンタービレ 巴里編』第9話の6.6%、瞬間最高視聴率7.4%[12][注釈 7]

2007年には番組枠としての『ノイタミナ』が第13回AMDアワード年間コンテンツ賞・優秀賞を受賞した。

2010年には、本枠で放送された『四畳半神話大系』が文化庁メディア芸術祭アニメーション部門で、テレビアニメ史上初となる大賞を受賞した。
同一作品の実写版との連動


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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)
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