ノイタミナ
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2015年4月 - 放送枠が1枠体制に戻る[注釈 6]。理由としては「ノイタミナムービーにより力を入れるため」と説明された[9]。なお、2021年1月期のみ臨時で2枠体制となった。

2018年10月 - 兄弟枠となる『+Ultra』枠が新設される。

2022年 - 同年9月5日に行われたフジテレビの改編説明会にて、『ノイタミナ』枠や『+Ultra』枠がバラエティやドラマを含む他の深夜帯の番組と共に『ストリームZone』の1つとして位置づけられた[10]

2023年10月 - 中国アニメの日本語吹き替え版を主に放送する『B8station』枠が新設され、フジテレビの深夜アニメレギュラー枠が3枠となる。

評価

初回最高視聴率は『東京マグニチュード8.0』の5.8%[11]。全体における最高視聴率は『のだめカンタービレ 巴里編』第9話の6.6%、瞬間最高視聴率7.4%[12][注釈 7]

2007年には番組枠としての『ノイタミナ』が第13回AMDアワード年間コンテンツ賞・優秀賞を受賞した。

2010年には、本枠で放送された『四畳半神話大系』が文化庁メディア芸術祭アニメーション部門で、テレビアニメ史上初となる大賞を受賞した。
同一作品の実写版との連動

『ノイタミナ』枠でのテレビアニメの放送に前後して、同一の原作がテレビドラマや映画作品などとして実写化された事例も過去にいくつかある。中には、テレビアニメ版と相互に連動してプロモーションが行われたり、作品内にアニメ版の要素が盛り込まれたりした事例もある。主な事例は以下の通り。

積極的な連動例

2007年1月期の『のだめカンタービレ』では、先行して放送された実写ドラマ版との相互連動が行われ、アニメ版スタッフが製作した劇中アニメが実写ドラマ内で使用されるなどの試みがなされた。

2014年1月期の『銀の匙 Silver Spoon』(第2期)では、テレビアニメの放送と同時期に実写映画版が上映された。連動企画として、実写映画版で主演を務める中島健人Sexy Zone)がアニメに出演した。実写映画版ではTBS系列基幹局が製作委員会に入っているため、テレビのネットワーク系列を超えた連動企画となった。

2015年には『あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。』が実写化され、スペシャルドラマが同じフジテレビ系列にて放送[14]。ノイタミナ枠で放送されたオリジナルアニメとしては初の実写化となった。

2017年1月期の『クズの本懐』では、同時期に同じフジテレビにて実写ドラマ化され、アニメとドラマの相互連携として、実写ドラマで主役を演じる吉本実憂がアニメにゲスト出演[15]。アニメ版で主演を務めた安済知佳もドラマ版の最終話にゲスト出演した。

同年10月期の『いぬやしき』では、安堂直行役の本郷奏多がアニメ版の声優と翌2018年公開の実写映画版の俳優として共通で演じる連携を行った他、アニメ版でオープニングテーマを担当したMAN WITH A MISSIONが映画版の主題歌も担当した。

特段に連動していない例

2007年に放送された『もやしもん』が、2010年に『ノイタミナ』枠としては初めてテレビドラマとして放送された。ただし、アニメとドラマはそれぞれ独立した作品として制作されており、相互の連携は特に行われなかった。2018年には月9枠で『海月姫』の実写ドラマ版が放送されたが、こちらもアニメ放送から7年近く経っていたこともあり、独立した別の作品として展開された(ただし、ドラマの放送期間中にフジテレビでアニメ版の集中再放送が行われた)。

2011年7月期に放送された『うさぎドロップ』は同時期に実写映画版が上映され、主題歌を共通にしていたものの、プロモーションでは特に連携はなされなかった。

2016年1月期に放送された『僕だけがいない街』は、放送期間中の同年3月より実写映画が公開されたが、特に連携したプロモーションは行われなかった(2017年7月にはフジテレビで映画の地上波初放送を行なった)。

この他にも、本枠でアニメ化された数ヶ月から数年後に実写映画化された作品(『Paradise Kiss』・『四月は君の嘘』など)が複数あるが、制作体制がアニメ版と実写版で異なることから、全く連携のない独立した作品として展開される事例が少なくない。
共通スタッフ

チーフプロデューサー -
山本幸治→森彬俊(2代目)

過去のスタッフ

企画 - 金田耕司、松崎容子

プロデューサー - 伊藤幸弘、細貝康介


放送・公開作品一覧
テレビアニメ

全作品が字幕放送に対応している。当初はフジテレビのみだったが、『モノノ怪』より関西テレビテレビ西日本でも、『もやしもん』(アニメ版)より東海テレビでも実施している。BSフジでも放送1作品目の『空中ブランコ』から『ROBOTICS;NOTES』まで実施。その他、一部の系列局でも実施している。地上デジタル放送への対応は早く、『怪?Ayakashi?』を除く全作品が画面比率16:9で制作されている(2005年制作作品はフジテレビと関西テレビのみ対応。地上デジタル放送への完全移行前はかつての地上アナログ放送を除く)。

2024年5月現在、フジテレビが製作に参加しない作品は放送されていない。

放送内では用いてはいないものの、主にラインナップ発表において前半枠を「上段」、後半枠を「下段」と表記しているため[16]、当項でもこの表記を用いる。


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