ネパール語の母音前舌中舌後舌
狭i [?]u [?]
半狭e [?]o
半広? [??]
広a [a]
ネパール語は6つの口母音と5つの鼻母音を区別する。/o/には対応する鼻母音が音素レベルでは存在しないものの、自由変異として[o]となる場合がある。
二重母音は/ui?/、/iu?/、/ei?/、/eu?/、/oi?/、/ou?/、/?i?/、/?u?/、/ai?/、/au?/の10種類である。
子音
ネパール語の子音両唇歯歯茎そり舌硬口蓋軟口蓋声門
鼻m ⟨?⟩n ⟨?/?⟩(? ⟨?⟩)? ⟨?⟩
破裂、破擦無声無気音p ⟨?⟩t ⟨?⟩t?s ⟨?⟩? ⟨?⟩k ⟨?⟩
有気音p? ⟨?⟩t? ⟨?⟩t?s? ⟨?⟩?? ⟨?⟩k? ⟨?⟩
有声無気音b ⟨?⟩d ⟨?⟩d?z ⟨?⟩? ⟨?⟩? ⟨?⟩
有気音b? ⟨?⟩d? ⟨?⟩d?z? ⟨/?⟩?? ⟨?⟩?? ⟨?⟩
摩擦s ⟨?/?/?⟩? ⟨?⟩
ふるえr ⟨?⟩
接近(w ⟨?⟩)l ⟨?⟩(j ⟨?⟩)
[j]、[w]はそれぞれ[i]、[u]の異音である。[j]、[w]、/?/以外の子音には、対応する長子音が見られる。/?/と/?/は外来語の/ba?/ ??? 「矢」や、/n?re?/ ???? 「王」などの外来語に現れる場合もあるが、ネパール語に元々存在する他の音素に置き換えられることもある。
文法詳細は「en:Nepali grammar」を参照
ネパール語は屈折語的な傾向が強く、語順は比較的自由であるものの、SOV型が優勢である。
名詞句は「(指示代名詞)+(数詞-助数詞)+(形容詞句)+名詞+(複数接尾辞)」という構造を取る(丸括弧内は必須ではない要素)[36]。
文法関係(英語版)や意味役割は、後置詞によって標示される。他動詞の完了形・過去形では、動作主が能格の-leをとる(分裂能格)[37]。
動詞は、人称・性 (文法)・数 (文法)・時制・アスペクト・敬意のレベルなどにより語形変化する[38]。
敬語には、下位・中位・上位の三段階が見られる。また、これとは別に、王族について述べるとき、あるいは王族自身が自らについて述べるとき使用される最高敬語が存在する[39]。 ネパール語はデーヴァナーガリーで書かれる。以下では、IASTとIPAの2つを並べて表示する。下付きのドットはそり舌音、マクロンは長母音、hは有気音,チルダは鼻母音を表す。
方言
Darjula (nep-dar)
Soradi (nep-sor)
Nepali (nep-nep)
Gorkhali (nep-gor)
Baitadi (nep-bai)
Palpa (nep-pal)
Bajurali (nep-bal)
Acchami (nep-acc)
Bajhangi (nep-bah)
文字