ジョニー・デップのジェームス役、ケイト・ウィンスレットのシルヴィア役に加え、ダスティン・ホフマンによるプロデューサーのチャールズ・フローマン役、ジュリー・クリスティによるシルヴィアの母エマ・デュ・モーリエ夫人役、フォースター監督の『Everything Put Together 』で主演したラダ・ミッチェルによるジェームスの妻メアリー役などが配役された。1991年、ホフマンはピーター・パンの続編『フック』でフック船長役を演じていた。当初、脚本にはホフマン演じるチャールズがフック船長の扮装で脚本の問題点を読み上げるシーンがあったが、ホフマンに反対されたため単に脚本を大声で読み上げ、登場人物名を嘲ることとなった。
ルウェリン・デイヴィス・ボーイズにはフレディ・ハイモアがピーター役、ニック・ラウドがジョージ役、ジョー・プロスペロがジャック役、ルーク・スピルがマイケル役に配役された。ジョニー・デップはハイモアの演技を見て、自身がウィリー・ウォンカ役で主演する予定であった映画『チャーリーとチョコレート工場』のチャーリー・バケット役にハイモアをティム・バートン監督に推薦した[6]。またイアン・ハートはジェームスの友人アーサー・コナン・ドイル役、オリヴァー・フォックスはメアリーの愛人ギルバート・カナン役を演じた。
劇中劇ではケリー・マクドナルドがピーター・パン役、アンガス・バーネットがナナ役、トビー・ジョーンズがスミー役、ケイト・メイバリーがウェンディ役、マット・グリーンがジョン役、ケイトリン・ライズがマイケル役、ティム・ポッターがフック船長およびジョージ役、ジェーン・ブッカーがメアリー役を演じた。ほかにマッケンジー・クルックが劇場案内係、ポール・ホワイトハウスが舞台監督を演じた。当時82歳のアイリーン・エッセルがジェームスのファンで友人のミセス・スノウ役を演じ、長編映画に出演した最初期の作品の1つとなった。ハイモア同様、デップの推薦により『チョコレート工場』にも出演した。ジミー・ガードナーがその夫役を演じた。 2003年秋に公開が予定されていたが、バリーの作品の映画化権を持つコロンビア映画は、同年『ピーター・パン』公開を控えており、もし同じ年に公開するのであればミラマックスに『ネバーランド』の劇中劇の映像を使用することを許可しないこととした。
スタッフ
監督: マーク・フォースター
製作総指揮: ゲイリー・ビンコウ、ニール・イズラエル
脚本: デヴィッド・マギー
音楽: ヤン・A・P・カチュマレク - アカデミー作曲賞受賞。
プロダクション