1990年代後期のオルタナティヴ・ロックの全盛を受け発達。その後のヒップホップ全盛との狭間で世界的に広がったジャンルである。自己嫌悪や人生への葛藤、恋愛による苦しみ等を表現するアーティストもいる。ヒップホップの要素を取り入れたアーティストも多く、過去のヘヴィメタルに比べ、若いファンにとってなじみやすかった曲調の物も存在した。さらにヒップホップの要素だけではなく、ストリート系ファッションやBボーイ系ファッションなどを服装に取り入れ、旧来のメタルの長髪にデニム・ジーンズなどといったファッションからは、かけはなれたファッションを取り入れているアーティストやファンも多い。
全盛期においてはコーン、リンプ・ビズキット、スリップノット、リンキン・パーク、パパ・ローチ、P.O.D.、インキュバス等の躍進もあり、盛り上がりを見せた。同時期に活躍したアーティストにはデフトーンズ、システム・オブ・ア・ダウン、ディスターブド、トラスト・カンパニー等が上げられる。またロバート・フリップとキング・クリムゾンやジョン・ゾーン[7]、ルー・リードらもメタル・サウンドに挑戦した。
主なバンド・アーティスト「Category:ニュー・メタル・バンド」を参照
関連ジャンル
オルタナティヴ・メタル
ポスト・グランジ
ミクスチャー・ロック
モダン・ヘヴィネス
ラウドロック
ラップメタル
メタルコア
関連項目
ハードロック
ダブステップ
脚注^ Nu-metal is cool now