日本においては、BOOM BOOM SATELLITESなどが、ニューレイヴからの影響を公言していた(本国イギリスとはブームの流布に時間差があり、その間に解釈が若干異なったという点はある)。 ニューレイヴの音楽性は、オリジナルのレイヴで流行した音楽(マンチェスター・サウンドやアシッド・ハウス)に似ているものの、後年のビッグ・ビートやダフト・パンクからの影響の方が色濃く、レイヴのリバイバルというよりは、単純に「エレクトロニック・ミュージックを全面に取り入れたインディー・ロック」と考えるべきである。 ニューレイヴで語られるバンドは、トランス系のパーティーからの影響も強く、非常に明るい蛍光色を好んだファッションを特徴としている。ナイロン生地のマウンテン・パーカやナイキやアディダス等のハイカット・スニーカーなど、カラフルなカジュアル系スポーツウェアを着こなす者が多い。ワンポイントのアイテムとして、ケミカルライト(グロースティック、サイリウム、ルミカとも呼ぶ)を手首に装着したり、点滅するコンパクト・ネオンをかざすことも多い。実際のところニューレイヴのカテゴライズは、シーンの多少曖昧な音の基準よりも、このカラフルなファッション・イメージによる方が多いともされる。
音楽スタイルとファッション
しかし敢えて、「ニューレイヴ」として特徴付けるとすれば、DJスタイルではなくバンド・スタイルである点、サイケデリックな視覚効果を重視している点、多幸感のあるトリップ感覚をダンサブルなバンド・サウンドによって実践しようとする点、などが挙げられるであろう。ケミカルライトスティック曲げたケミカルライト
主なミュージシャン
ロック・バンド
クラクソンズ
サンシャイン・アンダーグラウンド
レイト・オブ・ザ・ピア
ハドーケン!
CSS
エンター・シカリ
ペンデュラム
ホット・チップ
ボンヂ・ド・ホレ
ネオン・ネオン
シットディスコ
ニュー・ヤング・ポニー・クラブ
メトロノミー
フレンドリー・ファイアーズ
ザ・ウィップ
ザ・ティン・ティンズ
MGMT
ザ・ゴシップ
ヤング・パンクス
ヴァン・シー
ダンス・ユニット
ジャスティス
デジタリズム
シミアン・モバイル・ディスコ
ソウルワックス
ヴィタリック
ボーイズ・ノイズ
オートクラッツ
スパンク・ロック
ブラカ・ソム・システマ
ディプロ
ザ・シューズ
クリスタル・キャッスルズ
LCDサウンドシステム
他多数
日本のミュージシャン
BOOM BOOM SATELLITES - ニューレイヴからの影響を公言
DOPING PANDA - ニューレイヴからの影響を公言
大沢伸一
脚注[脚注の使い方]^ ⇒http://noisey.vice.com/.../the-definitive-history-of-new-rave-i...
関連項目
ハウス・ミュージック
テクノ
ディスコ
表
話
編
歴
ディスコ
サブジャンル
アフロ・コズミック・ミュージック (en)
ダンス・パンク