ニッポン放送
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現行の制度ではAM局がFM局に転換することは難しいため、2022年度に法規制の改正を行い、2028年秋の無線局免許状更新時にFM放送へ一本化する計画である[16][17]。なお、総務省は2024年2月にAMの停波実証実験を行う予定であるが、AM放送の送信所が千葉県木更津市の親局しか無いことや東京都墨田区東京スカイツリーから送信されるワイドFMの電波が届きにくい北関東3県(群馬県栃木県茨城県)の聴取者への影響が大きいことからニッポン放送を含む在京AMラジオ3局(ニッポン放送・TBSラジオ文化放送)は停波実証実験に参加しない予定である[17][18]

AMステレオ放送を東日本地区で唯一1992年の本放送開始時から提供していたが、AMステレオの送信機などがすでに製造終了となっており、ステレオ放送を継続・保守していくことが困難になったため、2024年3月31日付の放送終了(時間上は4月1日未明)をもってAMステレオを終了し、モノラルに戻した。なおAMステレオ対応ラジオ利用者は引き続きモノラルで聴取できるほか、ステレオ放送はワイドFMインターネットラジオradikoを利用するように促している[19]

また受信報告書に対する返礼として送っていたベリカードについても2024年3月31日付消印分をもって、日本国内で受信した分に関しては原則発行終了とし、国外で受信した場合に限り発行を継続するとしている。ただし、今後も受信報告書は受け付けるとしている[19]
放送局概要

呼出符号(コールサイン):JOLF[1]

呼出名称(コールネーム):にっぽんほうそう

周波数:1242kHz

空中線電力:100kW

送信所
木更津送信所ニッポン放送 木更津送信所(2008年8月撮影)「在京AMラジオ局送信所」も参照

周波数空中線電力所在地
1242kHz100kW千葉県木更津市椿318番地[20]


所在地 千葉県木更津市椿318番地[20][21](約15,000[22]

送信アンテナ 支線式基部絶縁型指向性アンテナ(主アンテナ 122.4m支線式トラス鉄柱、副アンテナ 62.9m支線式トラス鉄柱、ラジアルアース 120本(半径 約110m)、施工 電気興業[21][22][23]

送信機(1994年春まで) BN-7252V(日本電気)、MB-136C(日本電気)いずれも終段真空管蒸発冷却式[22]

現送信機(1994年3月本格運用)MBT-9050A 50kWデジタル振幅変調方式(全固体化)(NEC) 2台 計100kW、 MBT9100A(NEC)、設置工事 NEC、鹿島建設

送信局舎 鉄筋コンクリート、高床式、一部2階建て、約147坪、施工 鹿島建設[22]

非常時用自家発電機 350kVA[21]

備考:周波数を1240kc変更して送信出力を100kWへ増強した1971年6月から使用している。当地はかつて小櫃川の一部で、河川改修で河川敷となった場所に設置している。

敷地内「ニッポン放送木更津太陽光発電所」:2013年3月着工、2013年10月1日稼働開始、設計と運営 NTTファシリティーズ、施工 電気興業、三菱電機太陽電池モジュール(250W×7634枚)、東芝三菱電機産業システム製パワーコンディショナー(500kW×3台)、発電能力 約1.908MW、年間発電量 230万 - 250万kWh(2016年までの実績)、推定年間CO2削減量 1,175トン、発生電力は電力事業者へ販売[24][25]。非常用電源として使用しない[21]


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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)
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