ニック・フューリー
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例え窮地に陥っても決して取り乱さずに的確な判断を下して行動できる冷静沈着な指揮官にして[注釈 3]、並の兵士を凌ぐ実戦能力と、優れたパイロット能力を誇る凄腕のスパイでもある。卓越した頭脳も有し、手練手管に長け、あらゆる計画・作戦を立案してS.H.I.E.L.D.の活動の多くを執り仕切り、アメリカと同盟国の安全保障上の利益に資するプロジェクトも複数管理している[10]
ツール・ビークル
S&W M&P
愛用のハンドガン。
ポケベル
フューリーが持つ1995年当時の最新式双方向
ポケットベル。1995年にキャロル・ダンヴァース/キャプテン・マーベルと共に“ペガサス計画”の実験施設に辿り着いたフューリーは、これを使ってケラーたちに救援を要請した。その後地球から旅立つ直前のキャロルによって、無骨な金属パーツや基盤などが取り付けられたことにより、遠い宇宙の彼方へも自身への緊急信号を送信できるようにアップグレードされ、フューリーに託された。以後彼は、描写された限りでは長年の間このアイテムを使うことは無かったが、2018年に、フューリーはサノスが引き起こした“デシメーション”によって起きた人類の半数が消滅するという異常事態に対して遂に緊急信号を送信。信号はキャロルに届き、液晶ディスプレイにキャプテン・マーベルの紋章が映し出されたものの、フューリーもサノスによって無作為に消滅。デシメーション後には“アベンジャーズ・コンパウンド”で解析が進められていた[注釈 4]
シボレー・タホ
フューリーのSUV。外観は市販車と大差ないが、運転席にはナビゲーションシステムと自動運転システム搭載のAIや、運転手の身体チェック機能、医療キット、通信アレイ、マシンガンとグレネードランチャーが複合された固定火器が備わり、外装は強化ボディと防弾ガラスとなっており、垂直離陸機能まて有しているとフューリーは明言していた。“インサイト計画”が間近に迫っていた2014年、フューリーが単身で乗車していたところに、襲撃部隊の執拗な攻撃を受けて外装が損傷し、システムの多くも使用不能となりながらも、フューリーは市街地で襲撃部隊とカーチェイスを繰り広げたが、ウィンター・ソルジャーの奇襲で吹き飛び、反転してしまう。
インフィニティ・QX50
2018年時のフューリーの愛車。フューリーはこの自動車でマリア・ヒルと共に移動していた際に、デシメーションに遭遇する。

このほかにもフューリーは、ニューヨーク決戦時に核搭載機としてS.H.I.E.L.D.の母艦・“ヘリキャリア”から発艦したF-35B1機に向けてRPG-7を、ウィンター・ソルジャーの奇襲時には“マウスホール”を用いており、インサイト計画の際にはアグスタ A109を操縦する。
各作品での活躍
マーベル・スタジオ作品群
アイアンマン
日本語吹替 - 手塚秀彰本作でMCU初登場。エンドクレジット後にトニー・スターク/アイアンマン邸宅に侵入して現れ、トニーに彼以外にもヒーローは存在すると声をかけ、アベンジャーズ結成の話を持ちかける[注釈 5]

インクレディブル・ハルク』では名前のみの登場。オープニング・クレジットに出てくる公文書で、彼の名前が確認できる。
アイアンマン2
日本語吹替 - 手塚秀彰(劇場公開版)、玄田哲章テレビ朝日版)本作ではナターシャ・ロマノフ/ブラック・ウィドウフィル・コールソンを率いて登場する。トニーのアベンジャーズの一員としての適性検査を行うために、ナターシャを“スターク・インダストリーズに潜入させる。その後、ジェームズ・ローズと対決して孤立したトニーの前に現れ、イワン・ヴァンコ/ウィップラッシュの情報を提供し、パラジウム中毒を一時的に抑えるための二酸化リチウムをトニーに与え、彼の“アーク・リアクター”の問題解決の手がかりとしてハワード・スタークトランクを託す。物語のラストでは、トニーをS.H.I.E.L.D.の“相談役”として登用し、彼から“アイアンマン・アーマー”提出を求めていたアメリカ上院議員のスターンを、勲章授与式の授与者に任命するように頼まれて手配する。
マイティ・ソー
日本語吹替 - 手塚秀彰本作のエンドクレジット後に登場。S.H.I.E.L.D.に招かれた天文物理学者のエリック・セルヴィグに、“インフィニティ・ストーン”の1つである“スペース・ストーン”を宿した“テッセラクト”の研究調査を依頼する。


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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)
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