2018年3月通期、有料会員数の減少や新サービス投入の遅れからポータル事業が含まれるWebサービス事業は再度赤字となった。
2020年3月通期、ポータル事業が含まれるWebサービス事業は、収益構造の改善より再度黒字となった[16]。 アカウントは登録するメールアドレスごとに発行されるため、登録メールアドレスを変えれば1人で一般会員用アカウントを複数持つことが可能である。また、アカウントごとに会員費を払えば、プレミアム会員用アカウントを複数持つことも可能であり、複数アカウント所持への制限は無い。 サービス開始から1年に満たない2007年11月の時点で、既に日本全体のトラフィックの約12分の1を占めていた[17] といわれており、その急成長ぶりが窺える。 株式会社ジャストシステムの2017年4月の月次定点調査結果によると、10代が現在利用しているSNSサービスについて「LINE」が88%と一番多く、2番目が「YouTube」で81%となっており「ニコニコ動画」は20.0%で8番目である[18]。 2019年2月13日の発表によると、ニコニコチャンネルの月額有料会員数が911,759人(2018年12月現在)となっており5年で約6.5倍に増加していることが公表された。また、開設からの累計収益は5年で約30倍の総額125億1100万円となっており、プレミアム会員登録者数による収益だけに依存していない背景もある[19]。 しかし2016年頃より、プレミアム会員数は低下の一途を辿っている。ユーザー離れについて西村博之(ひろゆき)は「ニコ動の視聴者はYouTubeにたくさん流れているわけですから、『ニコ動でしか見られないもの』がないとYouTubeには勝てないんですよね。ログインの有無の問題より、そのサイトを見たい理由をいかに作るかのほうが大事だと思います。」と述べている[20]。 ※2020年3月期1Qより集計方法をID発行数から退会者数・不正ID数を除いた有効会員数に変更。 サイトには「ニコニコ動画(β)」のようにバージョンが付随しており、バージョン名の更新とともに、サイト構成の大幅な見直しや新機能の追加がまとめて行われている。歴代のバージョンは以下のとおり。 順番名称開始日終了日新機能・サービス備考
利用者数
ID発行数の推移
導入 - 2007年3月
100万人[21] - 2007年5月16日
403万人(モバイル会員数60万7千人) - 2007年11月15日時点
982万人(モバイル会員数256万人) - 2008年10月末
1461万人(モバイル会員数434万人) - 2009年10月末
1895万人(モバイル会員数567万人) - 2010年10月末
2369万人(モバイル会員数687万人) - 2011年9月末
2946万人 - 2012年9月末
3626万人 - 2013年9月末
4320万人 - 2014年9月末
4706万人 - 2015年3月末
5541万人 - 2016年3月末
6832万人 - 2017年9月
7032万人 - 2017年12月
7222万人 - 2018年3月
7333万人 - 2018年6月
7583万人 - 2018年12月
7709万人 - 2019年3月
有効会員数の推移
7306万人 - 2019年6月
7466万人 - 2019年9月
7638万人 - 2019年12月
7867万人 - 2020年3月
8017万人 - 2020年6月
8300万人 - 2020年9月
8413万人 - 2020年12月
8549万人 - 2021年3月
8662万人 - 2021年6月
8792万人 - 2021年9月
8903万人 - 2021年12月
9039万人 - 2022年3月
9156万人 - 2022年6月
9260万人 - 2022年9月
9367万人 - 2022年12月
9510万人 - 2023年3月
9606万人 - 2023年6月
9708万人 - 2023年9月
9796万人 - 2023年12月
9,878万人 - 2024年3月
プレミアム会員数の推移
導入 - 2007年6月18日
10万人 - 2007年9月 - 10月
14万5千人 - 2007年11月15日時点
20万人 - 2008年5月24日
30万人 - 2009年3月16日
40万人 - 2009年7月25日
50万人 - 2009年9月19日
60万人 - 2009年12月12日
70万人 - 2010年3月5日
80万人 - 2010年5月14日
90万人 - 2010年8月3日
100万人 - 2010年10月13日
110万人 - 2011年1月
120万人 - 2011年4月
130万人 - 2011年7月12日
139万人 - 2011年9月末
150万人 - 2012年1月3日
170万人 - 2012年7月
175万人 - 2012年9月末
200万人 - 2013年6月22日
211万人 - 2013年9月末
223万人 - 2014年3月
236万人 - 2014年9月末
250万人 - 2015年7月28日[22]
253万人 - 2015年9月
254万人 - 2015年12月
256万人 - 2016年3月
256万人 - 2016年6月
256万人 - 2016年9月
252万人 - 2016年12月
243万人 - 2017年3月
236万人 - 2017年6月
228万人 - 2017年9月[23]
214万人 - 2017年12月[24]※2017年12月12日栗田穣崇がニコニコ代表に就任[25]
207万人 - 2018年3月[26]
200万人 - 2018年6月[27]
194万人 - 2018年9月[28]
188万人 -2018年12月[29]
180万人 -2019年3月
175万人 -2019年6月
171万人 -2019年9月
167万人 -2019年12月
163万人 -2020年3月
161万人 -2020年6月
159万人 -2020年9月
157万人 -2020年12月
153万人 -2021年3月
148万人 - 2021年6月
147万人 - 2021年9月
143万人 - 2021年12月 ※2021年10月7日ユーザーブロマガ、2021年11月30日ニコニコ動画モバイルサービスの提供を終了
140万人 - 2022年3月
137万人 - 2022年6月
136万人 - 2022年9月
134万人 - 2022年12月
131万人 - 2023年3月
130万人 - 2023年6月
128万人 - 2023年9月
125万人 - 2023年12月
117万人 - 2024年3月 ※2024年2月29日OCNニコニコ動画プレミアムの提供終了、2024年3月1日ニコニコプレミアム会員料金を改定(値上げ)
バージョン
1仮2006年12月12日2007年1月15日
YouTubeとAmebaVisionにアップロードされている動画ファイルにリンクして表示する機能
引用した動画の画面上にコメントを付ける機能[30]
コメント表示のコマンド機能
コメント数ランキング機能
ニコニコ動画開発ブログの開設
閲覧数ランキング機能
ブログ向けに動画の埋め込みコードを提供
視聴履歴機能
サイト内の動画の検索機能
ニコニコ動画(仮)は、ニワンゴビデオの仮のサービス名だったことに由来[31]。そのため、niwavideo.jpでもアクセスすることができた。
ニコニコ動画普及委員会の運営で開始。
2β2007年1月15日2007年2月24日
笛のおにいさんFooさんによる笛の演奏をバックに削除アナウンスが流れる削除動画の演出[32]
フォト蔵にアップロードされている動画ファイルにリンクして表示する機能[33]
運営会社がニワンゴと表記される。
3γ2007年3月6日2007年6月18日
アカウント機能(完全登録制に移行)
動画投稿機能(SMILEVIDEO)
動画タグ機能
マイページ機能
マイリスト機能
4RC2007年6月18日2007年10月10日
プレミアム会員
ニコニコ市場(仮)
(RC)はRelease Candidateの略。
5RC22007年10月10日2008年3月5日
ニコニコ割り込み
ニコスクリプト
投稿者専用コメント機能
投稿者によるコメント編集機能
フィルター機能
NG設定機能
公式生放送
6SP12008年3月5日2008年7月5日
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7夏2008年7月5日2008年10月1日
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(夏)の読みは「サマー」。
8秋2008年10月1日2008年12月5日
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