ナメック星
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最長老の護衛を役目とする戦闘タイプのナメック星人で、戦闘力は42000[35]。原作ではフリーザが最長老と遭遇した時点において、最長老から唯一の戦闘タイプと言われており、ナメック星人の中でも特に高い実力を持つ。その戦闘力はフリーザも評価しており、「部下にほしいくらい」と言わしめた。

当初は最長老を守ることに専念して戦いに赴くことは無かったが、ギニュー特戦隊が来襲すると最長老の命令で悟飯たちの援護に向かうことになる。しかしその途中で、フリーザが最長老のもとへ向かっていることに気付くと来た道を引き返して最長老の救援に向かったため、結局悟飯たちと共闘することはなかった。その後は最長老の家でフリーザを待ち構え、悟飯とクリリンにポルンガを呼び出させるための時間稼ぎとしてフリーザに決死の戦いを挑む。結果は惨敗であり、まったく歯が立たず重傷を負ったものの、時間稼ぎとしての役目を充分に果たすことに成功する。ネイルは激昂したフリーザに放置され、その後に通りかかったピッコロの実力を認めて彼と同化することを願い出る。ピッコロをベースとして同化を行ったことで、ネイルの肉体と自我は基本的に消滅したが、彼の力と意志はピッコロへと受け継がれた[注 17]

ゲーム『ドラゴンボールZ Sparking! METEOR』では操作キャラクターとして使用可能。最強の戦士タイプとして、ピッコロとの戦いを楽しみにしていた様子が窺える。また初代ピッコロ大魔王やスラッグの異常さを感じ取っていた。『ドラゴンボール ゼノバース2』でも操作キャラクターとして参戦。サブシナリオでは、ナメック星のドラゴンボールを狙ってきたフリーザ一味を追い払うべく主人公と共闘する。

名前の由来は、カタツムリの英名スネイル[4]
最長老

声 - 滝口順平(Z第53話 - 第75話、改)、佐藤正治(Z第100話 - 第105話、ゲーム『ゼノバース2』)、増谷康紀(ゲーム『フュージョンズ』、『カカロット』)

かつてナメック星が異常気象に襲われた際、カタッツの子を除きただ一人生き残った龍族のナメック星人で当時はまだ7人の長老の内の1人だった。その後最長老となり、自ら100人以上のナメック星人を産み、再び繁栄に導いた。とても頭脳明晰で、民からの信頼も厚い。異星人についても詳しく、サイヤ人のみならず遥か遠い星に住む地球人の存在を認知しており、伝説の存在である超サイヤ人の名も口にした。頭に手を当てて人の記憶を探る、遠くから大概の予知ができるなどの超能力を持つ。人の潜在能力を引き出すことができ、劇中では悟飯やクリリン、デンデの潜在能力を引き出した。ブルマたちがナメック星に来た時には死期が近づいており、手と口以外は椅子に座ったまま動かさなかった。他のナメック星人に比べて身体が非常に大きい。スカウターの「ポイント8829401」地点にある2階建ての家の2階に住んでいる。

デンデがポルンガに3つ目の願い事を言おうとした時に寿命で死亡したが[注 18]、地球のドラゴンボールにより、「フリーザ一味に殺された者を生き返らせる」願いによって、フリーザ襲来による圧力によって寿命が縮まったという解釈から、わずかに縮んだ寿命の分だけ復活。デンデらナメック星人と共に地球に脱出した後、ムーリに最長老の任を委ねてこの世を去る。2度目の死は1度目とは違い、自分を尊敬する多くのナメック星人に看取られながら天寿を全うして消滅した。

また、彼の座っていた椅子は手すりと背もたれにドクロの飾りがない以外はピッコロ大魔王が座っていた物とデザインが同じであり、鳥山は「ピッコロ大魔王の頭の中にナメック星にいた頃の記憶が少し残っていたためではないか」と語っている[8]
ムーリ長老

声 - あずさ欣平(Z)、田中亮一(改、ゲーム『カカロット』)

元々はデンデの村の長老で、異常気象でほとんどのナメック星人が死に絶えた後、最長老が最初に生んだ子供。フリーザ一味に村が襲われた時、スカウターでナメック星人の居所を探っていることを見抜き、ドドリアの物も含めて(ザーボンの物はベジータの戦いを探っていて故障し、フリーザはギニュー特戦隊が到着するまでは装着していなかった)スカウターを全て破壊した。その結果、その後のフリーザたちのドラゴンボール探しの妨げとなり、さらにフリーザの部下や側近がベジータに襲われる要因にもなった。ドドリアによって殺されたが、地球のドラゴンボールで生き返る。最長老の没後、次代の最長老となった。最長老に任命されるだけあり、優れた能力を持っており、魔人ブウの頃までにポルンガの願いを何人でも生き返れるようにパワーアップさせる。アニメ版では、先代最長老から力を継承するシーンが描かれた。

名前の由来は、カタツムリ[4]
ツーノ長老

声 - 平野正人(改)

ナメック星の長老の1人。ベジータに村を襲われ村人全員が皆殺しにされた際に、子供もろともベジータに爆殺される。当時ベジータは既に「フリーザ一味」から離反していたため、後に地球のドラゴンボールで「フリーザ一味」に殺された者を生き返らせた際にも誰も生き返っていない[注 19]。アニメではドラゴンボール探しに来た悟飯の手で村人全員の墓が作られた。

名前の由来は、カタツムリの角[4]
その他
老人
声 -
園部啓一(改)ムーリ村の老人。フリーザに従わないムーリに対し、ザーボンに見せしめに殺される。その後ドラゴンボールで復活。
若者
声 - 真地勇志佐藤浩之(以上、Z)、藤本たかひろ石川和之松原大典(以上、改)ムーリ村の若者3人組。平常時で1000、気を解放した状態で3000ほどの戦闘力を持ち[36]、フリーザ軍の下級兵を壊滅[注 20]させるが、出撃したドドリアによって全員殺される。その後ドラゴンボールで復活。
長老
声 - 田中亮一(改)ナメック星の長老の1人。本名は不明。フリーザ一味に村を壊滅させられ、2個目のドラゴンボールである五星球を奪われた際、「揃えたところで貴様らには願いは叶えられん」と警告した。フリーザはこのことを単なる負け惜しみと思い気にも留めなかったが、後に事実と知り愕然とする。
『ドラゴンボールZ』オリジナルキャラクター
戦士タイプのナメック星人
声 - 真地勇志、
里内信夫アニメ『Z』にのみ登場するナメックの戦士。ネイルが時間稼ぎのためにフリーザと闘う直前に乱入。仲間3人で戦いを挑むが気で吹き飛ばされた。戦闘力は全員10000ほど。
『ドラゴンボール超』オリジナルキャラクター
ピリナ、サオネル
声 -
江川央生(ピリナ)、神奈延年(サオネル)『超』に登場する第6宇宙のナメック星人。


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